会員登録
ライター募集
650 view

食べる

裏浅草:言問通り沿いにある、あんぱん専門店のあんですMATOBA。アンパンマンのあんぱんに癒やされる喜び

\ この記事をシェア /

はらぺこくんが、
はらぽこくんになる。

はらぺこくん。みんなで、おいしく、
アンパンマンのあんぱんを食べよう。


おなかがすいているはらぺこくんを、おなかいっぱいのはらぽこくんにするために、どこへでもビューンととんでいく、ぼくの、わたしの、みんなのヒーロー、アンパンマン。

きょうは、どこのこがおなかをすかしているかな。




僕の親戚の子どもが、この春、はじめて東京に遊びにきた。まだ、小学生。

どこに連れていってあげよう、何を食べさせてあげよう、悩みに悩んで、散々考えて。
子どもに、アンパンマンのあんぱんは食べたいかな?と、さりげなく聞いたところ、急に目がキラキラと輝きだした。


アンパンマンは、いまや大人から子どもまで受け入れられるスーパーヒーローである。特に子どもに大人気のアンパンマンのあんぱん。写真を見せると、ニコニコしながら食べてみたいと、応えてくれた。

アンパンマンのあんぱんといえば、浅草のあんぱん専門店、「あんですMATOBA」が有名。
いろんなあんぱんを、常時20種類以上揃えているお店だ。

季節によっては、シーズン限定のさくらあんぱん、ゆずあんぱんなども登場する。
まさに、浅草のあんぱんの聖地である。

春らしい陽気の日、僕は、親戚の子どもを連れて、浅草・あんですMATOBAに向かった。

アンパンマンのあんぱんは、売り切れる時間も早い。
早朝、お店に向かう。都営地下鉄の浅草駅から、言問通りに出て左折してまっすぐ、約10分でお店に着いた。



僕は、アンパンマンのあんぱんが売り切れていたら、親戚の子どもがかわいそうだと思い、前日に予約しておいた。

価格は、税込で1個、190円。

お店で名前を言うと、優しそうな女性がてきぱきとアンパンマンのあんぱんを包んでくれて。待っている間、子どもの目はピカピカしていた。

あんですMATOBAの店内は明るく、あんぱんを中心に、多彩なパンがきれいにディスプレイされていて。美味しそうなパンの味わいを醸し出していた。

とても穏やかな店内だった。

お店の中では、食せないので、言問通りを渡ったところにある石のベンチに座って食べることにした。

アンパンマンの顔がやさしく焼かれていて。

みているだけで、とても癒される。ふっくらとしてやわらかいアンパンマンのあんぱんを、手にとってひとくち食してみる。
ふあっとしていて。ぎっしり詰まっている繊細なこしあんの甘味が、お口にしみるように広がる。



アンパンマンは、あんぱんになってもヒーローなのだ。僕も、子どもも、無我夢中で食べた。
アンパンマン、ありがとう。アンパンマンは、あんぱんになっても、僕たちに夢を与えてくれた。



僕は、あんぱんを食べ終わると、ちょっと強くて、ちょっとやさしくて、ちょっとシャイなアンパンマンになった夢をみていた。




\ この記事をシェア /

ライター紹介

おがさわらせいか

小笠原聖佳:フリーライター、コピーライター、インタビュアー、吟遊詩人

2月生まれ。血液型:A型。 青森生まれ、静岡育ち。東京23区内在住。 広告と言葉とインタビュー、音楽をこよなく愛する。 毎日広告デザイン賞・最高賞/日経広告賞などを受賞。
おがさわらせいかの記事を見る

このライターの記事

から揚げの天才のデカから
新仲見世通りの老舗喫茶店、浅草の「銀座ブラジル」元祖ロースカツサンドは、カツサンドを越えた逸品
雷一茶
おがさわらせいかの記事を見る

  • お得な情報たくさんジェイコム
  • facebookTwitter
  • ランキング

    タグ一覧