浅草|ペリカンのパンも買える!明治43年創業「中村屋本店」で珍味を実食

以前、「はんこ屋さんでペリカンのパンが買える」という記事を書きました。
その話を友達にしたところ、「浅草の中村屋本店でもペリカンのパンが買えるよ」とのこと。
中村屋本店といえば、浅草にある老舗の珍味店です。
「珍味屋さんなのに、ペリカンのパンが買える?」
少し意外な組み合わせが気になったのと同時に、私はお酒が好きなので、小肌や塩辛、乾き物などが並ぶお店にも興味津々。
「ペリカンのパンがなくても、行ってみたい!」
そんな気持ちになり、さっそく中村屋本店を訪ねてみました。
創業は明治43年。伝法院通りの角にある店構えは、老舗らしさがありながら、どこか和モダンな雰囲気です。
そして、入り口には「ペリカンパン入荷中」の手書き看板。
これはもう、期待が高まります。今回は、ペリカンの食パンと一緒に、気になった珍味も購入してみました。

創業明治43年!伝法院通りにある老舗「中村屋本店」

中村屋本店があるのは、台東区浅草2丁目。
伝法院通りの角にあり、浅草寺周辺を歩いていると目に入りやすい場所です。
店頭には「創業明治43年」と書かれた看板。
長い歴史を感じさせる一方で、店構えは和モダンといった感じの、ちょっとおしゃれ渋い佇まいです。
週末の午前10時過ぎ、開店して間もない時間に訪れました。
実は、その前の週にも一度訪れたのですが、その日は臨時休業。
あとから聞いてみると、ちょうど浅草のサンバカーニバルの日でした。
お店の前を大勢の人が通るため、「もう商売にならないから」とお休みにしたのだそう。
思わぬ理由に、浅草らしさを感じました。
そして翌週、改めて訪問。
今度は無事にお店の中へ入ることができました。

珍味がずらり!ごはんにもお酒にも合う品ぞろえ

店内に入って、まず目に入ったのが、ずらりと並んだ珍味。
しっとりしたものから乾き物まで、さまざまな商品が並んでいます。
ごはんのおかずになりそうなものもあれば、これは完全にお酒のおつまみ、というものも。
どれもおいしそうで、店内を一周しては戻り、また一周。
「今晩のおつまみにするなら、どれにしよう?」
そんなことを考えながら、かなり悩んで選びました。
ごはんのおかずとしていただくなら、一人で食べるのにちょうどよさそうな量。
お酒のおつまみとして何品か並べるなら、2~3人でもいろいろ楽しめそうです。
私は今回、家でお酒と一緒に少しずつ味わうことにしました。

ペリカンのパンが買える日は、店頭の看板をチェック

そして、今回のお目当てのひとつが、こちら。
浅草・田原町にある人気店、「ペリカン」のパンが、中村屋本店でも購入できます。
今回購入した食パンは10時ごろ、ロールパンは11時ごろに入荷するそうです。
日曜日・祝日は入荷がないとのこと。
並ばずにペリカンのパンが買えるのは魅力ですが、一見したところ、それほど数がないので、売り切れには注意が必要です。
実際、この日も私の前に来ていた方がペリカンのパンを購入し、その後に来た方もペリカンのパンを購入していました。
店頭に「ペリカンパン入荷中」と出ているのを見つけたら、ちょっと得した気分になりそうですね。
ペリカンのパンを目当てに訪れるなら、早めの時間がよさそうです。

小肌、塩辛、ぬか漬……気になる珍味を実食

今回購入したのはこちら。
・自家製小肌酢〆 1枚250円
・自家製ぬか漬(かぶ) 130円
・若さぎ唐揚 300円
・いかの塩辛 200円
・ペリカンの食パン 1斤580円
どれも少量ずつなので、いくつか買って食べ比べるのも楽しそうです。

自家製小肌酢〆 1枚250円

まずは、自家製小肌酢〆。
食べてみると、酸味はやさしく、魚そのもののおいしさが感じられます。
酢〆というと酸味が強いものを想像するかもしれませんが、これはかなり上品な味わい。
「これ、おいしいな」
思わずそう言いたくなる小肌でした。
個人的には、お寿司屋さんでいただく小肌にも負けないくらいのおいしさだと感じました。
お酒のおつまみとして、ゆっくり味わいたくなる一品です。
ちなみに、日持ちについてお店の方に聞いたところ、2~3日程度なら大丈夫とのことでした。

自家製ぬか漬(かぶ) 130円

続いて、かぶのぬか漬。
袋を開けた瞬間から、しっかりとしたぬかの香りがあります。
いい意味で、少し田舎っぽい感じ。
酸味もしっかりあり、ぬかの風味がよく染みています。
好みは分かれるかもしれませんが、私はこういう味が好き。
ごはんと一緒に食べてもいいですし、箸休めとして少しずつつまむのもよさそうです。

若さぎ唐揚 300円

名前だけを見ると、カリッと揚げた若さぎの唐揚を想像します。
ところが、食べてみると、味わいはむしろ佃煮に近い印象。
甘辛い味付けで、どこか懐かしさがあります。
これは、ごはんにも合いそう。
もちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。

いかの塩辛 200円

そして、お酒好きとして外せなかったのが、いかの塩辛。
これはかなり濃厚です。
いかはコリコリとした食感があり、しっかりとした味わい。
少しずつ口に入れて、お酒を飲みたくなります。
もちろん白いご飯にもよく合う。
200円でこの味なら、かなりうれしい一品です。

ペリカンの食パンも購入!老舗で楽しむちょっと意外な組み合わせ

そして、今回もうひとつのお目当て。
ペリカンの食パンです。
1斤580円。
袋から出すと、いつものペリカンの食パン。
外側はしっかり、中はもっちり。
やっぱりおいしい。
ペリカンのパンについては、以前の記事でも紹介していますが、久しぶりに食べても「やっぱりおいしいな」と思える味でした。
それにしても、珍味店でペリカンの食パンを買うというのは、なかなか面白い体験です。
家に帰ってから、
「今日は小肌と塩辛でお酒を飲んで、朝はペリカンのパンを食べよう」
そんなふうに、買ったものを眺める時間まで楽しくなりました。

パンを買うつもりが、珍味に夢中になるかも

今回、中村屋本店を訪れてみて感じたのは、ペリカンのパンが買えること以上に、「何を買おう?」と店内を眺める時間が楽しいお店だということでした。
もちろん、ペリカンのパンを目当てに訪れるのもいいと思います。
でも、せっかくなら店内の珍味にも目を向けてみてほしいところ。
小肌や塩辛、ぬか漬、若さぎなど、少量から購入できるものも多いので、自分のお気に入りを探す楽しみがあります。
私の場合は、ペリカンの食パンを買うつもりで訪れたはずが、気がつけば珍味選びのほうにかなり時間を使っていました。
パンと珍味。
一見すると、あまり結びつかなそうな組み合わせですが、それを一度に楽しめるのが中村屋本店の面白さです。
浅草を訪れた際は、ペリカンのパンと一緒に、老舗の珍味も楽しんでみてはいかがでしょうか。

中村屋本店
住所:東京都台東区浅草2-1-1
営業時間:10:00~19:00
定休日:不定休
※ペリカンのパンは入荷時のみ販売されます。食パンは10時ごろ、ロールパンは11時ごろの入荷予定です。日曜日・祝日は入荷がありません。
※営業時間・定休日・商品の価格や入荷状況などは変更になる場合があります。訪問前に公式情報をご確認ください。

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ふじみ

フリーライター

フリーライター。FP。お得なものと変なものが好きです。推しのライブに参戦するために生きています。
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