【上野×徳川家】徳川家康、吉宗、慶喜が祀られる地!徳川家由縁の地を巡る旅 in上野東照宮

\ この記事をシェア /

ボンジョルノ!皆さんどうもこんにちは!
大学では歴史学を学んでいる、新人ライターのメッシンタです!

皆さん意外に思われましたか?
いや、意外も何も皆さんが僕のことをそんなに知ってるわけないですよね。笑
というか興味もないですよね。はい、チョーシ乗りました、ごめんなさい。

とまあ僕は普段大学で歴史学と日本史について勉強しています。
歴史学科を選んだわけとしては、小さい頃に祖父母と大河ドラマを見ていたことが大きく影響していますね。
それ以来、歴史・日本史が好きになりました。

小さい頃の経験ってバカにならないですよね。
皆さんにも何かそういったモノが1つや2つはあるのではないでしょうか。
僕の場合はそれが歴史でしたね。

好きな時代は男のロマンともいえる、戦い(合戦)で日本一の武将を決める戦国時代や幕末・明治維新が好きです!

今回はめぐり部で、そのどちらの時代とも関りがある上野東照宮に行ってきました!
参加メンバーは相も変わらずのメンツでした。笑

左からあゆりんご、あんちゃん、りまちゃろ、僕の4名です!


上野恩賜公園へ!

まず僕たち4名は上野恩賜公園へと行きました!
そして上野公園にてオシャピクを試みました。笑

まあこれも結構紆余曲折を経たのですが、詳しくはりまちゃろやあんちゃんの記事でご覧ください。よろしくです!

めぐり部活動記録|上野のグルメ&グッズでおしゃれピクニック♪in上野恩賜公園(不忍池)

ピクニックのお供はサンナップ!可愛い紙コップや紙皿を手に入れて写真映えするおしゃれ容器

ちなみにこの写真は上野恩賜公園内にある不忍池で撮った写真です!

めっちゃ綺麗ですよね。
快晴でした!暑すぎましたが……。

いざ上野東照宮へ!

オシャピクを十分に楽しみ、最後に上野東照宮へとやって来ました!

上野公園広すぎます。
この日どれだけ歩いたことか……笑

1日歩き回った後なので皆へとへとだったんですが、無事にたどり着きました。

こちら正面入り口となる大石鳥居ですね。
無骨な石の大きな鳥居に木々って、渋いっていうか風情がありません?

厳島神社や伏見稲荷大社の鳥居のような華やかさはありませんが、質実剛健さをかんじます。

入り口にこれだけ大きな鳥居があると権威の大きさも感じませんか?
このくらいの大きな鳥居がある神社って中々ありませんよね。

上野東照宮って?

皆さんはこの神社がどういった経緯で建てられたか気になりませんか?

ズバリ、この上野東照宮は徳川家康を祀っている神社なのです!
そう考えるとあの鳥居の渋さも納得がいきません?
武家が武家のために建てた神社ですからね。

まあ厳密にいうと、徳川家康、徳川吉宗、徳川慶喜の3名を祀っている神社です。

さて、上野東照宮が誰を祀っている神社か分かりましたが、皆さんがずーっと疑問に感じていることがあるのではないでしょうか?

そう、世界遺産にもなっている日光東照宮ですね!
同じ名前が入っているので気になりますよね。

実は日光東照宮も徳川家康を神として、祀っています。
ではなぜ上野にも建てられたのでしょうか。

この上野東照宮は1627年に創設されましたが、1651年に現存する社殿へと3代将軍・徳川家光が造営替えを行いました。

この造営理由が上野にも徳川家康を祀る神社がある理由です!

それは日光という遠い所まで参拝することが出来ない人々のために、近郊で日光東照宮のような豪華な社殿がある神社を建立しようという目的のもと、建てられたということです。

こういった経緯をもとに、この上野東照宮は建立されました。
いわば徳川家の威光を知らしめるべく建てられたと言えるでしょう。

1600年に天下分け目の合戦、関ケ原の戦い。そして1603年に徳川家康による江戸幕府の開府。
上野東照宮が建てられたころは丁度天下も安定してきて、江戸幕府を中心に日本という1つの国になってたんですね!
言い換えれば全国の諸大名へと徳川家、ひいては江戸幕府の権力・威光を知らしめる意図があったということです!

そう考えればこの金きら金の金色殿(社殿)も納得がいきますね!

見てください。この黄金を。豪勢すぎますよねー。
屋根が見える奥の社殿はもちろん、手前にある唐門も黄金一色です。

ここまで金に溢れた建物は中々ありませんよね。
それこそ日光東照宮や金閣寺くらいしかパッと思いつきません。

そんな滅多に見ることが出来ないものが、東京・上野という都内近郊で見ることが出来るのです。
行くしかないですよね!
まさに家光の造営目的の通り、って感じがします。

チラッと最初の方に家康以外にも、吉宗、慶喜を祀っていると触れましたよね。

吉宗と聞いて分からない人でも、暴れん坊将軍と言えば聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。

この吉宗という将軍は、暴れん坊将軍のモデルとなった人物なのです。

マツケンサンバで知られている、松平健さんが主演を務めていた、往年の人気な時代劇です。

8代将軍・徳川吉宗は変わった経歴の持ち主で、元は徳川御三家の紀伊藩のお殿様でした。

分からない方に御三家について軽く説明すると、江戸にある徳川本家に対して、尾張、紀伊、水戸の3藩が徳川家の分家となり、次の将軍が決まらない・居ないといった後継者問題が発生しないようにするために、創られた分家のことを指します。

そういった経歴がある中、徳川吉宗は江戸幕府中興の祖となり、幕府を盛り立てました。

新田開発や享保の改革を行った人物として、有名ですね。


そして最後は徳川慶喜です。
この慶喜は江戸幕府最後の将軍として存じている方も多いのではないでしょうか。

慶喜は御三家の水戸藩にて生まれ、一橋家というこれまた徳川家の分家にあたるところへと養子に出されました。
その後に紆余曲折を経て将軍となった人物です。

また徳川慶喜は大政奉還を行った人物として、御存じの方が多いと思います。
これを行った後に、幕府は事実上終焉し、慶喜は江戸幕府最後の将軍となりました。

ちなみになんですが、私は卒業論文を幕末について書こうと考えているので、この徳川慶喜は切っても切れない人物ですね。笑

余談ですが、東京・上野にて過去に戦争・合戦があったということをご存じですか?
それは徳川慶喜が大政奉還を行った後に起き、旧幕府軍(江戸幕府のことです)VS新政府軍(後の明治政府のことです)の戊辰戦争のことを指します。

この戊辰戦争は1867年~68年の1年間で全国規模での戦いとなったものです。
その中の上野戦争と呼ばれるのが、上野にて起きた合戦です。

この合戦は僅か1日で終わった戦いでもあり、また同時期に会津戦争や北越戦争もあったため、知らなかった方も多いかもしれませんね。
合戦の結果は新政府軍の勝利となりました。

ただこの上野戦争が起こった時も、上野東照宮はその戦火に晒されることはありませんでした。
上野東照宮は焼失することなく、現在も現存しています。

上野東照宮は、江戸幕府の徳川家初代将軍に始まり、中興の祖の将軍、そして徳川家最後の将軍という、徳川家・江戸幕府でもキーとなる人物を祀っている。
そういった意味でも上野東照宮は、徳川家の興亡を最初から最後まで見守ってきたと言えますよね。

徳川家の威光を知らしめてきた建物、江戸幕府滅亡後、そして現在までもその偉大さを窺うことが出来るものがすぐそばにあります。
皆さんも是非足を運んでみてください。

上野東照宮のいいところ
・東京上野という都内近郊で日光東照宮と同等の神社を参拝することが出来る
・江戸幕府の興亡を始まりから滅亡までを、すぐそばで実感することが出来る(上野戦争での焼失危機を乗り越えたという意味で)
・武家らしさの渋みと同時に天下に誇る徳川家の豪華絢爛さ、勢威・威光の強さを肌で感じることが出来る
・国指定の重要文化財が目白押し(唐門や金色殿、大石鳥居など他にも多数あります)

おみくじもめぐり部メンバーの皆とやって来ました!
結果はというと……

・りまちゃろが大吉
・あゆりんごが中吉
・僕が吉
・あんちゃんが小吉

という何ともキレイに分かれた結果となりました。笑
りまちゃろ以外の皆は結ばせていただきました。
僕自身はそこまで悪い内容は書かれてなかったのですが、もっと良くなってほしい!と思って結んじゃいました。

高望みしすぎですかね?
いいや、ここは家康様に祈るしかありませんね!!

趣深く、その場の迫力に圧倒されました。
上野東照宮、是非皆さんも行ってみてください!


まとめ

皆さん、最後までご覧いただきありがとうございました。

いやー今回も楽しかったです!
特に歴史好きの僕にとってはピッタシすぎました。

これだけ歴史が好きなくせに、実を言うと上野東照宮という存在を行くことが決まるまで知りませんでした。(汗)
お恥ずかしい限りです。

今まで知らないで、行った事がなかったことを後悔するほど豪華で綺麗でした。
神々しかったです。後光が指しているようにも感じました!

日光東照宮や金閣寺に行ったことはあるけど、上野東照宮には行った事がないというそこの皆さん!
是非行ってみてください!
まったく引けを取らないほどに圧倒的な光景です。

また、どれも行ったことがないという皆さんもせっかく都内近郊にあるので、ぜひ上野東照宮に足を運んでみてください!
国指定の重要文化財が目白押しです!

それではここまでホントにありがとうございました。
ジャネバーイ!

上野東照宮
住所:〒110-0007 東京都台東区上野公園9-88
電話番号:03-3822-3455
営業時間:
〈御参拝〉
冬季(10月~2月) 9:00~16:30
夏季(3月~9月) 9:00~17:30
〈御拝観〉
冬季(10月~2月) 9:30~16:00 
夏季(3月~9月) 9:30~17:00
*天候により多少前後することがあります。また荒天時は安全のため閉門することもあります。
料金:
〈御参拝〉
無料
〈御拝観〉
大人¥500
小学生¥200
団体(20名以上)¥400
ぼたん苑との共通券¥1100
*季節・天候により変更することがあります。
定休日:無休

\【上野×徳川家】シリーズはこちら/

▼【上野×徳川家】寛永寺、不忍池、清水観音堂、上野公園内は京都を意識?意外と知らない上野の地と江戸幕府の歴史(上野と京都の関係)

▼【上野×徳川家】江戸幕府の繁栄、安寧はここにあり?歴代徳川将軍が眠る菩提寺、寛永寺

▼【上野×徳川家】東京上野で幕末に行われた戊辰戦争・上野戦争!上野公園に眠る旧幕府軍、彰義隊の墓



\ この記事をシェア /

ライター紹介

メッシンタ

めぐり部/フリーライター

年齢/20歳。学歴/現役大学生。趣味/サッカーすることとサッカー観戦。性格/素直。 夢/死ぬまでにイングランドのリバプールに行ってホームスタジアム・アンフィールドで生観戦すること。 後はお金持ちの妻子持ちになること。
メッシンタの記事を見る

  • facebookx
  • このライターの記事

    メッシンタの記事を見る

    人気エリアから探す

    ランキング


  • facebookx