上野、谷中、蔵前、入谷で味わう。現代×レトロなネオ喫茶4選

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昭和レトロな純喫茶+令和時代の喫茶店の融合


近年「ネオ喫茶」と呼ばれる新しい喫茶店ジャンルが増えているのはご存じでしょうか?

喫茶店と聞くと昭和のイメージが強いですが、最近は喫茶店巡りが若い世代にもブームとなり、今や新しいエンタメとなっています。

ネオ喫茶とは、そんな昭和レトロな雰囲気に現代らしさが交じり合い、エモーショナルな気分に浸れる喫茶店として密かにブームになりつつあります。

その勢いは急速に若い世代を席巻し、テレビ番組「幸せ!ボンビーガール」でも、ネオ喫茶を地方にオープンしたいという女性に密着したりと今注目されています。


出典:「岐阜県の長閑な田舎町に“ネオ喫茶”を作りたい!ちょっとズボラな開業ガールに密着!」

上野を始めとする台東区は昔ながらの喫茶店が多いエリアですが、そんな台東区にもネオ喫茶がいくつかオープンしています。

ここでは、新しいのに懐かしい、2021年大注目のネオ喫茶4店舗を紹介していこうと思います。


不純喫茶ドープ 2号店 上野

「不純喫茶ドープ」は中野に2020年7月末に誕生した途端にSNSなどで話題となり、ネオ喫茶の認知度を高めたお店でもあります。

昼は喫茶店、夜は喫茶酒場となるのが特徴で、写真映えするレトロかわいいクリームソーダが人気。

そんな不純喫茶ドープの2号店として、上野店は10月末にオープン。中野店と同じく以前の建物の居抜きになり、40年ほど続いた喫茶店〈カフェ ヴェルデ〉の内装をできる限り残しています。中野店はテーマカラーが青なのに対し、上野御徒町店は緑など、少し違いもあって楽しめます。

 
 
 
 
 
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出典:不純喫茶ドープ@kissadope


正統派のクリームソーダも、カラフルで何ともフォトジェニック。

フードメニューも、昔懐かしい太麺ナポリタンや、少し固めの「昭和プリン」など、レトロメニューが盛りだくさんです。

不純喫茶ドープ 上野御徒町店
住所:東京都台東区上野1-8-3上野鈴木ビル1F
営業時間:12:00~22:00 (金土のみ23:00まで)
定休日:なし
アクセス:JR御徒町駅から徒歩6分、東京メトロ湯島駅から徒歩3分
備考:現金不可

喫茶ニカイ 谷中

散歩エリアとして人気の高い谷根千エリアに、2019年9月にオープンした「喫茶ニカイ」。

雑貨屋の二階にあり、青色の壁とこだわりのインテリアで飾られたおしゃれな空間が特徴です。

そんな喫茶ニカイの看板メニューは、店内に溢れる透明感を切り取ったような、青と白の「ニカイのクリームソーダ」。

 
 
 
 
 
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出典:喫茶ニカイ@kissa.nikai


他のメニューも、エスプレッソアイスがジュワッと溶け出す「ニカイのフレンチトースト」や、「名物“塩もつ煮込み定食”」や「ミニコーンビーフ丼」などがあり、スイーツから食事系メニューまでバラエティー豊かです。 


喫茶ニカイ
住所:東京都台東区谷中6-3-8 2F
営業時間:11:00〜18:00
定休日:水
アクセス:地下鉄千代田線千駄木駅より徒歩5分

バーガー喫茶チルトコ 蔵前

バーガー喫茶チルトコは2020年7月にオープンした、ハンバーガーと喫茶店を同時に楽しめる唯一無二のお店です。

『チルトコ』の「チル」は、英語のchillで、「リラックスする」「くつろぐ」などの意味があり、それに「トコ(所)」を掛け合わせ、「誰もがゆったりできる場所」というお店のコンセプトを表現しているとのこと。

こちらのお店のクリームソーダは浅草エリアにちなんで雷型のクッキーがのった「KAMINARI クリィムソーダ」。なんと16種類もあり、竹炭を使った「くろ」はパインカルピス味、「とうめい」はミント味など、色ごとに味も異なるそう。

出典:バーガー喫茶チルトコ@chilltoco_burger


ハンバーガーは専門店にも引けを取らない本格派。「角煮バーガー」「わさびアボカドバーガー」「味噌エッグバーガー」「照り焼きエッグバーガー」など、和のテイストを取り入れたオリジナリティあふれるバーガーが並びます。


バーガー喫茶チルトコの記事はこちら
▼角煮バーガー?ガチで人生一番美味しかったハンバーガー店をご紹介!体当たりのめぐり旅 in バーガー喫茶 チルトコ【蔵前】

出典:バーガー喫茶チルトコ@chilltoco_burger


ハンバーガーと喫茶店メニュー、意外な組み合わせですが相性最高。クセになること間違いなしです。

バーガー喫茶チルトコ
住所:〒111-0051 東京都台東区蔵前4-33-1 HERMITAGE ASAKUSA 1F
営業時間:11:30~17:00(金土のみ11:30~21:00)
定休日:不定休
アクセス:都営大江戸線 蔵前駅より徒歩約3分


rebon Kaisaiyu(レボン快哉湯) 入谷

rebon Kaisaiyu(レボン快哉湯)は、2020年7月にオープン。1928年から約90年間、地元の銭湯として世代を超えて愛された「快哉湯」が惜しまれつつも営業を終え、カフェとして生まれ変わりました。

「人々の記憶が詰まったこの建物を未来に残したい」というオーナーの想いを受け継ぎ、銭湯として賑わっていた当時の雰囲気そのままに感じることができます。

 
 
 
 
 
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レボン快哉湯@rebon_kaisaiyu


メニューのテーマは「マリアージュ」。名店で修行を積んだ台東区出身のバリスタが淹れる自家焙煎のコーヒーと、農園直送の果物で作る自家製アイスクリームのマリアージュを楽しめます。

お店が提案するマリアージュの楽しみ方はこちら。

1. コーヒーをひとくち飲みます。

2. 続いてアイスクリームを食べ、口の中にアイスクリームが残っている状態でコーヒーを飲みます。(今までにない味の変化にきっと驚きます!)

3. 残ったコーヒーはアイスクリームにかけて。

味の組み合わせにより、その魅力が何倍にも引き立つという「マリアージュ」。ぜひ一度は体験してみたいですね。

レボン快哉湯の記事はこちら
▼銭湯が生まれ変わったおしゃれカフェrebon Kaisaiyu(レボン快哉湯)入谷駅から徒歩ですぐ。旧銭湯から人気喫茶に変身

レボン快哉湯 
住所:〒110-0004​ 東京都台東区下谷2-17-11
営業時間:12:00~19:00(土日祝:10:00〜19:00) 
定休日:不定休 アクセス:東京メトロ入谷駅より徒歩2分  JR鶯谷駅より徒歩9分

まとめ

ここまで、台東区にあるネオ喫茶4店をご紹介してきました。

中には、昔から地元で愛されてきた店舗を受け継ぎ、ネオ喫茶として生まれ変わったお店も。昔ながらの純喫茶へのリスペクトと令和の新しい雰囲気を感じられる、まさにエモいお店ばかりですよね。

味はもちろんのこと、見た目にも美しいフォトジェニックなネオ喫茶。台東区にはたくさん観光スポットがありますから、歩き回って一休みしたい際は立ち寄ってはいかかでしょうか?







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ライター紹介

くまりら

インタビュアー、ライター

93年生。縁あって、前職では有名少年漫画作品の編集をいくつか担当。 歴史ロマンのあるもの、美味しい食べ物、韓国アイドル、エンタメが好き。
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