【東京・台東区】南海トラフ地震が発生した場合の被害想定について|非常用備蓄品例も
台東区にお住まいの方は、南海トラフ地震が発生した場合の台東区の被害について確認しておきましょう。
本記事では、東京都台東区の被害想定に加え非常用備蓄品についてもご紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
建物被害について
南海トラフ地震による東京の被害想定は、最大震度6弱です。
台東区内の大半の地域では5強又は5弱が想定されています。
東京都によると、揺れによる被害はほぼ発生しない見込みとなっています。
あくまで想定なので、日頃からの地震対策の再確認をしておきましょう。
停電について
発災直後の緊急停電、その後に計画停電が発生する可能性があります。
計画停電は原則、事前に東京電力より周知されます。
計画停電が実施される場合、熱中症予防のため、状況に応じて区有施設を開放されますので、情報を確認しましょう。
液状化について
台東区内でも発生することが予想されています。
帰宅困難者について
南海トラフ地震では、震源地が遠くても東京で震度5弱と想定されているため、首都圏の鉄道等は直ちに運行を停止し、被害状況の確認や安全点検を実施する時間によっては、東日本大震災同様に多くの帰宅困難者が発生すると見込まれます。
現在、関係機関等と調整を行うとともに、必要に応じて帰宅困難者一時滞在施設が開設できるよう準備が行われています。
避難所開設について
台東区では揺れによる被害はほぼ発生しない見込みのため、今のところ避難所の開設は想定しておりません。
ただし、被害状況に応じて避難所を開設する場合があります。
津波について
東京都の被害想定によると、台東区には津波被害はありません。
イベント開催時の対応
イベント開催時に発災した場合、運営側は参加者に身を守る行動を促したあと、倒壊物がないなど安全が確保された広いスペース等に誘導してください。
また帰宅困難となった方には、帰宅困難者一時滞在施設が開設されますので、誘導、案内をしてください。(施設開設については防災アプリでお知らせされます)
非常用備蓄品例
いつ起きるかわからない災害に備えるために、日頃から自宅でも食料品や生活必需品など非常用備蓄品を備えておきましょう。
●非常用備蓄品<在宅避難をするとき>
●非常用持ち出し品
その他にもモバイルバッテリー(持ち運び充電器)などもあると便利でしょう。
しっかりと確認し、早めに用意しましょう。
参考元:台東区ホームページ
まとめ
本記事では、東京都台東区の被害想定と非常用備蓄品についてご紹介しました。
いつ起きるかわからない災害に備え、必ず自分の住んでいる地域の被害想定や避難場所などを確認しておきましょう。
非常用備蓄品もいつかではなく、今備えておきましょう。
家族や知人などと発災した際の行動について話し合っておくことも大切です。