【飲みレポ】酸っぱい派?苦い派?蔵前にある「珈琲焙煎処 縁の木」で自分好みのコーヒー豆に出会う

大人になっていくにつれ、美味しいと思えるようになったコーヒー。
私は、毎日のように口にしています。
カフェや喫茶店のコーヒー、缶コーヒー、自分で淹れるコーヒー、最初は全部同じ“苦い飲み物”という認識しかしていませんでした。
しかし、最近ではコーヒーの中でも個性を感じるようになってきて、飲み比べをするのにはまっています。
とはいえ、まだしっくりくるお気に入りのコーヒー豆に出会っていません。
ということで今記事では「自分好みのコーヒー豆に出会う」をテーマに、いくつかのコーヒー豆と実際に飲んでみた感想を紹介していきたいと思います!
素敵なコーヒー豆に出会えたので、ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。
珈琲焙煎処縁の木でコーヒー豆を選ぶ!
今回足を運んだのは、蔵前に位置する「珈琲焙煎処 縁の木」さん。

ここでは、美味しいコーヒー豆を購入できるだけではなく、自分好みの焼き加減で豆を焙煎してもらえたり、色んな種類の豆を合わせて1.2㎏からオリジナルブレンドを作ってもらえたりすることができます。
私の目的は自分好みのコーヒー豆に出会うこと。
しかし、コーヒー豆についてよく知らないのが難点です。
ということで、縁の木スタッフの上田さんと丸山さんにお話をお伺いしながらじっくりとコーヒー豆を選んでいくことにしました!
最初に気になったのは“縁の木ブレンド”と“春ブレンド”。


縁の木ブレンドは以前購入したことがありますが、香りが良くとても美味しかったです。
春ブレンドは、丸山さんが特別に淹れてくださって、試飲してみるとすっきりとした味わいで、ごくごく飲めました!
どちらも飲みやすいですが、私は少し甘みを感じる春ブレンドのほうがお気に入り。
次に気になったコーヒー豆は“サントス プレミアム ショコラ”。

コーヒーなのに、ショコラ?と思わず目を奪われてしまいました。
上田さん曰く、香りや喉元を通った感じがチョコレートを食べた後のようにふわっとするんだそうです。
どんな味や香りがするのかとても気になったので“サントス プレミアム ショコラ”と先程試飲した“春ブレンド”を購入することにしました!
さらに、選んだ豆は焙煎具合も自分好みに調整できます。
焙煎の時間が短ければ、浅煎りで酸っぱく、長ければ深煎りで苦くなるそうです。
まだ自分の好みがよく分からない私は、上田さんと丸山さんの提案で“サントス プレミアム ショコラ”を浅煎りと深煎りに分けて焙煎してもらうことにしました!
1種類100g単位で、1回に100g~400gまで焙煎してもらうことが可能です。
焙煎される前の生の豆はこちら。

皆さんがよく見るコーヒー豆は茶色や黒っぽいものだと思います。
しかし、焙煎する前の豆はこんなにもうす茶っぽいのです。
初めて知りました……!!!



どんどん豆が茶色になっていくのがわかりますよね!
ある程度豆が焼き終わったら1度冷却室に入り、外気からの空気を入れ込むことによって急速に冷やしていくそうです。
2分ほど経つと……

よく見るコーヒー豆に近くなってきました!
しかし、まだ完成ではありません。
続いては、コーヒー豆の皮(チャフと言うそうです)を飛ばす作業を行います。
まるで鰹節が舞うようにコーヒー豆の皮が飛んでいきます。
その後は、欠点豆という豆になれなかった子たちを取り除く作業を行うのですが、これが至難の業。

素人の私には、普通の豆との見分けが付きませんでしたが、上田さんは手作業で欠点豆をあっという間に取り除いていきました。
まさしく職人技ですね!
欠点豆が混じっていると、美味しくなくなってしまうので、この作業はとても大切なんだそうです。
完成した豆はこちら。

〈浅煎り〉

〈深煎り〉
1枚目が浅煎りにしてもらったもので、2枚目が深煎りにしてもらったものです。
同じ豆でも浅煎りは、茶色っぽくてマット感があり、深煎りの方は黒っぽくて光沢があります。
見た目からこんなに違うなんて驚きですよね!
今回私は、豆で用意していただきましたが、コーヒーミルをお持ちでない方は、挽いた後の粉の状態で用意していただくことも可能です。
また、縁の木には他にも30種類近くのコーヒー豆が取り揃えられています。
その中でも1番のおすすめは何かと上田さんに尋ねてみると、
「おすすめと言われると難しいですが“私こんなコーヒーが好きです”って言っていただけたら、それに合わせたような豆を提案できます」
と話してくださいました。
コーヒーは酸っぱいほうが好きという方もいれば苦いほうが好きという方もいますからね。
誰かのおすすめの豆よりも、自分好みの豆を提案していただけるのはとてもありがたいです(^^)
縁の木のコーヒーを飲み比べ!
購入した“春ブレンド”と“プレミアムショコラ”の浅煎り、深煎りを社内で試飲会!
せっかく3種類あるので、飲み比べてみました。

第一回試飲会
第一回試飲会は春にぴったりの春ブレンドを使用しました。
春ブレンドはすっきりとした万人受けの味わいなので、好き嫌いが分かれにくいと思います。
豆の色はだいぶ薄め。朽葉色(くちばいろ)のようです。

コーヒーミルで豆を挽きます。

個人的に豆から挽いている時間がとても好きです!
豆が削れる音と、徐々に漂ってくるいい香り……。
これぞコーヒーを作るときの醍醐味ですよね。
味覚と嗅覚がダブルで癒されてリラックス効果が得られる気がします。
ドリッパーに設置しお湯を注いだら、先ほどまでのいい香りが更に広がってまた癒され……。

上田さんにコーヒーの美味しい入れ方をお伺いしたところ「1番は気持ちを込めること」とご教授いただいたので、美味しくなるように願いを込めました!(笑)
出来上がったコーヒーがこちら。

やはり春にふさわしいさわやかなクセのない味わいでした。
クセと苦みが少ないのでブラックコーヒーが苦手という方にも飲みやすいのではないかと思います!
和菓子との食べ合わせが良いとのことなので、今度はお茶菓子などと一緒にいただきたいです。
夏、秋、冬のブレンドはどんな味がするのでしょうか。
季節に合わせたコーヒー豆、お洒落すぎる……!
第二回試飲会
第二回試飲会はプレミアムショコラの浅煎りと深煎りの飲み比べ!
縁の木のコーヒー豆は、焙煎具合を“浅”“中”“中深”“深”“極深”の5段階から選べます。
今回は“浅”と“深”で比べてみました!
豆を比べてみるとかなり色味に違いがあります。
焙煎の時間が長い深煎りは黒光りするほど黒いです!

確かに豆を削っているときも微かにチョコレートのような甘さを含んだ香りが鼻をかすめました!
ずっと嗅ぎたくなってしまうようないい香りです。
できあがったコーヒーはこんな感じ。

写真だとわかりにくいですが、深煎りコーヒーの方がだいぶ濃い色。
肉眼でよく見ると差がよくわかりました!
飲んでみた感想は満場一致で『全然違う!!』
お話を伺った通り、浅煎りは酸味が強めで、苦みはあまり感じません。
深煎りは酸味がほとんどなく、ビターな味わい。
同じ豆を使っているのにこれほどまで味に違いがでるとは驚きでした。
共通しているところは、本当に喉元を通る瞬間にチョコレートを感じられる点です。
どういうことか不思議に思うかもしれませんが、飲んでみたら共感していただけると思います。
社内では浅煎り派、深い煎り派が綺麗に分かれました!
私は断然“浅煎り”派 (^^)
自分の好みがわかると今後コーヒー豆を購入する際に何を買うかチョイスしやすいですよね。
今回はプレミアムショコラの浅煎りと、深煎りで飲み比べをしましたが、今度は他の豆でも比較してみたいです!
まとめ
蔵前に位置する「珈琲焙煎処 縁の木」はいかがでしたか?
素敵なコーヒー豆に必ず出会えると思いますので、ぜひ皆さんも自分好みのコーヒー豆を探しに行ってみてくださいね!
まずは「縁の木ブレンド」と「-季節のブレンド」を試してみてほしいです!
また、縁の木は隔週でお家におすすめのコーヒー豆が届く、定期便のご用意もあります。
どんなコーヒー豆が届くのかウキウキしますよね♪
ぜひ縁の木を利用して、より良いコーヒーライフを楽しんでください。
珈琲焙煎処 縁の木
住所:〒111-0055 東京都台東区蔵前2-3-1
営業時間:12:00~17:00
定休日:月曜日、水曜日、日曜日 祝日
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
電話番号:050-3701-1178