年越しは除夜の鐘を聴きたい!2021~2022年の年越しは台東区へ【浅草寺・寛永寺】
皆さん今年の年末はどうお過ごしですか?
昨年はコロナウイルス感染症の拡大により、お家で新年度を迎えた方が多いのではないでしょうか。
私も昨年はテレビを見ながら友達と年を越しました。
しかし、年越しといえば、夜中に何人かで神社に行って甘酒を飲みながら、初詣に行くのがテンプレート。
現時点では、コロナの感染者がだいぶ減ってきているので、今年は友達と初詣に行くという希望も見えてきました!
神社やお寺で年越しをするのならやはり聴きたいですよね~“除夜の鐘”
あの「ボーン」という音を聴かないと、年が明けた気がしません!
共感してくれる方いませんか?
今記事では、台東区で年越しをするのにおすすめの除夜の鐘が聴けるスポットを紹介していきたいと思います!
年末の過ごし方を決めていない人はぜひ最後までご閲覧ください!
台東区で除夜の鐘が聴けるおすすめスポット
台東区で除夜の鐘を聴けるスポットはいくつかあります。
中でも観光スポットとして有名な「浅草寺」と「寛永寺」は除夜の鐘が聴けるスポットとしても大変人気があります。
それぞれ詳しく見ていきましょう!
浅草寺
浅草寺は除夜の鐘が鳴る有名なスポットとして知られていて、毎年多くの人が大晦日に訪れます。
元旦0時になると境内南東の「弁天山(べんてんやま)」にて鐘が108回打たれ、新年を迎えた境内に鐘の音が鳴り響きます。
その後は“捨て鐘”と言われる、数に入れない鐘が3回打たれ、「百八会」の会員によって残り107回の鐘が次々に打たれていきます。
ちなみに、108回全ての鐘が打ち終わるのに大体40分かかります。
現時点では、コロナウイルス感染症も収まってきていることですし例年通り開催されそうですが、もしかしたら急な変更があるかもしれませんので、浅草寺の公式サイトを随時見ておくことをおすすめします。
浅草寺
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3842-0181
寛永寺
東叡山寛永寺では、上野公園内「時鐘堂(じしょうどう)」と、境内根本中堂前にある「鐘楼堂(しょうろうどう)」の2か所で除夜の鐘を執行しています。
やはりどちらとも、年明けと同時に第一打が鳴らされます。
こちらも浅草寺同様に、全部で108回打たれますが、寛永寺はなんと一般の方も参加できるチャンスがあるのです!(事前申し込み)
2021年~2022年の情報はまだ出ていませんが、そのうち申し込みが始まるでしょう!
冥加料は1打3,000円になりますが、例年通りでしたら破魔矢と御札等がいただけます。
気になる方は、ぜひ申し込んでみて下さい!
寛永寺
住所:〒110-0002 東京都台東区上野桜木1丁目14-1
電話番号:03-3821-4440
除夜の鐘はなんで108回打つの?
そもそも、除夜の鐘は何故108回打つのか知っていますか?
結構な回数ですよね。しかも、中途半端な数です。
“108”という数にはどんな意味があるのでしょうか。
実は主に3つの説があります!1つずつ詳しく見ていきましょう!
①人間の煩悩の数
1番有名なのは、人間の108個の煩悩を払うためという説です。
欲望や怒り、執着などを取り払い、新しい気持ちで新年を迎えるためという意味が込められているといいます。
②1年を表す数
2つ目は、月の数12と、1年を24の季節に分ける二十四節気(にじゅうしせっき)の24、1年を72の季節に分ける七十二候(しちじゅうにこう)の72を足した108という説です。 少しこじつけな感じはしますが、たまたま108になったんだとしたらそれはそれですごいですよね……。
③四苦八苦を表す数
四苦八苦とは、もともと「あらゆる悲しみの意」という意味があります。
四苦(4×9)+八苦(8×9)で36+72=108となり、3つ目の四苦八苦を取り払うために除夜の鐘をつくという説に繋がります。
これもたまたま108という数字になったんだとしたら、驚きですよね。
どの説が正しいというか、全てに関係がありそうですよね!
いずれにしても除夜の鐘を打つ理由は、一年の苦しみや悩みを取り去り、新しい気持ちで新年を迎えるということになりますね(⌒∇⌒)
まとめ
台東区に位置する「浅草寺」と「寛永寺」の除夜の鐘はいかがでしたか?
どちらとも歴史ある素敵なところなので、どちらにしようか迷ってしまいますよね!
注意してほしいのは、浅草寺だと一般の人は参加できないという点です。
除夜の鐘を打ってみたいのなら、寛永寺に行くことをおすすめします!
おそらく今年も事前予約制だと思うので、行けば誰でも打てるというわけではありません。
参加したい方は必ず、寛永寺の公式ホームページをチェックしてください!
2021年~2022年の年越しの予定は“除夜の鐘”が聴ける浅草寺か寛永寺で決まりですね!
今年こそは「ボーン」という音を聴いて年越しができますように……!
・浅草寺公式ホームページ
・寛永寺公式ホームページ
おすすめ記事はこちらから