貴重なミイラが見られる!上野公園内にある「国立科学博物館」の見どころを徹底調査!②【日本館】
前回は、地球館のことについて紹介していきました。
国立科学博物館の見どころは、地球館だけではありません!日本館も見ていきましょう!
目次
国立科学博物館に行こう(日本館)
日本館は、中央ホールを真っすぐ進むと左右に階段が見えるので、そのどちらからでも行くことができます!
現地点はB1Fになります。
目印は「フーコーの振り子」です。
階段下に銀色の大きな玉がつるされています。
この展示では、振り子の揺れる方向が変わっていく様子が観察できます。
物理学者フーコーは、この振り子で地球の自転を証明しました。
激しく動くわけではないので、最初に見た位置と変えるときの位置を比較してみると面白いかもしれません!
少し先へ行くと、シアター36〇という、360度全方位に映像が映し出され、独特の浮遊感や迫力が味わえる映像施設があります。
映像を見てから、回るのもいいかもしれません!
さっそく階段を上がっていきます!
階段が宮殿のようになっていて、素敵でした!
1F南翼 自然をみる技
1F南翼では、移り変わる季節と多様な自然の中で培われた細やかな観察眼と、日々の生活の中で育まれたものづくりに対する独創性、自然をみる技に通じて、日本の科学と技術に関わる活動の跡をたどります。
地球館とは雰囲気が変わって、とても落ち着く雰囲気です。
このエリアでは、天球儀や地球儀、望遠鏡、時計、顕微鏡など今も使われているものの歴史を学ぶことができます。
私は時計のコーナーが1番のお気に入りです。
見たことあるようでない時計がずらりとありました。
思わず頭の中で童謡の「大きな古時計」が流れました。
今も動くのか気になります。
一家に1台あったらオシャレですね!
この時計たちは現在使われているものに比較的近いと思います。
今は数字をかかなかったり、形が歪だったりするものが多いように思いますが、私は写真のように、丸くてシンプルで数字が大きめに書かれている時計が好きです!
天井に届いてしまいそうな望遠鏡もありました!
正面からだと上手く写真を撮れなったので後ろからの撮影になりましたが、とても大きかったです。
実際に望遠鏡で景色を覗いたことは小学生の時に1回あるかないかくらいだと思います。
ちゃんとこのくらい大きな望遠鏡で景色を覗いてみたいです。
写真の水鉄砲のようなものは、遠眼鏡といいます。
日本では屈折望遠鏡のことを遠眼鏡と呼んでいたそうです。
初めて見たので新鮮でした。
ここのエリアの滞在時間は10分くらいでした!
また、1F北翼の企画展示室では季節毎に様々な企画展示やイベントを開催しています。
2F南翼 生き物たちの日本列島
2F南翼では、約170年前から続く氷期と間氷期の繰り返しの中で、大陸から日本列島に移り住んだ生き物たちが、日本列島の複雑な自然環境に適応しつつ独自の分化を遂げた様子を紹介しています。
私は入口から時計回りに回りました!
入口に入るとさっそく大きな熊が出迎えてくれました。
見る分には可愛いと思えますが、襲ってきたらと思うと少し怖いです。
毛がもふもふしているので、撫でてみたいものですよね!
少し進むと二ホンジカもいました!
遠くからなら見たことありますが、あまり近くで見る機会はないので、じっくり見てしまいました。
角が大きいので迫力はありますが、よく見ると目がパッチリしていて可愛いです!
その隣には、鳥……と思いきや小さいネズミがいました!
あまりの小ささに見逃してしまいそうになりました。
街で見かけたりするときはあまりいい気持ちになれませんが、見つけ方が見つけ方だったので、可愛いと思ってしまいました。
その隣にはたくさんの鳥がいます!
見たことも聞いたこともない鳥しかおらず、新鮮でした!
キジはキジでもオナガキジといって、羽がクジャクの羽に匹敵する長さです。
写真にも写っていますが本当に長かったです。
飛んでいたらひと目でオナガキジだと気づけそうです!
1番奥の方には、海産動物がいました!
サンゴだけで見ることってあまりなく、いつも脇役な気がしていたので単体で見るのは不思議な感じがしました。
地域によって見られる海産動物が違うみたいなので、しっかりと見ておくことをおすすめします!
イリオモテヤマネコがいたので近づいてみたらコウモリに驚きました。
このコウモリはクビワオオコウモリといって、羽が長いのが特徴的です。
ポーズがまるでドラキュラのようでかっこいいですね!
普通のコウモリよりもはるかに大きいので、実際に見かけたら走って逃げること間違いありません!(笑)
ここには可愛い子たちしかいませんでした。
ノウサギって意外と大きいんですね!
初めて見ました!
夏と冬では毛の色や質が変わることも初めて知りました。
冬毛のほうがTHEうさぎという感じがしますね!
ここのエリアの滞在時間は10分くらいでした!
2F北翼 日本人と自然
約4万年前、私たちの祖先は森と海の恵みにあふれた日本列島を見いだしました。
この豊かな自然の中で今日の日本人が形成された過程と、自然とのかかわりの歴史を2F北翼では、紹介しています。
日本人の歴史や暮らしについて知ることができとても面白かったです!
国立科学博物館ではたくさんの骸骨を見ましたが、ここのエリアが1番面白く感じました!
奥に進むと、日本最古の落とし穴を発見しました!
サイズ感がシルバニアファミリーみたいで可愛いかったです。
落とし穴がどのように狩りに使われていたかは色んな説があるそうですが、このシルバ……いえ、模型は罠猟説に基づいて作られたものだそうです。
中央には縄文人や弥生人、近世人などの様子が展示されています。
写真とかで見るよりもリアルなので、何年も前はこれが当たり前の風景だったと思うととても不思議な気持ちになりました。
最後には現代人という展示物がありますが、何にも展示されていません。
どういうことかと近づいてみたら、写真スポットでした!
たしかに、現代人とは私たちのことなので、ピッタリです。
私も現代人の写真を撮りたかったのですが、1人で行ったので叶わずでした……。
でも、いいんです!子供たちが楽しそうに写真撮影をしていたので満足です!
皆さん鶏にはたくさんの種類があるのをしっていましたか?
私は知りませんでした。
私たちがよくいただいている卵の親はどの鶏なんでしょうか、
国立科学博物館来てから、いかに自分が無知なのかを思い知らされます。
良く言えばたくさん吸収できたので良かったです!
また、このエリアの1番の見どころは江戸時代の女性のミイラだと思います。
顔がはっきりと分かる展示物なので、写真撮影は禁止でしたが、生きていてもおかしくないくらい、そのままの状態で展示されていました。
なかなか目にすることができないと思うので、貴重な体験でした。
このエリアの滞在時間は15分くらいでした。
3F南翼 日本列島の素顔
四季の変化にも恵まれ、季節風と海流の影響を強く受ける日本列島では、地殻変動と火山活動も活発です。
その自然環境は、多様な生き物たちを育んできました。
3F南翼では、その日本列島の豊かさを紹介しています。
入るとすぐに気候帯による土壌が見られました!
昔、授業で習ったことあるような名前ばかりだと思います。
確証はありません(笑)
土壌を見る機会なんて、自分で掘らない限りないと思うので、新鮮でした!
その上には、地域によって見られる生物が展示されていました。
気候帯によって分けられていると、同じ気候帯に住む動物は仲間のように見えてきます。
弱肉強食の世界なのでそんなことはないと思いますが……。
ここでもやっぱりフクロウと目が合います。
私だけでしょうか?国立科学博物館にいるフクロウからは熱い視線を感じます。
もしや、モテ期……?
奥の方には「日本列島を囲む豊かな海」についてのコーナーがありました。
水の中にいない魚は少し変な感じしました。
しかし、水族館みたいに動いている魚ではないので、じっくりと見ることができました。
頭上にも可愛らしい魚がいました!
地球館ではガラス張りじゃない展示物がたくさんありましたが、日本館では少なかったのでプチ興奮しました!
出口から出て、3F北翼に向かう道に岩石・鉱物・隕石などが見られるスペースもあります。
見たことのないような石がたくさんありました。
端から端まですべてを見て1番お気に入りを見つけるのも面白いかもしれませんね!
ちなみに私は「自然金」がお気に入りです。
いや、石じゃないんかい!
2か所合わせて滞在時間は15分くらいでした。
3F北翼 日本列島の生い立ち
数多くの生き物たちが繁栄と絶滅を繰り返してきた日本列島。3F北翼では、地層に刻み込まれた生き物たちの痕跡が、この日本列島が設立するまでのダイナミックな変動の歴史を物語ってくれます。
入ると首長竜が出迎えてくれました!
名前の通り首長いですね!
どうやら水中で生きていたらしいのですが、海で遭遇したらサメよりも怖いと思います。
今、存在していたらと思うと恐ろしくなります。
ココのエリアにはたくさんの石があります。
日本最古の化石や、サンゴ礁も見られるので注目してみてください。
こんなにたくさんのアンモナイトもありました!
かっこいいものからゴツいもの小さいものまで様々でした!
こんなに大きいものや、
アンモナイトが密集しているものもありました。
集合体恐怖症の人ごめんなさい!
こんなにたくさんのアンモナイトが密集しているなんて仲良しですね!
しかし、私はこのエリアで恐怖体験をしました。
ここをぼーっと見ていて、ふと下にある貝を見てみたんです。
すると、
「カタッ」
???????????????
展示物なのに貝が動きました……。
嘘じゃないです。本当に動きました。
さすがに身震いと、鳥肌が止まりませんでした。
いや、おかしい、絶対におかしいと思った私はしばらくその貝をじっと見つめていました。
ん?よく見るとヤドカリでした!
それにしても動くのはおかしいですが、もう忘れようと思い、その場を離れようとした瞬間、またゆっくりとヤドカリが動きました!
どうやらそういう演出のようです!
たぶん……。
このエリアでは、ゾウの化石や頭骨なども見られます!
写真の中央に見えるのが、ゾウの頭骨です。
動物園でも遠くからしか見られないので、近くで見ると思っていた以上に大きくてびっくりしました。
ゾウは耳が大きいし、鼻も長いのに、頭骨だけでも充分迫力がありました。
あくまで私のイメージですが、恐竜は危害を加えてきそうなので怖いですが、ゾウは背中に乗せてくれたり、鼻で滑り台をさせてくれたりしそうなので、友達になれそうです!
ここのエリアの滞在時間は15分くらいでした。
日本館建物
日本館は建物自体が、国指定の重要文化財になっています。
まるでお城のような美しさでした。
ここをドレスで歩きたい、そう思えるくらいテンションが上がりました。
こんな素敵なところに住めたらきっとお手伝いさんがたくさんいて、クローゼットも大きくて、庭には噴水があるに違いありません!
たくさん妄想が膨らみました!
下から天井を見上げると、こんな感じです!
舞踏会が妄想できますね。
本当に素敵な建物でした!
まとめ
日本館の滞在時間は移動時間を含めて、1時間くらいでした。
日本館は展示物だけでなく、建物自体も見応えがあるので楽しめると思います!
1番おすすめなフロアは、2F北翼「日本と自然」です。
日本人が形成された過程を学べますし、なにより、写真やホームページでは見られない「女性のミイラ」が展示されているというのは大変貴重なことだと思います。
死後といえど、命があった人間なので失礼のないようにしましょう。
日本館も大満足でした。
地球館に比べると、落ち着いた雰囲気があり、子どもよりは大人におすすめです。
もちろん、どの世代でも満足できる展示物ではありますが、やっぱり恐竜目当てで来た子供には地球館をメインに楽しんでもらうのがいいかもしれません!
地球館は親子や若いカップル、日本館は大人のカップルや夫婦で行くのが良いと思います!
友達同士はぶっちゃけどちらでも楽しめると思います!
国立科学博物館は、地球館も日本館も内容がぎっしりで、1日でしっかり回りきるには3時間くらいと考えたほうが良いと思います。
途中休憩できるスペースやカフェもあるので休みながらまったりと回るのがおすすめです。
お土産屋さんやガチャガチャも充実しているので、ぜひチェックしてみてください!
▼恐竜の迫力が満点!上野公園内にある「国立科学博物館」の見どころを徹底調査!①【地球館】
国立科学博物館
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
開館時間:通常 10:00~17:00(入館は16:30まで)
金・土 10:00~20:00(入館は19:30まで)
※ただし当面の間は全日通常時間
定休日:月曜日
電話番号:03-5777-8600
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