都内最古のお稲荷様?お祭りに、パワースポット、魅力がたくさん!奈良時代創建の下谷神社

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やっはろー!どうもこんにちは、メッシンタです!

突然ですが、皆さん「おいなりさん」って好きですか?

僕はお寿司屋さんとかお店にある、味がめちゃくちゃ染み込んでいるモノが大好きです。

普段何気なく食べている「おいなりさん」には、実は深い意味があったのをご存知ですか?

今回はそんな「おいなりさん」にかかわりがある下谷神社(したやじんじゃ)について紹介していきます!

それでは本編へ!


そもそも「お稲荷様」と「おいなりさん」って?

そもそも「お稲荷様」と「おいなりさん」について、詳しく分からない方もいるのではないでしょうか。

まずは「お稲荷様」から簡潔に説明します。

「稲荷」とは、穀物の神のことを指します。

字面からも分かる通り、稲(米)の豊穣・豊作を司る神様です。

「稲が生る」という意味だそうです!

すっごい分かりやすいですよね。

その由来は、大陸から稲作文化が流れてきた時と同じくしてやってきて、やがて日本の土着信仰と結びついたと言われています。

日本史で弥生時代に、渡来人らによって稲作文化が持ち込まれたというのを、薄らと記憶している人もいるのではないでしょうか?

その他にも、古くは食物を司る神を「御餞津神(みけつがみ)」と呼んでいたそうです。

そこからあやかって「三狐神(みけつがみ)」の字をあて、狐が「お稲荷様」として、神の使いになったとされています。

「お稲荷様」について分かったところで、次は「おいなりさん」について説明しますね。

「おいなりさん」の由来については皆さんも聞いたことがあるかもしれません。

狐が油揚げを好むという説があり、その狐が稲荷神社の神の使いである、という伝説のもと、「いなりずし」と名付けられました。

それを敬って、「おいなりさん」と呼ぶようになったようです!

下谷神社の歴史

下谷神社は、奈良時代に創建されました。

そして都内最古の「お稲荷様」でもあります。

祭神として、「大年神(おおとしのかみ)」を祀っています。

大年神は五穀を主宰し、産業を厚く守護する商売繫盛、家内安全のご利益がある神様とされています。

始まりは730年、分かりやすく言うと地方領主が、大年神と日本武尊(やまとたけるのみこと)の2神を上野忍ヶ丘に祀ったことにより、その歴史が始まりました。

上野という文字からも分かるように、当初は上野公園内に下谷神社は存在していました。

時が経ち、940(天慶3)年には、朝敵(天皇・朝廷の敵となった存在・人物の事を指す)平将門(たいらのまさかど)を討伐するために、関東へやってきていた藤田秀郷(ふじたひでさと)が下谷神社にて戦勝祈願を行い、その平定後には新たな社殿を造営しました。

ここに出てくる平将門とは、日本史でも武士の台頭の時代に出てきた、「平将門の乱」の張本人です。

この平将門が朝廷に対して反乱を行ったあたりから、武士の世の風潮の兆しが見え始めました。

源頼朝(みなもとのよりとも)による武家政権の成立(鎌倉幕府)、足利尊氏(あしかがたかうじ)による室町幕府の成立、戦国時代、果てには徳川家康(とくがわいえやす)による江戸幕府の成立へと繋がっていきました。

歴史は繋がっているということがよく分かりますよね。

江戸時代の1627(寛永4)年に上野の地に寛永寺を創建するに至り、下谷神社は現在の地へと移設されました。

寛永寺の記事を以前書かせていただいたのでこちらも是非ご覧下さい!

そして1872(明治5)年、下谷神社と現在の名称へと改称し、現在に至ります。

それまでは「正一位下谷稲荷社」と呼ばれていたそうです。

下町で1番早い夏祭り!

下町で最も早いとされているのが、例年5月に開催されている「例大祭」です!

引用:下谷神社公式HP

見て下さい、この写真を!

熱量が写真越しに伝わってきますよね!

「下谷神社大祭」は1000年以上の歴史を持ち、本社神輿の渡御(とぎょ)を行う「本祭り」と町会神輿の渡御だけの「陰祭り」が隔年に行われているようです。

令和2年の大祭の際にはなんと、ご鎮座1290年奉祝大祭として7000人もの担ぎ手により本社の神輿が担がれました。

僕はここまで規模が大きい祭りを知らなかったので、素直にびっくりしました!

さらに期間中には140店ほどの出店も出ています。

なんだかスケールが色々とデカいですよね。(笑)

この祭りにはぜひ行ってみたいです!

令和4年度、つまり来年の日程も既に決まっており、5月の6,7,8日(金土日)に行われるとのことです。

皆さんも是非行ってみて下さい!

パワースポットなど他にもたくさんの魅力が?

下谷神社はパワースポットにもなっています。

下谷神社は「水」、「芸能」のパワーが強いと云われており、水や芸能に関連する職業、また過去を水に流し、清算し新たな一歩を踏み出すのに良いとされています。

そういった形で神社に赴いてみるのも、また一興ですよね!

他にも下谷神社は様々な魅力があります。

かの有名な正岡子規の句碑があったり、奇席(落語)発祥の地を記念した碑も存在しています。


まとめ

ここまで見て下さってありがとうございました。

皆さんに少しでも「行ってみたい!」と思っていただけたなら、幸いです。

是非足を運んでみて下さい。

下谷神社について簡単にまとめさせていただくと、

・奈良時代創建という都内最古のお稲荷様
・下町で最も早く、規模もめちゃくちゃデカい大祭は行ってみるべし!
・「水」、「芸能」に特化したパワースポット
・他にも正岡子規の句碑や奇席発祥の地の記念碑が存在


といったところでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ジャネバーイ!

下谷神社
住所:東京都台東区東上野3-29-8
電話番号:03-3831-1488




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ライター紹介

メッシンタ

めぐり部/フリーライター

年齢/20歳。学歴/現役大学生。趣味/サッカーすることとサッカー観戦。性格/素直。 夢/死ぬまでにイングランドのリバプールに行ってホームスタジアム・アンフィールドで生観戦すること。 後はお金持ちの妻子持ちになること。
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