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【取材】鶯谷駅北口から約5分、東京ROCK 注目の場所、ROCK BAR SAKEBI。ジントニックをぜひ味わってほしい

鶯谷駅北口から約5分、ROCK BAR SAKEBI
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ロックは命の、火だ。


音楽を愛している、

命の火が聴こえる。



鶯谷に一風変わったROCK BARがあるという。

ライブのPAさんのようにこだわりのサウンドシステムを操り、繊細でもありながらも大迫力の音楽を鳴らしている。
そして月に一度、炊き出し活動を行い地域奉仕活動などもしている。
そのROCK BARの名はSAKEBIという。
鶯谷駅北口より、約5分の場所にある。今日は、スケジュールに余裕がある。
僕は、ためらわず、鶯谷に向かう。

鶯谷駅北口から約5分、東京ROCK 注目の場所、ROCK BAR SAKEBI

「トッシーが、ROCKに目覚めたきっかけはなんでしょう。いつ頃のことでしょうか。」

ROCKに目覚めたのは小学生の時です。大黒摩季さんのCDを買いに行ったところ、すごく惹かれるCDジャケットが目に入ってきました。それがブラックサバスの『TYR』というアルバムで。悩んだ末、結局購入しまして。

それからメタルやパンクを聴き漁るようになりました。その頃は、テレビにX JAPANがよく出ていて夢中になって観ました。激しいROCKにどんどん魅了されていきましたね。

「ROCK BAR SAKEBIをオープンするきっかけは、なんだったのでしょうか。」

元々鶯谷にある東京キネマ倶楽部というライブハウスで働いていたんです。6年くらい働いて、大切な思い出が幾つもあります。だから鶯谷は私にとってホームタウンという感覚です。自分の店を出したいと思った時は自然と鶯谷で探し始めていました。

「トッシーが想う、今までの№1ROCKアルバムはなんでしょう。」

キングクリムゾンの1stアルバムですね。初めて聴いた時は人生がひっくり返るくらい衝撃を受けました。中でも、21世紀の精神異常者は聴く度に圧倒される凄い曲だと思います。

「僕も、キングクリムゾンにはハマりましたね(笑)。お店の音響システムがとても凝っているということですが。」

いわゆるピュアオーディオではなく、ライブやコンサートでPAさんが出す音をイメージしたシステムです。スピーカーはADAMオーディオのS2Vという機種です。ノイズが少なく情感のある音が鳴る素晴らしいスピーカーです。電源周りやケーブル等、細かいところを上げるとキリがありません。

MANLEYというメーカーのイコライザーがこのサウンドシステムの要になっています。お客さんには、ライブの音みたい!とか、聴き慣れていた曲も違って聴こえる!と喜んでいただいていますよ。

サウンドシステム
サウンドシステム

「現在、世界的にレコードブームと言われていますが。レコードをかけようとは考えていないのでしょうか。」

SAKEBIはその場に合わせてDJのように曲を変えていくスタイルなので、デジタル音源の方が都合が良いです。レコードリリースがない曲もかけたいので、レコードにしようとは思いませんね。

「昔のROCK BAR、新宿のローリングストーンに、すごく影響を受けたと聞いていますが。」

そうですね。すべての始まりの場所だったと思います。DJがいて、踊るフロアもあるディスコスタイルなのに、軽い感じでなくて。そこに集まっていたお客さんは、皆、“ROCKが好きだ!”と叫んでいるように私には見えていました。ROCK BAR SAKEBIという名前にしたのも、新宿ローリングストーンの光景に影響を受けています。

「ROCK BAR SAKEBIを、どのようなROCK BARにしていきたいですか。」

特別な音楽体験ができるROCK BARでありたいと思っています。東京では一番音質のいいROCK BARだと思っているので、多くのROCKファンの皆さんに体験してもらいたいですね。



「外国人のお客さんも多いと、聞きますが。」

今の状況になる前は、観光客や短期滞在のお客様が凄く多かったです。上野・浅草・日暮里周辺に外国人向けの宿泊施設が多いので、ネットで調べてわざわざ来てくれますよ。SAKEBIのクチコミ欄は色んな言語で高評価してもらっているので、外国の方は安心して来れるのかもしれないです。

「一番人気のお酒はなんでしょうか。」

ジントニックが一番出ますね。お酒を提供する際は、作業一つ一つを丁寧に行います。一つでも疎かにすると味が変わってしまうので細心の注意を払います。ジントニックに限らずカクテルを作る際は、先ず、氷の霜を落とすリンスという作業をします。味をクリアにするための大事な行程です。

バーテンダーの修行時代に試行錯誤しながらジンとトニックの割合や、ライムを搾るタイミングを研究して今の味になりました。銀座のBARで出てくるようなカクテルが、鶯谷のROCK BARで飲めたら面白いなと思っていますよ。

ジントニック
ジントニック

僕は、トッシーが創ったジントニックを飲んでみた。
炭酸のスッキリとした味が、絶妙な香りとともにお口に薄い膜のように広がった。
想わず、「美味しい!!!!」と唸ってしまった。

もし機会があったら、ぜひ、トッシーのジントニックを味わってほしい。
お酒の世界が確実に変わる。

「トッシーにとって、ROCKとはなんでしょう。」

ROCKとは、自分がカッコいいと想うことをやり続けることですね。

「ROCKは死んだと言われたりしていますが。今後、ROCKはどうなっていくと感じていますか。」

いまよりジャンルの細分化が進んで、マニアックなものになっていくと思います。過去と今のROCKをミックスさせた聴いたことのない音楽が出てきてくれたらうれしいですが。結局、残っていくのは、王道のROCK'N'ROLLやBLUESやHARD ROCKなのではないかと思っています。

「いま一番気になるミュージシャンは誰ですか。」

ライブを観てみたいと思うのは、日本の「花冷え」というガールズロックバンドで、すごく気になっています。海外では「マネスキン」というイタリアのバンドがカッコいいですね。



「月1回、隅田公園で炊き出しを行っているそうですね。トッシーにとって、どんな学びがありましたか。」

私が炊き出しを始めたことで、周りの人が応援してくれたりボランティア活動を始めたりしたんですよね。優しさって広がるんだなと気づけたことが大きな学びだったと思います感性が広がっていくことは、ROCKにも繋がっている気がします。LIVE AIDみたいだなって。

ローリング・ストーンズ、クリーム、レッド・ツェッペリン、フェイセズ、ベック・ボガート&アピス、エアロスミス、ヴァン・ヘイレン、オアシス、ニルヴァーナ…、ROCKは生命の火のように、僕たちの未来を、僕たちの価値観を、そして僕たちの時代を動かした。

ROCKとは、生きる熱力であり、行動する熱力であり、やさしさの熱力だと想う。

音楽だけでなく、ROCKから生き方が生まれたのだ。

いろんな生活スタイルが生まれるなかで、ROCKというスタイルは、きっとこれからも生き残るだろう。

ロックバー叫び:店内・カウンター
ロックバー叫び
鶯谷駅近くのロックバー叫び

店舗情報

ロックバー叫び
ROCK BAR SAKEBI

東京都台東区根岸2-16-11

営業時間
20:00~4:00

定休日:日曜日

※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

※全席喫煙可


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ライター紹介

おがさわらせいか

小笠原聖佳:フリーライター、コピーライター、インタビュアー、吟遊詩人

2月生まれ。血液型:A型。 青森生まれ、静岡育ち。東京23区内在住。 広告と言葉とインタビュー、音楽をこよなく愛する。 毎日広告デザイン賞・最高賞/日経広告賞などを受賞。
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