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【取材】浅草のお蕎麦屋「十和田」の、伝説の街おこしのおかみ、冨永照子さんの自身2冊目の書籍「おかみの凄知恵」絶賛発売中!

浅草「十和田」のおかみ・冨永照子著。書籍「おかみの凄知恵」発売中!!!
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でるでる杭は、打たれない。



浅草「十和田」のおかみ・冨永照子著。
書籍「おかみの凄知恵」発売中!!!

この凄知恵とは、人に嫌われないようにしている人生はつまらない。
もっと、出る杭になりなさい。
出すぎる杭は、打たれない、と言う衝撃的な知恵本なのだ。

浅草のお蕎麦屋「十和田」のおかみとしてだけでなく。日本初のおかみさん会を創ったり、二階建てバスを浅草で走らせたり、浅草サンバカーニバルを開催したり、数々の浅草の街おこしへの貢献で有名な冨永照子さん。

このほど自身2冊目の書籍が発売された。タイトルは、「おかみの凄知恵」。
この凄知恵、という言葉、冨永さんが創った言葉だという。
僕は、さっそく書籍を取り寄せて、熟読し、お蕎麦屋「十和田」のおかみさんを訪ねた。

手打そば浅草:十和田

おかみさん自身の2冊目。『おかみの凄知恵』、を出版するきっかけは、なんだったのでしょう。

平成元年に、おかみの経済学、という書籍を出版したのですが。けっこう売れまして。おかみも、そろそろ年だし、おかみとしての最後の本を出版してみては?というお話が何年も前からありまして。じっくり塾考した結果、今がチャンスかなと思い、出版にいたりました。

『凄知恵』という言葉は、おかみさんが創った言葉でしょうか。

はい。そうです。私が年齢的にも、言える言葉かな、と思いまして。創りました。若いときだったら、言えない言葉ですよね。若いときは、勇気がなきゃだめ、ヤル気がなきゃだめ、元気がなきゃだめ、と、よく言っていましたけどね。(笑)。

読んでほしい方は、女性の方はもちろん、男性の営業マンの方にも読んでもらいたいですね。私は、生まれてからずっと商売人でしたから。商売人の人生の知恵として、営業マンの方にも役にたつと思います。

実際、この本を読んだ営業マンの方から、もっとがんばる、と、お電話を何本かいただきました。営業だけでなく、生き方に悩んでいる方にも、ぜひ、読んでもらいたい。

私は、4代、浅草で。慶応元年のおばあちゃんから、しゃれた言葉、粋な言葉の使い方をたくさん教わり、それが、今回の本の、『勇気、やる気、元気』や『いい子いい子は、どうでもいい子』などの短い言葉に生きています。

『勇気、やる気、元気』などの言葉は、どのようにして生まれたのでしょうか。

おかみさん会を創ったときも、そうだけど。私がいろんなところから叩かれるじゃないですか。やはり勇気をもたなくてはだめでしょ。やる気がないとダメ、元気がないとダメと、自分がいろいろ経験してできた言葉です。

みんなががんばってほしいから。悩んでいる人はがんばりなさいよ。私だって、いろんな悩みのなかで、がんばってきたのよ。と、メッセージしたかった。

人生には、近道はない、と言いますが。それについて、どう思いますか。

そうですね。人生に近道は、ないですね。近道したとしても、修復するまで時間がかかるし。急がば回れって、言うけど。近道は、ありそうでないですね。どこかで必ずこぼれる。やっぱり着実が一番いい。

それと、人間にもリズムがあると思います。運気がいいときと、悪いときと。一生、いいことだらけ。一生、悪いことだらけじゃないでしょ。リズムがありますよね。運がいい人は、うまくリズムにのったり、運が悪い人は、大事なときにヘンなことがおこる。

私のまわりにも運の悪い子はいますよ。なんであなたは、こうなっちゃうのって。それは、結局、自分が悪いんですよね。好き勝手なことをしちゃって。過去の悪いことは、必ず自分に戻ってきます。

これは、僕の経験なんですが。因果応報、悪いことをすると、必ず自分に戻ってくる。善いことも、自分にかえってくる。そういう考え方はどう思いますか。この因果応報の大切さを、京セラの創業者、稲盛和夫氏もご自身のご著書「生き方(サンマーク出版)」で語っています。人の悪口をいっても、自分に戻ってくると思います。

それは、ありますね。自分のしたことは、戻ってきますね。

おかみさんがよく言う、義理と人情については、どう思われますか。

私は、みんなが義理、人情をやめても。実行します。高度成長期に大切にされたことですからね。

おかみさんの最後のお仕事と、言われる、浅草を大衆芸能の街にするという想いは、今後、どのように実行していくのでしょうか。

舞台を創って。競馬、競輪、競艇をひとつの建物にいれて。そのあがりを一部いただいて。劇場を支えていきたいと思っています。

浅草は、景色がいいんじゃない。観音様と墨田川だけじゃ、人がこない。だから、劇場を創って、コントあり、レビューありの、若手芸人の登竜門の街にしたい。それが私のいまの夢です。

人生、80年以上、生きてきて。おかみさんにとって、人生とはなんでしょう。

私にとって人生とは、子どものころからガキ大将で。それを一生、続けられた。80過ぎまで続けられた。それが、私の人生でしたね。



おかみさんにとって、人間とはなんでしょう。

人間は、動物よりいいんじゃないの。人間とは、なにかと言うと。人間に生まれたのだから、人間がいいんでしょう。人間に生まれたのだから、それがいいと思わなきゃ。

今の若い人に、メッセージをいただけますか。

厳しく言うと。今の子は、人に嫌われないようにする。はっきりしない。みんなに迎合して、集団になってワイワイやっている。やはり自分の人生は、自分の旗印をあげて、行動にうつさなきゃ。

人に嫌われないようにしている人生は、一番よくない。つまらない、人生。いい子、いい子は、どうでもいい子なのよ。

人に嫌われることを恐れない、生き方。
これは、アドラー心理学ではないかと、僕は想った。
話題になったアドラー心理学を、おかみさんは実行していたのだ。
やはり、真理は、普遍である。
どこかで、繋がっている。

全員のみんなと仲良くならなくていい。
これは、最近、よく言われることである。

自分と合わない人とは、無理して仲良くする必要ない。
近づかなくていい。
これも、最近、よく言われることである。

それによって、自分という個性が死ぬことがない、自分という個性が活かされる人生をおくれる。これは、自分と集団のバランスである。
自分が自分であり続けるために、嫌われることを恐れない。
自分という人間にこだわり続ける。
それが、『生ききる』、ということではないだろうか。
『生ききる』、とは、これからの生き方の言葉なのだ。
『生ききる』とは、自分であり続けるための、新しい生き方なのだ。


\前回の取材インタビュー記事/
▼浅草の十和田蕎麦屋に取材。東京ではココでしか食べられない、個性的で美味しい暮坪そばがある

店舗情報

十和田 すしや通り店

住所:東京都台東区浅草1-13-4
電話番号: 03-3841-7375

営業時間:
[月~金]11:30~15:30(L.O.15:15)/17:00~22:30(L.O.22:15)
[土]11:30~22:00(L.O.21:45)
[日]11:00~21:00(L.O.20:45)

交通手段:
つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩3分
東京メトロ銀座線 田原町駅 徒歩4分
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線 浅草駅 徒歩5分
都営地下鉄浅草線 浅草駅 徒歩7分

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ライター紹介

おがさわらせいか

小笠原聖佳:フリーライター、コピーライター、インタビュアー、吟遊詩人

2月生まれ。血液型:A型。 青森生まれ、静岡育ち。東京23区内在住。 広告と言葉とインタビュー、音楽をこよなく愛する。 毎日広告デザイン賞・最高賞/日経広告賞などを受賞。
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