【浅草】地元民に愛される名店「十八番」で絶品ニラソバを堪能!極上の町中華体験
観光客で連日賑わいを見せる浅草。その中心地から少し歩いた路地裏に、地元の人々から絶大な支持を集め続ける老舗の町中華「十八番」があります。昭和の風情を色濃く残す佇まいは、数々のメディアでも取り上げられる浅草エリア屈指の有名店です。
この浅草の地で25年以上暮らし、数々の下町グルメを食べ歩いてきた筆者にとっても、「十八番」は定期的に無性に足を運びたくなる特別な存在。活気ある店内で鍋を振るう小気味良い音を聞きながら、熱々の中華を頬張る時間は至福のひとときです。今回は、浅草で本物の町中華を体験したい方に向けて、基本情報や豊富なメニュー、そして必食の看板メニュー「ニラソバ」の実食レポートをお届けします。
十八番 の基本情報

十八番
アクセス:つくばエクスプレス「浅草」駅 徒歩約4分
東京メトロ銀座線「田原町」駅 徒歩約6分
営業時間:11:00~14:00
17:30~20:00
定休日:日曜日・祝日
決済方法:現金のみ
予算:1,000円前後
つくばエクスプレスの浅草駅や田原町駅から徒歩圏内、かっぱ橋道具街にもほど近い西浅草エリアに位置しています。赤い看板と暖簾が目印で、店内は厨房を囲むカウンター席とテーブル席が配置された、まさに「王道の町中華」といった活気あふれる空間です。
昼時や週末には行列ができることも珍しくありませんが、回転が早いため比較的スムーズに入店できます。営業はランチとディナーの二部制。定休日は日曜日と祝日となっているため、観光や散策の合間に訪れる際は曜日に注意して足を運びましょう。
十八番 で楽しめるメニュー

十八番のメニューは、麺類と飯類が両方とも豊富に提供されており、どれを選んでもハズレがないのが大きな魅力です。
麺類では、昔ながらのホッとする味わいの「ラーメン」(800円)をはじめ、熱々の餡がたまらない「ウマニソバ」や「モヤシソバ」(各1,000円、900円)、そして十八番の代名詞とも言える大人気の「ニラソバ」(900円)などがズラリと並びます。「トクニラソバ」(1,000円)というワンランク上のメニューもあり、その日の気分やお腹の空き具合で選ぶ楽しさがあります。
御飯も非常に充実しており、町中華の腕が試される「チャーハン」(950円)は多くの常連客が頼む逸品。さらに「五目チャーハン」や「カニチャーハン」(各1,050円)、ガッツリ食べたい時に嬉しい「中華丼」(950円)や「マーボ丼」(1,000円)など、食欲をそそるラインナップが揃っています。
さらに嬉しいのが、「麺類とイタメ類のセットの部」として用意されている「半分のチャーハン」(550円)や「ぶためし」(550円)の存在。「麺だけじゃ少し物足りないけれど、一人前のご飯ものは食べきれない」という時に痒い所に手が届く絶妙なボリューム感で、お好みの麺類と組み合わせて自分だけの最強セットを作ることができます。
十八番 で「ニラソバ」を実食

今回筆者が注文したのは、十八番を訪れる客の多くが注文する看板メニュー「ニラソバ」(900円)です。まさにニラ好きにはたまらない一杯と言えるでしょう。
運ばれてきたどんぶりを目にした瞬間、その圧倒的なビジュアルに目を奪われます。表面を覆い尽くすほどドッサリと乗せられた鮮やかな緑色のニラ。そしてその間から顔を覗かせる豚肉のコントラストが美しく、立ち上るごま油と醤油の香ばしい香りが一気に食欲を刺激してきます。
まずはスープを一口。ベースとなるすっきりとした醤油スープに、ニラの独特の風味と豚肉から溶け出した脂のコクが見事に合わさり、あっさりしているのに後を引く強烈な旨みがあります。表面に浮かぶ油がフタの役割を果たしているため、最後まで熱々の状態で楽しめるのも嬉しいポイントです。
麺はスープによく絡む細めのちぢれ麺。箸で持ち上げると、たっぷりのニラと細切りの豚肉が自然と一緒に絡みついてきます。食べ進めていくと、どれだけ食べてもニラが出てくる幸せに包まれます。そして、ニラがどれだけ出てくると思っていたら、麺もどれだけ食べても出てくるという嬉しいサプライズが待っていました。
麺の量も少々ボリューミーで、たくさん食べたい筆者としては嬉しい限り。スタミナ満点でありながら決して重たすぎず、シャキシャキとしたニラの小気味良い食感、豚肉のジューシーな甘み、そして麺の喉ごしが三位一体となって口の中に押し寄せ、レンゲも箸も止まらなくなる美味しさです。まさに長年愛され続ける理由が一口で分かる、完成された大満足の一杯でした。
浅草で極上の町中華を味わうなら十八番へ!
今回は、浅草の地元民からこよなく愛される老舗町中華「十八番」をご紹介しました。代名詞である絶品の「ニラソバ」をはじめ、種類豊富な麺類やご飯ものまで、何度通っても飽きのこない確かな美味しさがここにはあります。
浅草寺や雷門周辺の華やかな観光グルメも魅力的ですが、一歩路地に入って長年地元で親しまれてきた本物の味に触れるのも、下町散策の醍醐味です。次回は、今回見送った「半分のチャーハン」をニラソバにセットして、究極の町中華ランチを堪能しようと心に決めています。浅草を訪れた際は、ぜひこの活気ある空間と熱々の一杯を体験してみてください。

大嶋 光佑
フリーライター

