日本堤|懐かしパンもおしゃれパンも!地元で愛される「堀井ベーカリー」を実食
休日の朝は、なぜだかパンが食べたくなります。
せっかくなら行ったことのないお店へ行ってみよう。
そう思い、InstagramなどのSNSを眺めていて見つけたのが「堀井ベーカリー」です。
私が知らなかっただけで、地元では長く愛されている人気店だそうです。
それでいて、写真で見た外観はとてもおしゃれ。
「これは期待できそう」
そう思い、休日の朝に足を運んでみました。
実際に訪れてみると、そこには昔ながらの町のパン屋さんと、おしゃれなベーカリーの魅力が同居する不思議な空間がありました。
今回は、日本堤にある「堀井ベーカリー」で人気のパンをいただきました。
朝からにぎわう地元の人気ベーカリー

堀井ベーカリーがあるのは、台東区日本堤。
三ノ輪駅から徒歩で10分ほど。
観光地の浅草や谷中とは少し違い、周辺は住宅や昔ながらの建物が多い落ち着いたエリアです。
お店に到着したのは休日の午前9時ごろ。
すると店内にはすでに5人ほどのお客さんがいて、外にも2人が並んでいました。
周囲に商店が立ち並ぶ場所ではありません。
それでも次々とお客さんがやって来る様子を見ると、人気の高さが伝わってきます。
地元の常連さんらしき方もいれば、パン好きでわざわざ訪れたような若い女性の姿もありました。

堀井ベーカリーは1958年創業の老舗ベーカリー。
長い歴史を持つお店ですが、リニューアルされた外観はとても洗練されています。
周囲の街並みの中でもひときわ目を引き、初めてでもすぐに見つけることができました。
おしゃれパンと懐かしパンが共存する店内

店内へ入ってまず感じたのは、
「このお店、面白い!」
ということでした。
棚にはたくさんのパンが並んでいます。
しかも、その顔ぶれが実に幅広いのです。
カンパーニュやクロックムッシュといったベーカリーらしいパンが並んでいるかと思えば、焼きそばパンやナポリタンパンなど、昔ながらの総菜パンもあります。
いわゆる“おしゃれパン”と“懐かしパン”が自然に共存しているのです。
どちらか一方に力を入れるお店はよくありますが、ここまで両方が充実しているのは珍しいかもしれません。
どれにしようか悩みながら棚を眺めていると、新しい焼きたてパンが次々と運ばれてきます。
ただでさえ迷うのに、選択肢が増えてさらに悩むことに。
うれしい悲鳴とは、まさにこのことでした。
気になる5種類のパンを実食

今回購入したのはこちら。
・カンパーニュ 350円
・ナポリタン 250円
・Beefカレーパン 240円
・ロングウインナー 320円
・クリームドーナツ 240円
合計1,400円です。
二人で朝食としていただきましたが、かなり満足感のある内容でした。
カンパーニュ 350円

まずは、おしゃれ系代表のカンパーニュ。
ハード系のパンですが、思っていたよりも柔らかめです。

中はしっとり、もっちり。
噛むほどに小麦の香りが広がります。
袋を開けた瞬間から香りが立ち上がり、思わずうれしくなるタイプのパンでした。
そのまま食べても十分おいしく、サイズも大きめ。二人でほかのパンと一緒に食べても半分以上残り、翌日の朝食でも楽しめました。
ナポリタン 250円

続いては懐かし系代表のナポリタン。
見た目は昔ながらの総菜パンですが、食べてみると印象が変わりました。
中のナポリタンは細めの麺で、味付けも意外なほど繊細です。
濃厚なケチャップ味というよりは、パンの風味を邪魔しないやさしい味わい。
コッペパンにはほんのり甘みがあり、しっとり柔らかな食感でした。
どこか懐かしいのに、どこか洗練されている。
そんな印象のパンです。
Beefカレーパン 240円

こちらは人気商品のBeefカレーパン。
ひと口食べて納得のおいしさでした。

外側はカリッと香ばしく、中には具材がごろごろ。
最初は甘めで食べやすい印象ですが、後から程よい辛さが追いかけてきます。
牛肉の旨みもしっかり感じられ、人気商品というのも納得でした。
ロングウインナー 320円

名前の通り、とにかく大きい。
見た目からしてボリューム満点です。
パンはハード系ながらもっちりとした食感で、ウインナーとの相性も抜群。
食べ応えがありながら価格は320円とお手頃で、コストパフォーマンスの高さも魅力でした。
クリームドーナツ 240円

最後はデザート代わりにクリームドーナツをいただきました。
表面にはコーンフレークがまぶされていて、サクサクとした食感が楽しい一品です。

中のカスタードクリームは卵の風味がしっかり感じられる本格派。
かなり甘めなので、苦めのコーヒーと合わせたくなります。
もはや菓子パンというより、スイーツと言ってもいいかもしれません。
1軒で2軒分楽しめる不思議なパン屋さん

堀井ベーカリーを訪れて感じたのは、一軒で二つのパン屋さんを楽しんだような満足感でした。
本格的なハード系パンやスイーツ系のパンが並ぶ一方で、焼きそばパンやナポリタンパンのような懐かしいパンも充実しています。
しかも、どちらも手を抜いていません。
昔ながらの町のパン屋さんが好きな人も、おしゃれなベーカリー巡りが好きな人も、きっと楽しめるはずです。
次はどんなパンを選ぼうか。
そう思わせてくれるのも、種類豊富な堀井ベーカリーならではの魅力でしょう。
満足度の高い休日の朝になりました。
堀井ベーカリー
住所:東京都台東区日本堤1-35-8
営業日:火・水・木・金・土
営業時間:7:00~18:00
定休日:月・日・祝日

ふじみ
フリーライター

