【浅草土産No.1】お土産にピッタリ!浅草銘菓「雷おこし」について調査しました!
こんにちは、とくらです。
皆さんは浅草と聞いて何を思い出すでしょうか?
雷門?金色のスーパードライホール?はたまた水上バスでしょうか?
いやいや、殿堂入りの銘菓やっぱり雷おこしですよね!
素朴な味と癖になる食感。
結構甘いのに不思議と次々に手が伸びてしまうお菓子です。
ところで雷おこしって、何で「雷おこし」なんでしょう?
つぶつぶさくさくザクザクの圧倒的No.1浅草スイーツ「雷おこし」について、今日はご紹介します。
雷おこしとは
そもそも雷おこしってどういうものなんでしょうか?
せんべいっぽいけど、何ともいえないサクサク食感。
雷おこしは、米を蒸して餅にしたものを炒って作った「おこし種」に、水飴・砂糖・ピーナッツなど、雷おこしではお馴染みの材料を混ぜて固めた食べ物です。
なるほど。あのつぶつぶはお米の形だったんですね。
作り方だけ見ると、家で作れなくもなさそうに見えますが、多分完全再現は難しいんでしょうねえ。
「おこし」という食べ物の歴史は非常に古く、1000年も前の百科事典にその名が登場するのだとか。
起源は中国にあるともいわれています。
何と、そんなに古いものだったとは驚きです。
また、実は日本全国で様々なおこしが作られているのはご存じでしょうか?
東京で食べられる「雷おこし」は全国的に見るとかなり硬い部類なのだとか…
大阪で食べられている「岩おこし」というおこしはかなり雷おこしに近い固さのようです。
他にも、愛知県豊橋市で食べられている「ゆたかおこし」などは柔らかいおこしで抹茶餡を包んだ柔らかいお菓子なんだそう。
私は、おこしと言えば固いものだとばかり思っていましたが、実はそうでもないんですね。
ぜひ地方によって異なる色々な種類のおこしを食べ比べてみたいところです。
雷おこしの歴史
さて、「雷おこし」が登場したのはいつ頃なのでしょうか?
これは、江戸時代後期、浅草で売られるようになったのが始まりだと言われています。
「雷おこし」の雷はもちろん「雷門」に由来しています。
実際には、「雷門」という名称は正式ではなく、「風雷神門」というのが正式名称ですが、いつのまにやら雷神様だけが有名になり、今ではすっかり雷門として定着してしまいました。
風神様の扱いが随分可哀そうな気もしますが…
雷おこしは、ほおずき市の観音様御開帳の日に、「雷除けのおまじない」という触れ込みで売られるようになりました。
当時はお寺の境内で売られていたそうです。
そのうちに、参詣のお土産としてなくてはならないものとしての地位を確立していき、「家を起こす」や「名を起こす」といった縁起のいいお菓子として、どんどん売り上げは上がっていったと言います。
たしかに、「おこし」という名前はなんだか縁起が良い感じがしますよね。
現在ではすっかり浅草・東京を代表するお土産として定着しています。
どこで買えるの?
浅草土産に雷おこしを…と思いたったは良いものの、どこで買うのが良いのでしょうか?
せっかくだから美味しい雷おこしをお土産にしたいですよね。
そこで、浅草でも有名な雷おこしのお店を2つご紹介したいと思います。
常盤堂雷おこし本舗
「常盤堂雷おこし本舗」は浅草周辺にいくつか店舗が出ています。
行きやすい場所で購入するのが良いでしょう。
定番のおこしから、洋風のおこしまで、様々な種類の雷おこしを選ぶことができますよ。
・雷門本店:雷門脇の目立つ場所にあるため、すぐにわかるかと思います。
・雷5656会館:2階にお土産売り場と雷おこしの製造体験ができる場所があります。
・松屋浅草店:東武浅草駅に直結しており、雨の日でも安心。松屋浅草の1階に常盤堂があります。
また、遠くて中々買いに行くことができない、お土産を持ち歩きたくない、という方はオンラインショップもおすすめです。
大心堂
大心堂は、地下鉄日比谷線 仲御徒町駅3番出口から徒歩5分の場所にあります。
少し浅草からは離れてしまいますが、上野観光をしてからお土産を買うなら良い場所ですね。
何と創業は明治30年。
商品案内からもおこしへのこだわりが感じられるお店です。
また、こちらのお店にもオンラインショップがあるため、ついお土産を買い忘れてしまった時などにも便利ですよ。
まとめ
観光にはやっぱりお土産がなくては始まりません。
家に帰って、袋にたくさん入った様々な種類の雷おこしを食べていると、素朴な風味に何とも幸せな気持ちになれます。
さくさくざくざくの浅草銘菓の雷おこしを食べながら思い出話に花を咲かせてはいかがでしょうか
。
また、地元に住んでいても、時々食べたくなってしまう不思議なお菓子です。
浅草周辺にお住まいの方も、ふらっと雷おこしを買いに行ってみませんか?
おすすめ記事はこちら
▼人力車で最速で回って!とお願いしたら何分で回れるのか?|えびす屋の片桐さん(車夫さん)に全力疾走してもらって検証!
▼【ファン必見】銀河鉄道999の作者 松本零士先生がデザイン!浅草から水上バスで東京を旅しよう!隅田川経由でお台場へ