東京都観光汽船のホタルナで、隅田川クルーズを楽しもう!宇宙戦艦ヤマトの松本零士氏がデザイン

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お散歩が気持ちの良い季節になってきましたね。

水辺の空間は、景色が開けて空が広く、私たちに憩いと季節の訪れを感じさせてくれます。
隅田川沿いをのんびり歩くのは本当に気持ちが良くて、遠出せずとも気軽に気分転換ができる、まさに都会のオアシスです。


散歩中の私の横を、水上から追い抜いていくクルーザーや屋台船を何度か見かけますが、うらやましいなと常々思っていたところ、隅田川をゆくクルーズ船があるということを知りました。


今日は、天気の良い日に猛烈におすすめしたい、隅田川クルーズをご紹介します。


水上から隅田川沿いの街並みを見渡せます

今回ご紹介するのは、東京都観光汽船さんのクルーズ船、「ホタルナ」。

乗り場は浅草駅すぐの吾妻橋のふもとにある、東京都観光汽船の建物です。
吾妻橋は、あの有名なモニュメントの目立つ、アサヒビアホールのビルがあるふもとにあるので、誰でもでも迷うことなくたどり着くことができそうです。

出航は1時間に1本程度。天気のいい日は乗り場で行列になっているのをよく見かけます。
チケットは、この乗り場の券売機で購入するほか、ネットで簡単に事前購入できる制度もあるので、確実に乗りたい方はそちらを利用しても良いかもしれません。

運行ルートは、浅草を出発し、隅田川を南下。隅田川にかかるいくつもの橋をくぐり、東京湾へと出ます。お台場のシンボル・レインボーブリッジをくぐったのちに、お台場海浜公園に到着するコースです。

クルージングとしておすすめしたいのは、もちろんのこと移動手段として利用してもこれほどおしゃれなものはないかと思います。

ぜひ一日のお出かけプランに組み込んでみてはいかがでしょうか。

時間は約1時間のクルーズで、料金は、大人一人1720円です。
尚、東京都観光汽船さんには、その他多くの種類の船があるのですが、細かな船の種類によって時間や料金は異なりますので、詳細は公式ホームページをご覧ください。


道中はゆったりと、川の上から隅田川沿いの眺めを楽しめます。
見慣れた街並みも、水上の高さから眺めてみるのは新鮮で、新たな発見がありそうです。

眺めのよさそうな隠れたカフェも、川のほうから眺めてみることで、発見できるかもしれませんね。
いろはめぐりにもリバービューのおすすめカフェがいくつか紹介されていますが、まだ発掘されていない隠れた名店を自力で発見したい方は、クルーズ船に乗って探すというのも新しい方法かもしれません。

おしゃれな船内が抜群にセンスがいい!

隅田川をのんびりくだる船は他にもありますが、なんといっても、他の船とは一線を画すデザインが抜群にかっこいいことがこの船を推したい一番の理由です。
シルバー・メタリックの流線形のボディに、ガルウィングの扉という本格派。

船のデザインに携わったのは、なんと宇宙戦艦ヤマトでおなじみ、アニメの巨匠松本零士氏です。
宇宙船を思わせる近未来的なデザインをみているとそれも納得できるでしょう。
船名「ホタルナ」は、「ホタル(蛍)+ルナ(ラテン語で月)」という松本氏の思いが込められているそうです。

外見のかっこよさだけでなく、船内も広々としていて、シンプルながらもかっこいい空間です。
船内は黒いソファが置かれています。指定席のような制度はないので、お気に入りの場所を見つけて、景色を楽しんでください。
やはりおすすめは、ひろい窓を堪能できる船体両脇のベンチ。人気なので、ここに座りたい方は、早めに乗船待機列に並ぶことをおすすめします。


ガラスの面積がとても多いため、車窓からの景色が広く取れて、贅沢です。
船内は広々としていて、基本フラットなつくりになっているので、子供連れの方も安心です。


私は昼間に乗船したので味わえていないのですが、日暮れ後は、床に設置された間接照明が際立ち、より一層SFの空間が楽しめるそうです。
暗闇に映える寒色のライトには、なんだからドキドキしてしまいそう…!!


船内では同氏の代表作「銀河鉄道999」のキャラクター、星野鉄郎・メーテル・車掌さんたちの船内放送を聞くことができます。
年配の方も、きっと楽しめると思います。ドンピシャの世代である両親を乗せてあげても喜んでもらえそうだなあと思いました。

隅田川を離れると、船上に出ることができます。

途中寄港する日の出桟橋を過ぎると、お台場までは、船体屋上に用意されているデッキに出ることができます。船外で、潮風を体いっぱいにうけて、景観を楽しみましょう。


いくつか船の種類がありますが、船上に出られない船の種類もありますので、ご注意くださいね。

目前にはレインボーブリッジが!東京に暮らしていれば、レインボーブリッジを眺める・渡る機会はそこそこにありますが、レインボーブリッジをくぐる経験は、なかなかできないのでは。

景色に圧倒されているうちにあっという間にお台場に着きました。

日常を忘れて、気持ちのいい時間を満喫できました!!


まとめ

なかなか遠出ができないこの頃。日常から離れてすっきりしたいこともなかなか難しいですね。

この「ホタルナ」なら、都内にいながら非日常を手ごろに、お手軽に味わうことができます。まるで一つのアトラクションを楽しんだような気持ちになりました。

お天気の良い日には、ぜひ浅草発のクルーズ船、楽しんでみてください。



東京都観光汽船
住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸1-1-1
アクセス:東京メトロ銀座線・東武伊勢崎線 浅草駅より徒歩1分
都営地下鉄浅草線 浅草駅より徒歩3分
公式HP




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ライター紹介

あずにゃん

フリーライター

空気のおいしいところが大好きなアラサー。ここコスパ良いなって褒められるのがなにより嬉しい。 てごろなのに、楽しい、しあわせ。台東区のそんなシーンをご紹介していきます。
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