乗り換え達人になろう!台東区で電車の乗り換えに便利な駅と絶対に乗り換えてはいけない駅
皆さんこんにちは!よしたにです。
電車で移動するときにたびたび登場するのが、乗り換え。
皆さんも普段電車で移動するとき、スマホで乗り換え情報をゲットしますよね。
よく見てみると、違う駅名なのにとても近くて乗り換えやすい駅や、逆に同じ駅名なのに乗り換えるためにめちゃくちゃ歩かなければいけない、不便な駅があるんです。
前者だと国会議事堂前駅(丸ノ内線、千代田線)と溜池山王駅(銀座線、南北線)、後者だと東京駅(各線→京葉線)などが有名。
ディズニーランドに向かうとき、京葉線に乗るのにずいぶん歩くな…と思いますよね、あれです。
個人的には、大手町駅で丸ノ内線から東西線に乗り換えるときに10分くらい歩いた記憶があって、あれはきつかったな、と…
そんなことを考えていたら、台東区内で乗り換えるときもそんなところがあるのでは?と思いました。
そこで今回は、鉄道ファンライターである私よしたにが体を張って、台東区内を乗り換えしまくります!
スマホに入っているストップウォッチ機能を使ってタイムアタックをしてみよう、という企画です!
ルールは3つ!
①各駅の改札から改札までの時間を計測する。
②歩くスピードは普通。エスカレーターを利用する際は歩かない。
③横断歩道を渡る必要がある場合は、信号待ちの時間は除外する。
これらのルールを守って、実践してみます!
ちなみに、筆者よしたにの身長は177cmです。
思ったより早い?と思ったら、身長も関係してるのかなと思っていただけたら幸いです。
では、出発進行!
乗り換えに便利な駅
御徒町駅(JR)→上野御徒町駅(都営大江戸線)
まずトライしてみたのは、JR御徒町駅からの乗り換え。
JR御徒町駅の昭和通方面出口を出て、右を見るともう地下鉄のマークが!近い!
階段を下りて案内通りに進むと、大江戸線の改札が見えてきました。
ストップウォッチを止めると…
約3分!
駅名からすると上野駅と御徒町駅の中間くらいでどちらからも行きづらいのかなと想像してしまいますが、御徒町駅から非常に乗り換えやすいことがわかりました!
鉄道ファンの視点からすると、大江戸線は開通してまだ歴史が浅い路線なのでかなり深い位置にトンネルを掘っていることが多く(六本木駅は日本の地下鉄で最も深い地下32.8mにホームがあります)、乗り換えしづらいイメージだったのですが…御徒町ではかなりすんなり乗り換えできそうです。
まだ便利な乗り換えがあります、御徒町界隈!
どんどんご紹介しますよー!(好きなことだと筆が進む進む)
上野広小路駅(銀座線)→上野御徒町駅(都営大江戸線)→仲御徒町駅(日比谷線)
先ほどの上野御徒町駅から、銀座線の上野広小路駅もすごく近いんです。
地下通路でつながっているので、案内通り歩いてみます。
1分50秒ほど!
大江戸線から銀座線への乗り換えもなかなか便利でした。
そして、この場所から大江戸線の上野御徒町駅を通り過ぎて、日比谷線の仲御徒町駅を目指してみます。
すると…
約5分!
朝夕のラッシュ時間帯はここまでスムーズに乗り換えできないかもしれませんが、乗り換えにはそこまでストレスにならない時間です。
ラップを分析してみると、上野御徒町駅から仲御徒町駅までは約3分でした。
一つだけ気になることがあるとすれば、上野広小路駅から仲御徒町駅へ向かおうとすると、地下通路で階段の上り下りが1回ずつあること。
なんかもったいない感じがするなと感じましたが、大江戸線の深さに合わせているのかもしれませんね。
御徒町界隈は比較的便利でしたが、今度は同じ駅名だけど絶対乗り換えてはいけない駅を二つご紹介します。
台東区にもあったんです…とんでもない駅が…
絶対に乗り換えてはいけない駅
さて、先ほどまでは駅名が違うのに実は便利な乗り換え駅をご紹介してきました。
今度は、同じ駅名なのにめちゃくちゃ乗り換えが不便な駅をご紹介します。
蔵前駅(都営大江戸線)→蔵前駅(都営浅草線)
一つ目は、蔵前駅。
以前マツコ・デラックスさんがテレビで話していたのを覚えていて、気になっていた蔵前の乗り換え。
試す絶好のチャンスです。
蔵前駅で立ちはだかる大きな壁は、地下鉄同士の乗り換えなのになんと地上乗り換えであるということ。
つまり、改札を出てからいったん地上に出て、また地下に降りなければならないんです。
さらに、大江戸線から浅草線の西馬込・京急線方面に乗り換えようとすると、地上に出る上に地上で横断歩道を渡らなければなりません。
夏が近づいてきた最近の蒸し暑い気候の中で、これはつらい…
測ってみると…
約6分。
これ、先述の通り横断歩道の信号待ち時間は除いているので、信号待ちに引っかかるともっとかかります。
これ、何とかならないんだろうか…
でも、これすらかわいいと思える最恐乗り換えがこの後待っていたのです。
それが…
浅草駅(銀座線、都営浅草線、東武線)→浅草駅(つくばエクスプレス)
前から地図で見て気にはなっていたんです。
この距離感。
今回は東武線の駅から歩いてみます。 横断歩道を渡り、雷門の前を通り過ぎ、しばらく歩いて大きな交差点を右折すると…
ありました、やっと。
で、ここを下りて改札にたどり着いた所要時間は…
…12分。
同じ浅草という駅名ですが、乗換駅と思い込んではいけません。
どうしてもつくばエクスプレスから東武線に乗り換えたければ、北千住駅で乗り換えるべきです。
地下鉄各線からも乗り換えは避け、できれば秋葉原駅まで出て乗り換えたほうが良いと思います。
体当たりの旅も終了。
くたくたになって帰りましたとさ。
まとめ
台東区の乗換駅調査をしてみましたが、いかがでしたか?
最後までお読みいただいた皆さんに、一つお得な情報を。
6月6日から、東京メトロでは乗換駅での乗り継ぎ時間がこれまでの30分から60分に延長されました。
この時間でエキナカを堪能するもよし、ちょっとおしゃれなランチを食べるもよし。
より時代に合わせた乗り換えができるようになってきているのですね。
台東区内をめぐる際は、お得なきっぷと乗換駅の知識を持って、お得かつ効率的な回り方をしちゃいましょう!
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皆さんの台東区の旅に、この記事が少しでもお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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