東京美術館で「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ―ウィーンが生んだ若き天才―」が開催!東京での開催は30年ぶりです
展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」が2023年1月26日(木)から4月9日(日)まで東京美術館で開催されます!
若くして天才と呼ばれたウィーンの画家、エゴン・シーレ。
彼の作品が集う展覧会が東京で開催されるのは30年ぶりとなります。
驚くべき表現力に目を奪われてしまうエゴン・シーレの作品計50点に加えて、同じくウィーン時代に活躍した画家の作品が展示予定です。
本記事では、展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」の開催情報をまとめています!
目次
レオポルド美術館 エゴン・シーレ展について
「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」では、オーストラリアの画家エゴン・シーレが残した作品50点を展示。
若くして天才と呼ばれ、28歳という若さでこの世を去ったエゴン・シーレが残した作品を鑑賞できます。
エゴン・シーレの展覧会が東京で開催されるのは、なんと30年ぶりです。
エゴン・シーレについて
🗣️#シーレ ってどんな人?
— 【公式】エゴン・シーレ展 (@schiele2023jp) January 9, 2023
16歳で学年最年少の特別扱いでウィーン美術アカデミーに入学。
かのクリムトに、わずか17才にしてその才能を認められた。
シーレ「僕には才能がありますか」
クリムト「才能がある?それどころかありすぎる」#シーレ展 #エゴン・シーレ #東京都美術館 #egonschiele pic.twitter.com/5wydrE1bFn
世紀末を経て芸術の爛熟期を迎えたウィーンで活躍した画家。わずか28年という短い生涯の間に鮮烈な表現主義的作品を残し、美術の歴史に名を刻んだ。
最年少でウィーンの美術学校に入学も保守的な教育に満足できず、退学して新たな芸術集団を立ち上げる。当時の常識にとらわれない創作が社会の理解を得られずに逮捕されるなど、孤独と苦悩を抱えながら、ときに暴力的なまでの表現で人間の内面や性を生々しく描き出した。
引用:展覧会「レオポルド美術館 エゴン・シーレ展 ウィーンが生んだ若き天才」公式サイト
注目のみどころは?
エゴン・シーレの作品を50点展示
#エゴン・シーレ《#ほおずきの実のある自画像》 1912年
— 【公式】エゴン・シーレ展 (@schiele2023jp) October 16, 2022
まずはとにかく!これを見るべし!
魅力はなんと言っても視線。
そして、顔の肌の色に用いられているのは何色?
物憂げな口元は何を訴えているのでしょうか?#シーレ展 #エゴン・シーレ展 #東京都美術館 https://t.co/LcHsV79jce pic.twitter.com/DJDncpdtHn
わずか28歳という若さでこの世を去ったエゴン・シーレが残した油彩画やドローイング50点を通して、画業と生涯を振り返ることができます。
シーレの自画像のなかで最も有名な《ほおずきの実のある自画像》や、《自分を見つめる人II(死と男)》《母と子》などの人物画に加え《装飾的な背景の前に置かれた様式化された花》《モルダウ河畔のクルマウ(小さな街IV)》といった静物、風景画などが展示予定とのこと。
ダイナミックな表現技法、色の重ね方、筆と指を使い分けて描いている箇所など、注目してみたい箇所が盛り沢山です。
ウィーン世紀末を生きた画家の作品を展示
エゴン・シーレと同じウィーン世紀末を生きた画家・グスタフ・クリムトやオスカー・ココシュカ、コロマン・モーザー、リヒャルト・ゲルストルらの作品も展示されます。
エゴン・シーレをめぐるウィーン世紀末美術を展観します。
豪華声優が音声ガイドを担当
音声ガイドのナレーションを務めるのは声優の浦和希さんです。
解説を聞いて、より一層作品への理解を深めたいという方は音声ガイドも併せて利用してみてはいかがでしょうか。
ナビゲーター:浦 和希(声優)
解説ナレーター:恒松 あゆみ(声優・ナレーター)
解説時間:約35分
貸出料金:一台650円(税込) ※実機レンタル・アプリとも。
開催概要
【会期】2023年1月26日 (木) ~ 4月9日 (日)
【休室日】月曜日
【開室時間】9:30~17:30、金曜日は20:00まで (入室は閉室の30分前まで)
【会場】東京都美術館(東京・上野公園)
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
【主催】公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、朝日新聞社、フジテレビジョン
【後援】オーストリア大使館
オーストリア大使館
オーストリア文化フォーラム東京
オーストリア文化フォーラム東京
【協賛】竹中工務店、凸版印刷
【協力】ルフトハンザ カーゴ AG
※最新情報については公式サイトをご確認ください
【お問い合わせ】ハローダイヤル050-5541-8600 (全日/9:00~20:00)
チケット情報
【観覧料】
一般2,200円
大学生・専門学校生1,300円
65歳以上1,500円
平日限定ペア割 3,600円
まとめ
ウィーンで生まれ、若くして天才と呼ばれた画家エゴン・シーレ。
表現性豊かな線描と不安定なフォルム、鮮烈な色彩が特徴的な作品の数々に目を奪われてしまうこと間違いありません。
浦和希さんがナレーションを務める音声ガイドや、エゴン・シーレと同じくウィーンで活躍した画家たちの作品にも注目です。
会期は2023年1月26日(木)から4月9日となっています。
エゴン・シーレが残した名作を東京美術館で鑑賞できる機会をぜひお見逃しなく!