【取材】浅草のおみそ汁専門店MISOJYUで使っている有機生みそを直売する、MISOJYU SELECT、オープン

ありがとうございます。私たちは、おみそ汁のおみそを売りたかったのが、はじまりです。

フリーズドライとか、商品の開発をしようというのは当初からあったのですが。どれからやろうというのは決まっていない状態でした。でもやっぱりうちのみそが、スタッフもみんな大好きで、もっとそれを広めたいという気持ちがあって。おみそ汁専門店から、おみそを中心に販売する拠点を出したいという想いが強く、出店を加速させました。

販売しているおみそは、MISOJYUのお店ですでに使っている、米麹の甘みで熟成させている白みそ、原材料と加工流通の「有機農薬基準」にこだわった中辛口みそ、コク、旨みが効いている黒大豆みそをはじめ、麹の風味、甘みがたまらない甘口みそ、米みそと麦みその旨みが魅力の合わせみそ、調味料がいらないくらい風味豊かな吟醸みそを新たに加えました。

もともと やさかみそさんで出している有機の生みそがすでにあり。うちはその有機の生みそにこだわりを持っているので、商品化しやすいおみそを選ばさせていただきました。パッケージを独自にうちで創り、MISOJYUらしさを演出しました。

黒大豆みそがおすすめです。有機栽培の黒大豆と米麹を使ってじっくり熟成させてあり。飲み終わったときに、つぶつぶの大豆感が最後にけっこう残っているっていうか。つぶつぶの素材が残っている感じが好きです。

私は、もともとなめことか、きのこ系のおみそ汁が好きなんですけど。黒大豆みそは、すごく合いますね。

そうですね。おみそ汁を飲んだあとに、お店にいらっしゃるお客さまが圧倒的に多いですね。

基本的には、オリジナルの商品を増やしていきたいと思っています。いますすんでいるのは、出汁の開発です。MISOJYUオリジナルの鰹節の出汁です。

それと、顎だしの出汁ですね。飛び魚の顎だしという美味しい出汁が見つかりまして。いま商品化に向けて開発中です。おみそ汁を作るためにうちのお店だけで、なんでも揃えることができるようになるのが理想です。

おみそ汁専門店MISOJYUの多店舗展開を考えているのですが。ストーリーがあるような場所が見つかればいいなと思っています。そのときに、SELECTの店舗も近くにできてほしいと考えています。

商品では、おみその贈答品も、とても人気です。贈り物を考えている方は、あっ、おみそも包めるんですねと言って、ギフトとして購入していかれます。

ノンアルコールで、めちゃめちゃおいしいんですよ。よけいな甘味とか砂糖も入っていないし。本当に玄米と麹だけでできている甘酒です。割って飲めるので、甘酒がちょっと苦手という方にも人気があります。商品名は、『玄米がユメヲミタ』と言います。

おみそ汁のお店と言ったら、MISOJYUとか。そういう連想してくれたら素敵だし。MISOJYUの冠でいろんな商品を創っていきたいと、思っています。

将来的には多店舗展開をしていきたいですが。あといまEC、ネットでも買えるし。ネットでも広げていきたいですね。SELECTとしては、商品数を、オリジナルのものを軸にしてもっと増やしたいですね。

MISOJYUのお店で使っている小物とか、例えば器とか、そういうものもオリジナルにして販売していきたいですね。