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蒸気機関車デゴイチも登場!台東区の保存車両を訪ねる旅に出よう

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皆さんこんにちは!街中に保存されている古いものに出会うと、テンションが上がるよしたにです。

古いものなら何でも好き!というわけではないのですが、動いているのかわからない自動販売機や酒屋さんの勝手口にあるコーラの瓶などを見かけると、無意識にカメラを向けてしまいます。

要は、身近なものが好きなんですよね。

なんだか無難な書き方をしていますが…鉄道ファンな私が一番好きなのは、もちろん保存されている鉄道車両です(笑)

実は、鉄道も全国様々なところで保存されています。

難しい言葉でいうと「静態保存」といい、動力を取って動けなくなった状態で保存されている車両がほとんど。

台東区内にも、そんな保存車両がいくつかあるんです。

今回は、台東区内に保存されている昔の鉄道車両を訪ねる旅をしてきました。

鉄道ファンや、大きな構造物がお好きな方は必見です!

ぜひ、最後までお読みください。


台東区内の保存車両①:D51 231(国立科学博物館)

台東区内には、保存車両が2つあります。

まずご紹介するのは、上野・国立科学博物館の敷地内に保存されている蒸気機関車、D51 231です。

D51形蒸気機関車は1935年から1945年にかけて製造されていた蒸気機関車で、主に貨物輸送用として使用されていました。

鉄道関係者や鉄道ファンからは「デゴイチ」というあだ名で親しまれています。

製造期間の中で太平洋戦争を挟んでおり、戦争中に大量製造されたこともあって、最終的な製造両数はなんと1,115両。

日本の機関車の中で最も多く作られた機関車であり、その記録は現在も破られていません。

それだけ、性能に信頼がおかれていたと言うこともできるかもしれませんね。

全国的に見ても多くの車両が保存されているデゴイチですが、国立科学博物館に保存、展示されているのはそのうちの231号機です。

説明を読んでみましょう。

D51 231は1939年7月に当時の国鉄長野工場で製造され、東海道本線や山陽本線などで活躍。

1975年12月に北海道の追分機関区で休車扱いとなり、その役目を終えました。

追分機関区の中でも、最後まで走り続けたデゴイチのひとつなんだそうですよ。

なお、製造されてから役目を終えるまでの36年間で走った距離は、約216万km。

なんと、地球を約54周できる距離を走っていたそうです。

200万km走った車はまず聞いたことがないので、デゴイチがどれだけ大事に使われてきたのかがわかる数字ですね。

せっかくなので、雑学的な情報をもう一つ。

D51の「D」って何なんだろう?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

写真に写っている大きな車輪(動輪)の数を数えてみてください。

1、2、3…そう、4つありますよね。

実は、「D」は動輪が4つあることを示す記号なんです。

動輪が3つだったらCになりますし、5つならEになります。

動輪が3つのC型車両は主に旅客用、動輪が4つのD型は主に貨物用とされてきました。

C型では「貴婦人」「シゴナナ」という愛称で親しまれたC57形や、「シロクニ」の愛称で親しまれ、松本零士さんのSFアニメ「銀河鉄道999」に登場する機関車のモデルにもなったC62形などが有名です。

戦争の歴史を背負いながら、上野で静かに暮らすD51 231。

歴史の証人として、リスペクトを感じずにはいられませんね。

ちなみに…デゴイチのうち498号機は再び走れるように整備され(動態復元)、現在も土日祝日を中心に群馬県などで臨時列車として走っています。

私も中学生の時に一度乗りましたが…汽笛の大きい音にびっくりしたり、煙の匂いが新鮮だったり…本当に得難い体験をすることができました。

デゴイチの息吹を感じてみたい方は、ぜひ乗ってみてください!

台東区の保存車両②:都電7500形7506号(池之端児童遊園)

もう一つの保存車両は、東京メトロ千代田線の根津駅から徒歩2分ほどのところにある池之端児童遊園に保存されている、都電7500形7506号です。

上野からほど近い池之端に、なんで都電があるの?と思われる方も多いと思います。

説明書きがあるので、読んでみましょう。

池之端児童遊園は、かつては都電の池之端七軒町停留場(廃止時の名称は池之端二丁目停留場)でした。

都電は現在、都電荒川線(東京さくらトラム)しか残っていませんが…実は昔、都電は東京23区全体に網の目のように張り巡らされていたんです。

しかし、自動車の普及に伴って路面電車は邪魔者扱いされてしまい、徐々に路線が廃止。

池之端七軒町停留場を通る都電は20系統(江戸橋~須田町)、37系統(三田~千駄木二丁目)、40系統(神明町車庫前~銀座七丁目)の3路線でしたが、1967年12月に37系統と40系統が、1971年3月にそれぞれ廃止されています。

こうして、路面電車が池之端から姿を消しました。

その後児童遊園として整備されるにあたり、停留場だったという地域の歴史を伝え、街のランドマークになるようにと都電荒川線で廃車となった7500形7506号を保存・展示することにしたんです。

2008年3月、池之端に路面電車が帰ってきました。

なんだか、今にも走り出しそうな気がしてきませんか?

路面電車の周りで遊ぶ子どもたちを、心からうらやましく思います。


まとめ

台東区内の保存車両を訪ねる旅、いかがでしたか?

皆さん一人一人に歴史があるように、鉄道車両たちにもそれぞれ歴史があるんですね。

残念ながら2両とも車内に立ち入ることはできないようになっていますが、近くで見てみるとその大きさや迫力に圧倒されると思います。

保存車両をじっくり見て、歴史に思いをはせてみるのも良いかもしれませんよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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ライター紹介

よしたに

フリーライター

1991年、東京都生まれ。横浜市育ちで、現在も横浜市在住。大学でまちづくり政策を専攻、信用金庫やアパレル、病院勤務を経て、2021年4月よりライター活動開始。つまり新人。 趣味は鉄道(撮り鉄)、音楽全般(特に古いブリティッシュロックやクラシック音楽、吹奏楽が得意)、写真撮影(FUJIFILMのミラーレス一眼を使用)、ランチ開拓、街歩きなど。苦手なことは運動。 台東区をもっと知りたい!
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