【取材】アメ横にある食肉卸直営店の「肉の大山 上野店」午後には完売になるほど絶品の特製メンチ
おいしくって、
ほっぺたが転落した。
1個、200円、特製メンチ。
アメ横にある、肉の大山・上野店の、上質なおいしさで評判の人気揚げ物商品である。
上野店の一番の看板商品でもあるのだ。
創業1932年、老舗の肉の大山・上野店の、その特製メンチをどうしても味わいたくて、ちょっと興奮気味に、お店におじゃました。
今日はどうしても上野店さんのロングセラー商品、特製メンチのことを知りたくて。お伺いしました。
ありがとうございます。私は入社8年になるのですが。入ったときは、すでに特製メンチはお店にあり、看板商品でした。
ある芸能人の方も、肉の大山の特製メンチで一杯飲むのが、一番いいとテレビでおっしゃっているくらい人気がある揚げ物商品です。
なんで美味しいのかと言いますと。企業秘密のものも入っていますが。合い挽きなので、豚と和牛のバランスがよく。豚と牛と企業秘密のものがブレンドされることによって、味がいっそう締まります。
やみつきメンチより和牛度が濃く、とてもジュワッとくるんです。豚と和牛の絶妙な味わいが魅力なんです。
いまでも売れ続けていて、土日などは、午前11時のオープンで午後1時には、ほとんど品切れ状態になります。
私どものお店は、立ち飲みスペース、店内レストランスペースと別れており、使い分けることができるのも魅力です。
特製メンチに続いての、新しい看板商品を作ろうというプランはあるのでしょうか。
新しい試みは、いろいろやっています。うちは、やみつきメンチ、特製メンチ、匠の和牛メンチと…。メンチは3種類あるんですけど。やろうと思えば、メンチが4種類にできる可能性ももっています。
私が考えていることなんですが。調理スタッフに提案したいと考えているメンチがひとつあります。東京中でうちだけが扱っている特別なお肉で、メンチを作ろうというものです。他の企業、飲食店では持っていないお肉です。
それはお客さまが、たいへん喜びますね。
合い挽きになるか、ビーフ100%になるか。調理スタッフが配合を決めるので、まだわからないですけど。
うちでしか扱っていない特別なお肉で出せれば、いいと思っています。調理スタッフに提案するのが、とても楽しみです。
肉の大山・上野店がある街、アメ横の魅力はなんでしょう。
お店がなんでもあるとこですね。電気屋さんから洋服屋さん、飲食店もたくさんあって。便利ですし、大きなコンビニのようですね。
アメ横は、変えようとしても、変わらないと思います。もう確立されていますからね。ブランドのようなものですからね。アメ横が、銀座のようになるとは考えられないですね。
大山名物の特製メンチを、サクサクッと頬張る。
お肉と肉汁がお口の中にジュワジュワジュワッと広がる。
「んーっ、これだよ、これ。って感じで、まさに至福の時間。」
お口の中で、香ばしい衣と豚、和牛のお肉が味わい深くブレンドされて。まさに、これは神妙な味だ。
かみさまが作る味だ。
ソースなんかいらない。
なにもかけなくても、たまらなく美味。
素材だけの味わいだから、いっそうおいしいのだ。
味とは、とてもシンプルなものだ。
いや、シンプルだから、おいしいのだ。
人も、食べ物も、シンプルになれば、なるほど、こころの奥に響く。
店舗情報
肉の大山 上野店
〒110-0005
東京都台東区上野6丁目13−2
※上野駅より徒歩2分
03-3831-9007
【営業時間】
平日 11:00ー23:00(LO. 22:00)
日・祝日 11:00ー22:00(LO. 21:00)
【定休日】
年中無休 (元旦除く)