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台東区の神社の由来と主祭神について~元三島神社~御朱印帳を持って出かけよう!

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こんにちは、とくらです。

台東区には浅草寺を始めとして多くの寺社仏閣があります。

お寺や神社は土地との結びつきが強く、地域で大きな役割を果たす場所です。

また、その祭神のルーツを知ることで、より一層地元の神社への愛着が湧くのではないでしょうか。

いくつかの記事にわたって、私とくらが独断と偏見で選んだ台東区の神社と祭神について少し書かせていただきたいと思っております。

前回の記事はこちら♪
▼台東区の神社の由来と主祭神について~諏訪神社~御朱印帳を持って出かけよう!

今回は、多くの神社の中から元三島神社をご紹介します。


元三島神社とは

元三島神社は東京都台東区根岸にある、大山祇命を祭神とする神社です。

鶯谷駅から徒歩1分というアクセスの良い場所にあり、参拝しやすいですね。

北口を出てすぐの場所にあるため、迷う心配もありません。

地域では「三島さま」という愛称で親しまれています。

個人的に、神社や神様が〇〇さまという呼び方で身近なものになっているのは何だか素敵だなと感じます。

創建の由来は鎌倉時代という歴史ある神社ですが、現在の社殿は1976年に新築された比較的新しいものです。

創建時は上野山(現在の上野恩賜公園)にあったのですが、江戸時代、幕府から2度も立ち退きを命じられ、何度かの移転を経て現在の元三島神社が創建されました。

上野恩賜公園には現在も多くの寺社がありますよね。

上野の山に神様をお祀りすることは多かったのでしょうか。

この移転の中で、現在台東区下谷には「三島神社」という神社が存在しています。

ルーツは同じ神社だったんですね。

現在の元三島神社がある場所には、元々熊野神社があったため、合祀する形となりました。

熊野神社は熊野権現を祀っており、元三島神社の主祭神は大山祇命と伊佐那岐命となっています。

(ちなみに、この権現とは、本地垂迹思想(神仏習合の考え方の一つ)で「神様は仏様が仮の姿でこの地に現れたものだ」という意味の言葉です。)

大山祇命(オオヤマツミ)

大山祇命は、大山津見神、大山祇神、大山積神、大山罪神とも表記される神様です。

「大山罪」とはなんとも他の漢字と随分雰囲気が異なりますね。

実際には、「オオヤマツミ」というのは「大いなる山の神」というような意味になるそう。

現代だとこの字は当てないだろ、という感じがしますが、何かしらその当時そう表記される伝承があったのかもしれません。

神様には多くの呼称や表記があり、この由来を見ていくのも面白いものです。

また、呼称の変遷や、神が下り妖怪として扱われたり、別の神と同一視されたりという不思議な現象もとても面白いので、ぜひ地元の神様についても調べてみて欲しいです。

さて、話が少しそれましたが、大山祇命は「古事記」では伊邪那岐命と伊邪那美命の間に生まれた神とされています。

なるほど。主祭神として一緒に祀られているのも納得です。

伊邪那岐命とは親子の関係にあったんですね。

オオヤマツミを祀る神社は、全国になんと1万318社もあるそうです。

めちゃくちゃ祀られている…!

これは日本の神話に出てくる神様の中で5番目に多い数らしく、その地域ごとで様々な信仰と結びついています。

元三島神社は、武功を上げたことからその神恩を感じて創建されましたが、他にも山岳信仰や、酒造などとの結びつきもあります。

「大いなる山の神」という名前から、山岳信仰との繋がりはすぐにわかりますが、酒造とオオヤマツミの関りは一体どのようなものなのでしょう。

実は、オオヤマツミは、初めて酒を造り神々に献じた神様なのだそうです。

酒造りの祖神とされており、別名は「酒解神(サケトケノカミ)」。

まさか大いなる山の神様が酒造りの神でもあったとは…!

こういうところなんですよね!

神様の面白さ!

有名な神様と有名な神様が別名だっただけで同じ神様だったんかい!というパターンです。

更に、ヤマタノオロチを退治する際に、スサノオノミコトが作らせた「八塩折之酒(やしおりのさけ)」は、なんとオオヤマツミの子どもたちが作ったということで、子どもたちも、酒の神として尋常ならざる活躍を見せています。

これは、この神様の子どもこの神様だったんかーい!のパターンです。

ちなみに、映画『シン・ゴジラ』のヤシオリ作戦はこの「八塩折之酒」からその名が取られているんですね。

日本の神話の中では、神様は大体子だくさんですが、例にもれずオオヤマツミもたくさん子どもをのこしています。

その中には有名な神様も多くいるので、子どもたちの伝承や伝説を合わせたらそれははすごい数になることでしょう。


まとめ

さて、今回は元三島神社とその祭神についてご紹介しました。

ほとんど主祭神大山祇命の話と、神話面白すぎ、というお話に終始してしまいましたが、その神社の神話の中での位置付けや伝説・伝承を知ってから参拝すると、お願いしたいことも変わってくる気がしませんか?

また、「かかわりの深いあの神社にも行ってみよう!」と思えたら何だか楽しく神社巡りができそうです。

次はどんな神社について紹介しようかとワクワクです!



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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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