台東区の保育園ガイド｜園選びのポイントも解説

「台東区にはどんな保育園があるの？」
「どうやって保活を進めるの？」
そんなお悩みを抱えた親御さんも多いかと思います。
職場復帰するための一歩として、保活はとても重要ですよね。
しかし、情報収集をどこから始めたらよいかわからないという方も多いと思います。
本記事では、台東区の保育園情報についてわかりやすくまとめました。
保活を円滑に進められるよう、必要なポイントをしっかり押さえていきましょう。

台東区の保育園の概要

台東区には、多様な保育サービスを提供する約60の保育施設があります。
これらは、認可保育園、地域型保育事業、認可外保育園に大別されます。
各種類の保育園は、それぞれ異なる特徴と利点を持っており、家庭のニーズに合わせて選択できます。

認可保育園について

認可保育園は、国の定めた基準を満たし、児童福祉法に基づいて設置された施設です。
0歳から小学校就学前までの子どもを預かり、保護者の就労や病気などの理由で家庭保育が困難な場合に利用できます。
台東区には、公立と私立を合わせて34の認可保育園があります（認定こども園を含む）。
以下、各種保育園の基準や特徴、台東区内の認可保育園一覧をまとめました。
【公立保育園】
運営主体：市区町村が直接運営
職員：地方公務員として雇用
施設：比較的広い園庭と施設（ただし、園舎は古い場合が多い）

■保育の特徴
・保育内容の均質化
・ベテラン保育士が多い
・時代に合った保育手法への適応が課題の場合も
・費用は比較的低め（所得に応じた段階的料金）

【私立保育園】
運営主体：民間法人（社会福祉法人、株式会社、NPOなど）
職員：民間の雇用契約に基づく
施設：園によって様々（運営法人の方針により異なる）

■保育の特徴
・独自の教育方針やカリキュラムを持つことが多い
・施設やプログラムに特色がある
・費用が比較的高め（施設やサービスの充実度により異なる）

【公立保育園一覧】

【私立保育園一覧】

地域型保育事業について

地域型保育事業は、地域の多様な保育ニーズに応え、待機児童の解消を目指す事業です。
0歳～2歳の乳幼児を少人数で保育します。台東区には20の施設があり、以下の3種類に分類されます。以下、各種保育園の基準や特徴、台東区内の地域型保育事業一覧をまとめました。
【小規模保育事業】
認可定員： 6〜19人
【家庭的保育事業】
認可定員： 1〜5人
【事業所内保育事業】
事業所の従業員の子どもと地域の子どもを受け入れ

■地域型保育事業の特徴
・小規模でアットホームな環境
・子ども一人ひとりに合わせたきめ細やかな保育
・地域の特性やニーズに合わせた保育内容
・家庭的な雰囲気と地域との連携を重視

【小規模保育事業一覧】

【家庭的保育事業一覧】

【事業所内保育事業一覧】

認可外保育施設

認可外保育施設は、国や都道府県が定めた認可保育所の基準を満たしていない、または認可を受けていない保育施設の総称です。台東区には、認証保育所と認可外保育施設があります。
【認証保育所】
認証保育所は、東京都の独自制度として創設された保育施設で、認可保育所とほぼ同等の保育サービスを提供しています。

■認証保育所の特徴
対象年齢：0歳児から就学前まで
開所時間：13時間以上（延長保育を含む）
定員：20名以上
保育料：認可保育所と同程度
補助金：区から運営費補助金を受けている
保育士資格：常勤職員の6割以上が保育士資格を持つ

【認証保育所一覧】

【その他の認可外保育施設】
台東区には、区立の認可外保育園が1つあります。

■認可外保育施設の特徴
保育理由を問われない（就労証明不要）
柔軟な保育時間（早朝、夜間、休日保育など）
特色あるプログラム（英語教育、スポーツ、知育など）
即時入園が可能（空きがあればすぐに入園可能）
公的補助が少なく、保育料が高い場合が多い
保育環境の基準が園ごとに異なる

【認可外保育園一覧】

保育園選びのポイント

1.情報収集：各保育園の特徴や方針をよく調べる
2.見学：実際に園を訪問し、環境や雰囲気を確認する
3.イベント参加：園のイベントに参加し、保育の様子を観察する
4.施設選び：家庭の状況や子どもの特性に合った施設を選ぶ

保育施設選びは子どもの成長に大きく影響する重要な決定です。十分な準備と情報収集を行い、楽しみながら保活を進めましょう。
台東区の児童保育課や各施設に直接問い合わせて、最新の情報を入手することをおすすめします。