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【浅草寺?】最古の招き猫ゆかりの地とは!?【豪徳寺?】

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こんにちは、とくらです。

2022年が始まってからずいぶん経ちましたが、今年は何だか散々な始まりでした。

年が明けてすぐ盲腸で入院し、やっと帰宅すると子どもたちの保育園が休園に…

なんとか乗り越えるも、すぐに家族全員体調不良で家から出られず…

1、2月は本当にトホホ、という感じでしたが、今年の厄はすべて落としたと思って今年も頑張りたい…

少しでもご利益のあるものにすがりたい気持ちです。

福よ来い…

何か運気が上がりそうなことを書きたい!ということで、今回はおそらく日本で最もメジャーな浅草寺発のあのラッキーアイテムをご紹介します。

そう、招き猫です!!


招き猫とは


招き猫とは、皆さんご存じ、あの片手を上げた猫の置物です。

商売繁盛の縁起物として飲食店でもよく見かけますよね。

座布団にちょんと座っている姿が可愛い招き猫。

実はその姿によってご利益が異なるということをご存じでしたか?

右手を上げた猫は(実際には前脚を上げているわけですが)金運を招き、左手を上げている猫はお客さんを招くそうです。

手を上げる高さでもご利益が異なるそう。

手が耳より高く上がっているものを「手長」と言い、より大きく遠くにある福を招くとされています。

逆に、耳より低いものを「手短」と言って、小さく身近な福を招くそうです。

「手を上げてるから招き猫だ」くらいの認識でしたが、手の上げ方だけでも色々意味があったんですね。

また、時々黒い招き猫を見かけることはありませんか?

黒猫は昔から魔除けや幸運の象徴とされているため、黒い招き猫は魔除け・厄除けのご利益があるそうですよ。

スタイリッシュだから黒いというわけではなかったんですね…

また、赤い色の招き猫は、疱瘡神という疫病神が赤を嫌うことから、病除けや健康長寿のご利益があるとされています。

確かにあまり喫茶店などでは見かけない色ですよね。

赤い招き猫のご利益が病除けだったとは…!

これは早速我が家にも来ていただこうと思います!

なんとなく古風な日本の縁起物という感じがする招き猫ですが、海外でも活躍を見せています。

特に、中国やアメリカではかなりメジャーな存在だそう。

「welcome cat」 や 「lucky cat」と呼ばれて親しまれています。

しかし、アメリカでは手のひらの向きが逆になっており、手の甲を外側に向けて手を上げているそうです。

これは、アメリカでは日本式の手招きが「しっしっ」と追い払うジェスチャーになってしまうため。

所変われば招き猫の招き方も変化するんですね。

どこが発祥の地?


さて、冒頭で「浅草寺発のラッキーアイテム」と書きましたが、実は招き猫発祥の地は日本各地に存在します。

ただの猫の置物ではなく「招き猫」の形になったのは一体どこが最初だったのでしょうか?

いくつかの発祥説をご紹介します。

豪徳寺説

豪徳寺の招き猫に聞き覚えのある方も多いかもしれません。

招き猫は世田谷区の豪徳寺というお寺が発祥という説があります。

これは次のような説です。

江戸時代、彦根藩主の井伊直孝が、弘徳院というお寺の前を通りかかりました。

すると、和尚の飼い猫が手招きをするので、一行はお寺で休憩することに。

途端に雷雨が降り始め、雨に濡れずに済んだことに喜んだ井伊直孝は多額の寄進をし、弘徳院は豪徳寺という大きなお寺になりました。

和尚は、この手招きした猫が亡くなった後、墓を建てて弔ったそうです。

後世、境内には招猫堂というお堂が建てられ、猫が手招きをする様子をかたどった招き猫が作られ鵜ようになりました。

実際に、豪徳寺は井伊家の菩提寺となっており、桜田門外の変で暗殺された大老・井伊直弼の墓もここにあります。

「おいでおいで」をしている猫につられてお寺に入っていくお殿様の様子を想像すると何だか可愛いエピソードですよね。

右手を上げている猫も左手を上げている猫もあると先ほど書きましたが、豪徳寺の招き猫は全て右手を上げており、小判を持っている招き猫も居ません。

これは「招き猫は機会を与えてくれるが、機会を生かせるかどうかは本人次第である」ということだそう。

武家との強い結びつきがあるからでしょうか。何だか商売繁盛という感じではありませんね。

自性院説

新宿区にある自性院が発祥であるとする説があります。

自性院は別名「猫寺」と呼ばれており、これは江古田・沼袋原の戦いで劣勢に立たされた太田道灌を黒猫が手招きして自性院に案内し、これをきっかけに盛り返した道灌が猫地蔵を奉納したことに由来します。

この猫地蔵から招き猫が成立した、という説が自性院説だそうです。

猫、お寺に招き入れがちですね。

丸〆猫説

最も古く、記録が存在しているのがこの丸〆猫説。

錦絵や実物によって発祥が確実視されているそうです。

この説では、お婆さんが飼っていた猫の姿を模して今戸焼の土人形として浅草寺三社権現(現・浅草神社)の鳥居あたりで売り始めた、というのが始まりと言われています。

当時は「招き猫」とも「丸〆猫」とも呼ばれていたそう。

まさか浅草寺境内で売られていたものが始まりだったとは…!

何気なく見ていた招き猫も、ちょっと身近に感じてしまいますね。


まとめ

体の不調に悩まされた今年の始まりでしたが、ぴったりの招き猫を見つけることもできて大満足です。

また、江戸の人々の生活と猫の深い繋がりも感じられました。

猫はやっぱりお殿様でも可愛いんですね。

皆さんも、ぜひご自分のお願いごとに合わせた招き猫を選んでみてくださいね!



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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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