【会期終了】上野の森美術館が金魚鉢に。深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」を見に行こう!
みなさんこんにちは、とくらです。
随分寒くなり、年末の足音も聞こえてきました。
もう人と話していても来年の話題が随分出るようになってきました。
2021年もあっという間でしたね…
さてさて、今回は、そんな年末年始に開催されるイベントのお知らせです!
毎月様々な展示を開催している上野の森美術館。
今年の冬も上野は美術でいっぱいですよ!
今年12月2日から、来年2022年1月31日にかけて、上野の森美術館では、**深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」**が開催されます。
金魚と言えばなんとなく夏のイメージかもしれませんが、今年の冬は深堀隆介さんの、幻想的な金魚を見に行きませんか?
深堀隆介展「金魚鉢、地球鉢。」
今年12月から1月に上野の森美術館で開催される「金魚鉢、地球鉢展」は巡回展です。
前回、9月から11月は神戸ファッション美術館で開催されていました。
そして、今回遂にたくさんの金魚たちが上野にやってくるのです。
公式サイトでも何点か展示作品が紹介されていますが、これらの作品はごくごく一部。
今回会場では、なんと約300点もの作品が展示されます。
深堀氏の作品はメディアでも多く取り上げられているため、映像や画像で見たことのある方も多いかもしれませんが、
不思議な魅力のある金魚たちの数々を生で見ることができるチャンスです。
文机の引き出しに棲む金魚や、番傘の中に溜まった水に棲む金魚。
その作品は樹脂を流し込み、描き、そして樹脂を流し込むという繰り返しで作られた不思議で立体的な絵画です。
どの作品も今にも泳ぎだしそうな躍動感で、本当にこれが絵画なの?と驚いてしまうこと必至。
金魚というモチーフが作り出す和の空気、独特の世界観に埋め尽くされた展示を想像するだけでワクワクしますね。
私はお正月の頃に和服を着て見に行こうかと思っています。
深堀隆介氏とは
深堀隆介氏は1973年、愛知県名古屋市出身の「金魚養画場 美術作家」という肩書で活躍しているアーティストです。
現在構えているアトリエはその名も『金魚養画場』。
金魚を養”殖”ではなく、養”画”する、つまり描いている場所なんですね。
なんとも素敵なネーミングではありませんか。
深堀氏は、容器の中にアクリル樹脂を流し込み、そこに金魚の絵を描くという独特の技法で有名です。
透明なアクリル樹脂に描かれた金魚は正に水の中で自由に泳いでいるような立体感です。
深堀氏がこの画風に至るまでにはこんなエピソードがあります。
かつて深堀氏は100匹もの金魚を飼っていたそうです。
金魚を飼うノウハウもなかったため、勝手がわからず苦労したようですが、その中になんと7年も生き残った金魚がいたことから金魚の虜になった深堀氏。
その後金魚の作品を制作するようになります。
これをご自身では「金魚救い」と呼んでおり、ファンの間では有名なお話だそうです。
描いている、というよりも、金魚を「救って(救って)」いるという感覚なのでしょうか。
何だか作品の世界観にぴったりな言葉で納得してしまいますね。
代表作は「金魚酒」という舛の中に金魚が泳ぐ作品。
小さな器の中に花びらと共に泳ぐ金魚が息をのむほど美しい作品です。
一度目にしたらその美しさにあなたもきっと魅了されることでしょう。
チケットについて
なんと、深堀氏描きおろしの「金魚飴」が付いた前売り券も発売されます。
こちらは数量限定となりますので、購入を検討されている方はお早めに!
また、前売り券が間に合わなかった、という方も、物販コーナーで2種類の金魚飴の販売予定があるのでこちらでも入手可能ですよ。
お土産にもぴったりですね!
【深堀隆介描き下ろし 金魚飴付き前売券】 「金魚飴<あけすず>」、「金魚飴<みずあわ>」、2種類 一般:2,200円 高校・大学生:1,900円 小・中学生:1,400円
【普通前売り券】
一般:1,400円 高校・大学生:1,100円 小・中学生:600円
【チケット販売期間】
前売券:2021年11月6日(土)午前10時~ ※12月1日(水)まで
当日券:2021年12月2日(木)~
まとめ
色とりどりの金魚たちが器の中を泳ぐ姿、クリスマスやお正月のお出かけにうってつけではないでしょうか。
本当に生きているかのように描かれた、不思議な金魚鉢の世界。
年末年始の楽しみがまた一つ増えました。
何度も見に行ってしまうかもしれません!
開催概要
開催期間:2021年12月2日(木)~ 2022年1月31日(月) 10:00~17:00(入館は16:30まで)
※休館日=12月31日(金)、1月1日(土)
上野の森美術館
東京都台東区上野公園 1-2
アクセス:JR 上野駅 公園口より徒歩3分 東京メトロ・京成電鉄 上野駅より徒歩5分
公式HP
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