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見どころ満載の上野公園!東京国立博物館内「表慶館」ってどんな場所?

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こんにちは、とくらです。

台東区の中でも特に多くの見どころを有しているのが上野公園周辺ですよね。

本当に調べれば調べるほどに見るところが出てきて、そろそろ上野までの定期券を買った方がいいような気がしてきました。

動物園に美術館に博物館、池もあれば古墳もある…

もう本当に見どころしかない…

カフェもレストランも寺もあって、春は桜まで見られる始末です…

上野、さすがに公園に集中させすぎでは…?

さて、そんな上野に、東京国立博物館という博物館があります。

今回は東京国立博物館内「表慶館」についてご紹介します。


表慶館

表慶館は上野の森内「東京国立博物館」本館の左側にある建物で、

明治33年に当時の皇太子(大正天皇)のご成婚を祝って作られた、日本初の本格的な美術館です。

建設費用は国民が奉納した資金約40万を元にしており、この金額は現在の貨幣価値に換算すると約20億円程だといいます。

ご成婚に際してこれほどの金額が寄付されるというのは本当にすごいことですね…!

緑青のアーチ型の屋根が特徴的で、明治末期の西洋建築を代表する建物として、重要文化財に登録されています。

設計したのは、J・コンドルの弟子で宮内省の建築家である片山東熊。

計画が始まってから7年もの歳月を経て建築されました。

外観は左右対称で、緑青の屋根に白い壁がとても美しい建物です。

しかし、この建物の見どころはその形状ではありません。

上部壁面の製図用具や工具、楽器をモチーフとしたレリーフや、内部インテリアや細かな装飾も見応えがあります。

設計した片山東熊は建築物は芸術作品であると考えていたそうで、その思想を強く感じさせる作品ではないでしょうか。

中に入る機会があればぜひ天井や床もよく見てくださいね。

きっとそのタイルの装飾や、天井画の美しさにも驚かされると思いますよ!

関東大震災や、空襲など数々の焼失・崩壊危機を逃れ、その姿を留めてきた表慶館ですが、やはり少しずつ外装は劣化していきます。

そのため、完成から97年後の2005年、屋根の葺き替えや耐震補強、クリーニングなど大規模な補修工事が行われました。

さて、美術館として建築された表慶館ですが、中ではどんな展示が行われているのでしょうか?

実は、現在は特別展・イベント開催時を除き休館しています。

次の特別展は2022年1月から始まるので、この機会にぜひ訪れてみたいですね!

>>ユネスコ無形文化遺産 特別展「体感! 日本の伝統芸能―歌舞伎・文楽・能楽・雅楽・組踊の世界―」

こちらの展示は、2022年1月7日(金)~2022年3月13日(日)開催です。

伝統芸能の舞台で実際に使用されている小道具や衣装、楽器の展示などを行います。

アクセス:

JR【上野駅】公園口 徒歩10分

JR【鶯谷駅】南口 徒歩10分 東京メトロ銀座線【日比谷線上野駅】 徒歩15分

千代田線【根津駅】 徒歩15分 京成電鉄【京成上野駅】徒歩15分

※東京国立博物館には、自転車・自動車の駐車場はありませんのでご注意ください。

会期:2022年1月7日(金)~2022年3月13日(日)

開館時間:午前9時30分~午後5時

休館日:月曜日、1月11日(火)

片山東熊

片山東熊は、明治期に活躍した建築家で、山口県に生まれました。

師は鹿鳴館やニコライ堂などをてがけた、J・コンドルです。

同期生に辰野金吾などがおり、勝手に建築家黄金世代では…!と興奮しております。

また、宮内省に勤務する傍ら、辰野金吾らと、現在の工学院大学(工手学校)を設立。

宮内省内匠寮には30年もの間在職することになります。

まさに日本の建築史に欠かせない人物の一人ですね。

なんと、片山は少年時代あの奇兵隊の少年隊員をしており、戊辰戦争にも参加しています。

この頃の縁で山縣有朋の後ろ盾があったそうです。

幕末期に活躍した部隊の一員から偉大な建築家が誕生していたんですね…

なんとも意外な経歴です。

現在では多くの作品が重要文化財に指定されており、特に迎賓館(旧東宮御所)は明治以降の建築物として初の国宝に指定されています。

新宿御苑御休所(東京都新宿区内藤町)、日本赤十字病院(愛知県犬山市の明治村に移築)、グランドプリンスホテル高輪貴賓館など、現在でも片山が手掛けた多くの建物を見ることができますよ。

100年以上もの間色あせることない作品を作り続けた生涯だったんですね…


まとめ

今回ご紹介した表慶館は、その装飾も含めて本当に芸術として作られた建物でした。

東京国立博物館には表慶館のほかにも様々な建築が展示されています。

上野公園、本当に怖い場所です。

公園内を本気で見て回ったらどれくらいの時間がかかるんでしょうか…

何度行っても見尽くせない、最高に魅力的な場所ですね。

ぜひ、上野にお立ち寄りの際は今に残る素晴らしい建築の数々もご覧ください!


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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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