恐竜の迫力が満点!上野公園内にある「国立科学博物館」の見どころを徹底調査!①【地球館】

国立科学博物館
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「国立科学博物館」に行ったことはありますか?
私は小さい時に行って、恐くて泣いた覚えがあります。
恐竜博物館と言っても過言ではないくらい、恐竜の模型がたくさん展示されているのが特徴的です。
一体どんな恐竜が見られるのか、大人になった今でも恐いと感じるくらい迫力があるのか、実際に行ってみました!

\日本館はこちら♪/
▼貴重なミイラが見られる!上野公園内にある「国立科学博物館」の見どころを徹底調査!②【日本館】



国立科学博物館とは

国立科学博物館(科博)は、1877(明治10)年に創立された、日本で最も歴史のある博物館の一つであり、自然史・科学技術史に関する国立の唯一の総合科学博物館です。


科博は、日本およびアジアにおける科学系博物館の中核施設として、主要な三つの活動(調査研究、標本資料の収集・保管、展示・学習支援)を推進しています。

これらの活動を1931(昭和6)年、上野公園内に完成した日本館(重要文化財指定)と、それに隣接して建設した地球館、また筑波地区の実験植物園や研究棟、標本棟、さらに港区白金台の自然教育園(天然記念物指定)の主に三地区で展開しています。

国立科学博物館に行こう(地球館)

国立科学博物館は上野駅から徒歩5分のところに位置しています。
上野駅公園口から出るととても分かりやすいです!
真っすぐ公園のほうを進むと途中で右のほうに国立博物館を案内する看板がでてくるのでそこを右に曲がるだけです。
すると、右手に国立科学博物館の入り口が見えます。

コロナウイルス感染予防のため、入館にはオンラインによる事前予約が必要です。
予約すると、メールが届くのでそれを入口に立っているスタッフに見せると入場できます。
人数制限が厳しいわけではないので、そんなに焦らなくても予約は取れると思います!
無料入館対象の方、ぐるっとパス利用の方も、予約サイトからの入館予約が必要になるので気を付けてください!
つまり利用者は全員予約必須ということになりますね。

入口を通るとアルコール消毒と検温があります。
徹底していたので、安心して入館することができました。

チケットはカウンターか券売機で買います。
大人は630円で高校生以下は無料になります。
私は大人料金だったので券売機で買いましたが、無料対象の方はカウンターに行きます。

券を受け取って進むと正面が、日本館・地球館の展示室を向かう経路で、右手にはガチャガチャコーナーとミュージアムショップ、左手にはラウンジがあります。
色々なところに館内ガイドのパンフレットが置いてあるので、持ち歩くことをおすすめします!

また館内を楽しむための「かはくHANDY GUIDE」という多言語展示解説支援システムがあります。
これは、スマートフォンなどのモバイル端末を用いて、展示場内で解説などを無料で利用できる情報提供サービスになっています。
詳しく楽しみたい方にとてもおすすめです!


地球館はB3F~3Fまであり、屋上ではスカイデッキとハーブガーデンを楽しめます。
盛りだくさんな内容なので、どこから見ればいいのか迷ってしまいますね。
とりあえず、着いた先が1Fだったので1Fの展示から見てみることにしました!

1F 地球史ナビゲーター・地球の多様な生き物たち

1Fの「地球ナビゲーター」では、宇宙史・生命史・人間史の壮大な物語をテーマとした、標本・資料と映像でたどる138億年を一望する時間の旅を楽しめます。
それに加え、「地球の多様な生き物たち」では、多くの種に分かれて進化してきた生物たちが、さまざまな環境に適応し、独自の形態や生活様式を持ちながらお互いに深くかかわりあって生きている姿を見ることができます。


入口を入るといきなり恐竜が現れました!

正直、恐いと感じるくらい迫力があります。
親子で来ている方が多かったのですが、子どもは何故泣かないのだろうと不思議に思いました。
いきなり恐竜を見られて、テンションが上がりましたが、恐竜の周りには頭蓋骨があったり、映像が流れていたりと、恐竜ばかりに気を取られていたらもったいない仕上がりになっています。


見逃しやすそうなのですが、裏の方に「生物多様性の保全」コーナーがあり、そこには虫や鳥などの標本があります。

知らずに行くと苦手な方はびっくりすると思うので気を付けてください!


「海洋生物の多様性」コーナーはほとんど閉鎖されてしまって、少ししか展示されていませんでしたが、それでもびっくりするくらい興奮しました。


ジンベイザメが頭上にいたのですが、本当に海にいたらと思うとゾッとしました。
海洋生物はあまり間近で見ることができないので、とても新鮮でした!
本当はダイオウイカやジャイアントパンダも見ることができるコーナーですが、生憎閉鎖されていたので見られませんでした。
次回行くときにはダイオウイカとジャイアントパンダを絶対に見たいと思います。

1Fは一部閉鎖されていたのにも関わらず、15分くらい滞在してしまいました。
次は順路など特に決めていなかったので、下から回ることにしました。

B3F 自然のしくみを探る

B3Fでは、広大な宇宙や神秘的な生命、それを構成する物質と、これらを支配する法則、すべての科学的認識の基礎といえることを知ることができます。
私たちの視野を広げ、自然についての理解を変えてきた探求の成果と、それに貢献した人たちの紹介もあります。

恐竜や標本はありませんでしたが、偉人のパネルがあったり、体験できるコーナーがたくさんあったりしました!

聞いたことのある名前や見たことのある科学者ばかりでした。
教科書で見るより、博物館で見るほうが偉大さを感じることができる気がします。
化学が好きな人は、ワクワクするに違いありません!


「法則を探る」のコーナーでは、長さや重さを測れたり、静電気を起こすことができたりとたくさん体験することができました!
コロナの関係で体験できないものもありましたが、1つやったら隣へと小さい子の後ろに並んでまで全部体験している自分がいました。
結構面白いので全部体験することをおすすめします!


「宇宙を探る」のコーナーでは、大きい望遠鏡が見られます!

絵に描いたような望遠鏡でした!
これで星を見たらどれだけ素敵なのだろうと妄想が膨らみました。
他にも太陽系のことを知れたり、霜箱で宇宙線見ることができたり、スルーできる箇所が1つもありませんでした!
滞在時間は15分くらいです!

B2F 地球環境の変動と生物の進化


B2Fでは、恐竜の絶滅後に大発展した哺乳類の中から人類が生まれ、世界中に広がったその進化の道のりをたどります。
約40億年前に誕生した生命は、大きく変動する地球環境の中で誕生と絶滅を繰り返して進化を遂げてきました。

このフロアではたくさんの化石を目にすることができます!

写真じゃ伝わらないかもしれませんが、かなり大きいです。

普通に歩いていても化石は見ることができないので、不思議に感じました。

また、中央のほうに行くと「陸上を支配した哺乳類」「水に戻った四肢動物」「空を飛んだ脊椎動物」のコーナーがあります。

たくさんの生物がいるので、迫力が半端じゃありません!
1人で見るには今にも動き出しそうで怖かったので、知らないカップルの後をこっそり付いていきました。
奥の方にはマンモスがいました。

牙が大きくて強そうですよね!
骨だけでもこんなにインパクトあるのにこれに肉や皮や毛がついていたと思うと震えますね。
私のお気に入りは、この小さいコウモリ?のような生物です!

何故かこの子に親近感を感じました。
大きい生物に紛れているので、行った際にはぜひ見つけてみてください!


さらに奥に進むと「人類の進化」コーナーがあります。文字通り人間の進化を知れ、猿だった頃から現在までの姿を見ることができます!

写真とかでは見たことあっても実際の大きさでは見たことが無かったのですが、本当に猿と人間のハーフという感じでした。
奥の方にはいろいろな地域の頭蓋骨があります。

住んでいる場所によって骨格や大きさが違うことに驚きました。
特徴を比べてみたりすると面白いです!
滞在時間は20分くらいです!

B1F 地球環境の変動と生物の進化

B1Fでは、恐竜の謎を知ることができます。現代の爬虫類と鳥類は全く異なる生きものですが、恐竜の研究を通してその進化の連続性が次々と明らかになってきました。
恐竜の起源、大型化、多様化、絶滅とその謎はつきません。

このフロアでは、お待ちかね「ティラノサウルス」と「トリケラトプス」を観ることができます!
さっそく中に入ってみると圧巻でした。

かろうじて知っている恐竜の姿が見え、興奮が止まりませんでした。
ティラノサウルスとトリケラトプスが向き合っているのが臨場感を感じさせられます。
思った何倍も興奮している自分に本当に大人かと少し引きながら、近づいてみました。

お、大きすぎる!!!

写真では伝わりづらいですが、本当に大きくてびっくりします。
顎の下の方に行き、ティラノサウルスを見上げてみると、今にも食べられそうで恐くなりました。
やっぱりティラノサウルスが1番かっこいいですね!



しかし、トリケラトプスも負けていません!

負けず劣らずトリケラトプスも超かっこよかったです。
角がやっぱり特徴的ですね!
さすが「つのりゅう」と言われているだけあります。

トリケラトプスは倒れている姿や頭蓋骨だけでも展示されているので、中央の2体に気を取られすぎず、しっかりとチェックしてみてください!
このフロアだけは絶対に見逃さないようにしましょう!
滞在時間は10分くらいでした。

1Fは最初に行ってしまったので、次は2階に向かいます!




2F 科学技術で地球を探る・科学と技術の歩み

「科学技術で地球を探る」の観測ステーションでは、変動する地球の様子を示す画像やデータを準リアルタイムで紹介。その観測技術の基礎である光や磁気などに関する物理学分野を、多数の体験型展示を通して直感的に体感できるよう工夫し、さらに地球物理学的な知識を、磁場など身近な現象を入口に紹介しています。
「科学と技術の歩み」では、江戸時代以降の科学技術が、日本固有の文化に根ざしつつ、外国の文化を受けいれながら発展してきた歩みを紹介しています。

また違った世界観が楽しめる2Fでは、地球のことをよく知ることができたり、画像やデータを見ることができたりするので貴重な体験になると思います。
また、今じゃ当たり前のものの技術について知ることができます。

今と形が全然違うものや面影があるものさまざまでした!
日本の科学技術はすごいのだとしみじみしました。
滞在時間は10分くらいです!

3F 大地を駆ける生命

地球環境の豊かさの証として、さまざまな哺乳類と鳥類の存在があります。
3Fでは、力強く生きていたときの彼らの姿が、剥製となって今もその魅力をたたえています。

3Fでは多数の剥製が見られます。
作り物ではなく剥製なので、本来の姿を楽しむことができます!

照明が暗いせいか、今にも動き出しそうなうえに、全動物から見られている気がしてなんだか緊張しました。
階段を上った上には鳥類もいました!

あまりの数にギョっとしてしまいましたが、普段見られないような珍しい鳥を見ることができました!
写真にも写っていますが、白いフクロウがこちらをじっと見つめてきたので、ゆっくりと静かにその場を離れました。

3Fには下がガラス張りになっているところもあって除く形で楽しむことができます!

近くに小さい子供がいたのですが、走ってきてこの下にいる動物をみつけて、ボソッと「こわい……。」と言っていました。
私でもびっくりしたので、小さい子からしたら本物同然なのではないでしょうか。
そりゃあ恐いですよね!
それくらい迫力があるので、満足できると思います!

可愛らしいパンダもいました!
上野動物園ではもうすぐシャンシャンが帰国してしまうので、国立科学博物館に来るといいと思います!
滞在時間は10分くらいでした!


また、3Fには、「親と子のたんけんひろば コンパス」というのがあります。
ここは子どもと保護者を対象とした展示室で、事前に整理券の取得が必要となります。
もちろん、私は、入ることができないので、外から少し覗いてみました。

アスレチックみたいでとても楽しそうですね!
また、中央にはB1Fにいたのとおなじくらいのティラノサウルスがいて、子どもが大喜びすること間違いありません。
私は遠くから、しかも隙間からしかみることができないので、正直羨ましいです。

親子で遊びに来た方はチェックしてみてください!

RF スカイデッキ・ハーブガーデン

屋上には、スカイデッキとハーブガーデンがあり、一休みするのにちょうどいいと思います!
スカイデッキは、休止中だったので行けませんでしたが、ハーブガーデンには行くことができました。

薬用、食用、染料・香味料用などのハーブがあり、普段なかなか目にすることができないようなものもあります。
正直ハーブ自体にはあまり興味がありませんでしたが、行ってみると、緑豊かで心が落ち着きました。
覗いてみることをおすすめします。

まとめ

地球館の滞在時間は移動時間を含めて、1時間半くらいでした。
盛りだくさんな内容になっているので、時間に余裕をもって来場すると良いと思います。
本当はもっとゆっくりと見たかったのですが、時間が時間だったので、日本館を見られるか心配になり、少しだけ急ぎ足で回ったのが悔しいです。
端から端まで説明もしっかり読みながら回ったら、1フロア1時間かかるところもあると思います。
私は何となくで、1Fから見ましたが、国立科学博物館の公式サイトには、おすすめコースが載っているのでそれ通りに回るのが1番ですね!
私も十分すぎるくらい楽しめたので、ぶっちゃけどこから回っても間違いではないと思います。

ただ1つ言えるのは、どのフロアも絶対に見たほうが良いです。
恐竜がいなそうだからいって入らないのは損です。
とりあえず全フロア1周はしてみてください。
なんだかんだ真剣に見ている自分がいることでしょう。

1番おすすめなフロアはやっぱりB1Fです!
ティラノサウルスとトリケラトプスの迫力が半端じゃありませんでした。
写真だけで満足していては、本当にもったいないと思います。
ティラノサウルスとトリケラトプス目当てで国立科学博物館に行くのなら、まず、お目当てのB1Fから見て、他のを回って最後にまた、ティラノサウルスとトリケラトプスをおかわりするのもいいかもしれません!
写真もたくさん撮ることをおすすめします。
左右はもちろん、下からのアングルも今にも食べられそうな迫力満点の写真が撮れます。
引いて撮れば、ティラノサウルスとトリケラトプスが同時に撮れる角度もあるので、いろんな場所やアングルから撮ってみてください!

大人1人でかなり、いやかなーーーり楽しめました。
控えめに言って大満足です。

〈日本館〉も〈地球館〉に負けず劣らず楽しかったので、別の記事で紹介したいと思います!

▼貴重なミイラが見られる!上野公園内にある「国立科学博物館」の見どころを徹底調査!②【日本館】

国立科学博物館
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
開館時間:通常  10:00~17:00(入館は16:30まで)
    金・土  10:00~20:00(入館は19:30まで)
※ただし当面の間は全日通常時間
定休日:月曜日
電話番号:03-5777-8600



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ライター紹介

りまちゃろ

インタビュアー、ライター、編集

美味しいものとイケメンが栄養剤。 20代のうちに高級マンションに住むのが目標です。
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