【取材】第5弾：俳優 柏原収史さんのお店、浅草・苺座の顔「大福いちご」に3種類の新しい仲間が新登場

大福いちごは、どうしても年齢層が高い和菓子というイメージがありますが。実際、お店に来てくださる方は、若い方が多いんですね。いまうちと関係があるあんこ業界でも、その若い方をとりこもうとしていて、いろんなあんこを作っているんです。

メロン餡とかいちご餡とか。ホントにネットをみるとわかりますが、いろんなあんこを出しています。私どももそこに着目して、大福いちごを若い方のニーズに応えるようなスイーツにしたいと考えまして。若い方にもっと絞って、商品開発に挑戦してみました。

いろんな餡が出ているので、たくさん試作品を作りました。そして、いろんな餡を試したなかで、特にピスタチオ餡、チョコレート餡、ラズベリー餡の3つの餡に絞り、商品化しました。これはいろんな餡を催事に出させていただいて、好評だったのがこの3つの餡だったからです。

ピスタチオ感というか。提携している会社に大福自体をもっとピスタチオ感のある色にしてくれとか、雰囲気を出してくれとか。意見のやりとりをして。あんこの味を何回も試作して。それを繰り返して。

いわゆるピスタチオ餡だけだと、あんまりピスタチオ感が目立たないので。もっとピスタチオ感を強くしてくれとか、もっと個性を出してくれとかお願いしましたね。

ラズベリー餡も同じですね。ラズベリー餡らしさをもっと強く出してくれと。チョコレート餡も、チョコレート餡らしさの個性を出してくれと、提案しましたね。

最初は、チョコレート餡ではなく、チーズ餡だったのですが。チョコレート餡は、バレンタインとかで、チョコといちごは合うということを前から予想していたので。チョコレート餡も加えようということになりました。

ピスタチオ餡、チョコレート餡、ラズベリー餡、ともかく各商品の個性を強く出してくれ。これが、今回の商品開発のポイントでした。開発期間は、3か月ぐらいかかりましたね。

ありがたいことに、たくさんの好評を得ています。

今でも、土日祝日の限定販売です。その理由は、オペレーションですね。やはり、それだけ手間がかかっていますからね。

そうですね。注文がそれだけ増えれば、そういうことも考えています。

あんこの種類が豊富にあるので。増えていく可能性はありますね。あんこ業者の方が、もういろんなあんこを作っているんです。ネットでみると、あんこがめちゃくちゃたくさん出てきます。

どうとらえていただいても、いいと想いますし。例えば、若者からすると、浅草・苺座さんは苺座テキーラの店かもしれないし。お子さんからすると、苺スムージーのお店かもしれないですし。いつもおみやげに購入してくれる方には、大福いちごのお店かもしれないですし。それは、もうお客さまの捉え方しだいでいいと想います。

鶯谷フィルハーモニーは、友達の中で創ったバンドなので。本当に遊びから始まったものです。そのバンドで楽しんでいただけるお客さまが、ありがたいことに増えてきているので。いまは、それにお応えしたいという体制で活動しています。

鶯谷フィルハーモニー以外にも、さまざまな音楽活動を行っていますが。夢は、やっぱりヒット曲を出せればっていうのがありますね。全国の皆さんが、あの曲知っている?　いいよね。と、言ってくださる曲を出したいというのはあります。音楽活動は、苺座とは、違う脳みそでやっています。自分の世界を出すというよりは、プロデュースという観点から創っていますね。

今は、けっこういろんな商品を出させていただいているので。これからは、展開を考えていきたいですね。苺座が、いまチカラを入れていて、そしてカタチになったのが通販なんです。3月から始まったんですけど。全国の方々から、ありがたいですと、たくさんの声が私たちに届いています。