焼き芋専門店「芋やす」をご存知ですか。浅草花やしき近くにある、いま注目の甘くて懐かしい食感の焼き芋のお店
僕は、君の、
石油ストーブ。
寒い、冬。
二人は、愛と焼きいもで、
心も身体も温かい。
今年の冬は、1月、2月と首都圏に雪が降るなど、厳しい寒さが続いています。
部屋の中では、彼氏と、彼女と、やさしい冬の季節を過ごしていますか。
体温がぬくぬくした、冬のシーズンを過ごしていますか。
この時期、寒さ厳しい日に、二人の世界をポッと温かくしてくれるのが、ホカホカのとろけそうな焼きいもです。
栄養もあり、スイーツのように甘く、温かくて柔らかくて、そしてなぜか懐かしい。
まるで昔の石油ストーブのような懐かしい温かさがある、冬の王様、焼きいも。
なんと浅草に焼き芋専門店があるのをご存知でしょうか。
浅草花やしき近くのホッピー通りを右折したところにある「焼き芋専門店芋やす・浅草店」は、2021年5月にオープン。
本格的な焼きいもを、手軽に食せるお店です。
というわけで、冬ど真ん中の2月に、僕は、大学時代のバンドサークル仲間の友達と、さっそく焼き芋専門店芋やすにお伺いしました。
お店に着くと、すでに何人かのお客さんが並んでいて、その人気ぶりがわかります。
お店の外観は、親しみやすい雰囲気で、気軽に焼きいもを頼めるようなカジュアルなカウンターの創りになっていました。
お店のショーウィンドウに、たくさんの焼きいもが美味しそうに配置されています。
僕と友達は、さっそく焼きいもを購入するために待っているお客さんのうしろにそっと並びました。
スマートフォンで調べてみると、焼き芋専門店芋やすでは、茨城県産さつまいもの紅はるか焼き芋が大人気。
紅はるかの、そのまろやかな甘さは、スイーツを食しているような感覚で女性に絶賛されている。
僕たちは、紅はるかをとても食してみたくなりました。
ショーウィンドウの中では、甘さが溢れているようなふくふくしい、美しい紫色をした紅はるかがいくつも並んでいます。
前のお客さんの購入が終わって、いよいよ僕たちの番になりました。
「紅はるかを2本ください。」
「うちは量り売りですが、よろしいですか。」
「大丈夫です。お願いします。」
透き通るような声のお店の女性の方が、紅はるかをやさしく袋に入れてくれます。
「料金は730円になります。」僕たちは、お金を払い、茶色の袋に入った紅はるかの焼きいもを受け取り、さっそくお店の前に設置してあるベンチへ。
僕は、袋から、焼きいもの紅はるかを手で取り出し、まず一口。
やわらかい、今にもとけそうな食感の焼きいもがお口の中で舞い上がっていく。
そして、とろけるような、ふあっとした甘さが、お口の中の隅々まで広がっていく。
至福の瞬間。
スイーツ、スイーツ、と言ったって。日本には、焼きいもがあります。
焼きいもを味わうしあわせは、日本人ならではのもの。
二口、三口、そのやわらかな尊い甘さを、じっくりと噛みしめるように味わう。
自然と笑みがこぼれる。
友達と食しても、彼氏、彼女と食しても、きっと自然に笑みがこぼれるだろう。
食の幸福感は、笑みにでる。
寒い冬の、温かい小さなしあわせ。
しあわせは、大きい、小さいで感じるものではない、とあらためて知る。
しあわせは、どんなカタチでも、しあわせなのだ。
焼きいものしあわせは、寒くて、凍えそうで、石油ストーブに一生懸命、手をかざしながら、少しずつ少しずつ暖かくなっていく、しあわせに似ている。
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