【蔵前】ギャラリーのような器のセレクトショップ「proto 器とタカラモノ」でこだわりの器探しを。
リノベーション文化が著しく、新旧入り混じる街・蔵前にある、器を中心としたセレクトショップ・「proto 器とタカラモノ」。
日本の物と世界の物、そして物と共にそこにある物語も伝えていきたいという思いで、オーナーさんが一つ一つ選び抜いた器を販売しています。
少し変わったお店が多い、蔵前の雑貨屋さん。
今回は「proto 器とタカラモノ」を覗いてみました。
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蔵前駅から国際通りに出て歩くと、道路にお店を案内する看板が見つかります。
案内の通り、左の路地へ進むと、また一つ看板を発見。
どうやらこのビルにお店があるようですね。
古めかしい雑居ビルの2階のスペースに佇む「proto」。
2階に上がって、昔ながらのビルの質感を感じる重たい扉を開けると、器がズラリと並ぶ店内が見えます。
薄暗い店内ですが、器の一つ一つが縁どられて、立体感が際立つ気も。
荷物は入り口付近にぜひ置いて、見てみましょう。(案内がされます)
※基本的に撮影は禁止ですが、許可を戴いて撮影させてもらいました。
店内にあるのは、箸や大皿、コップなどの食器類、そしてインテリア類や花瓶など、材質もガラスや陶器、木とさまざま。
常時30~40人の作家さんの作品が並び、入れ替わりで販売しているとのことで、異なる作家さんの異なる器が一同に集まります。
オーナーさんが買い付けをしている、こだわりの器たちだそうです。
作家さんのお名前とプロフィールも置いてあるので、どんな背景で一つ一つ作り出されているのかを感じながら、器の佇まいを読み取ろうとしてみます。
器だけでなく、アクセサリーを作っている作家さんも。
手作りの重厚感ある指輪は一点もの。
「proto」に並べられている器たちは店内で販売していますが、植物など飾りつけや、見せ方にもセンスを感じ、ギャラリーに訪れたような感覚になります。
小さなビルの2階にある「proto」ですが、やはりものづくりの町・蔵前だからでしょう、こだわり好きそうなお客さんが次から次へと入ってきます。
蔵前デート中の若いカップルや、目の肥えたような中高年の方、ふらりと入ってきた風な方などさまざま。
個人で買って使うのももちろんのこと、こだわりの飲食店さんがお客さんに出す食器を選びに来ることもあるのかな、と想像したりなんかして。
「proto」さんは鎌倉にも店舗があり、お店のHPやInstagramには作家と作品が一覧となっています。
実際に足を運んで買いに行けないという方でも通販で購入出来ますよ。
異なる作家さんの異なるプロダクトを見比べることが出来るので、お気に入りの一点がきっと見つかるはず。
器を選ぶ時って、どんな瞬間かな?と考えてみると、一番は割ってしまった時に買い足すシーンが多いかもしれないですよね。
でも、器自体に興味を持ったり、新調したいなと思った時って、より料理を美味しそうに見せたいと思った時ではないでしょうか。
ひとり暮らしを始めて料理を覚えていくにつれて、味への研究心だけでなく、器の深さや大きさ、形、全体的な見栄えへの関心も高まっていくことがあると思います。
料理が楽しくなって、形や質、色などにこだわりたくなってきたら、ぜひ蔵前へ。
全国、そして海外にもわたって、セレクトしてきたオーナーさんの情熱が光る器の数々が取り揃う「proto 器とタカラモノ」で、自分にフィットする器(タカラ)探しができるかも。
東京のブルックリン・蔵前で珈琲ショップや隅田川散歩を楽しんだら、自分の“タカラモノ”となる器を見つけてみよう。
proto 器とタカラモノ
住所:東京都台東区蔵前4-20-12 精華ビル 2F
時間:平日12:00~19:00、土日祝11:00~19:00
定休日:展示期間中は無休(常設期間中は月曜休)
アクセス:大江戸線・都営浅草線 蔵前駅より徒歩4分
公式HP
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