台東区の代表的なスイーツ「人形焼き」を、今流行りのキャンプ定番飯にするゾ!
台東区には「人形焼き」という世界に誇れるスイーツがありますよね。
でもあんなにおいしいものが、スイーツやお菓子といった枠組みに留まっているのは、もったいない!
ということで、もっと美味しくはばたかせるべく、今、巷で流行っているキャンプ飯化させるミッションをスタートしてみました。
目次
キャンプ飯といえば?
キャンプ飯の定番メニューといえば、バーベキュー。
人形焼きをいろいろな具材と一緒に焼いて、メイン料理化させようというのが、今回のプロジェクトの趣旨(勝手にプロジェクト化)!
では用意するものを整理していきましょう。
焼くための道具を、100円均一で物色!
キャンプをしている人も、これからしてみたいと思っている人も気軽に楽しめるように、材料は100円均一の「ダイソー」と、コンビニで調達することに。とりあえず、サクッと焼けて、後片付けがラクちんなものを選びました。
まずは焼く道具から。用意したのはこちら!
スタンド付焼き網
スタンドが立てられるため火までの距離を遠くすることができます。
これなら焼き物だけではなく、ちょっとしたものを置くのにも便利そうです。
固形燃料
簡単にするため、網の下に固形燃料を置いて火をつけることに。炭を用意することも考えましたが、断然。こちらのほうが後片付けもラクちんです。
火力が心配でしたが、この網に対して1個の固形燃料で十分でしたよ!
焚き火用シート
焚き火などをしたときに、火の粉などが飛んで地面を汚さないために敷くシート。今回は焚き火ではないのですが、念のため購入しました。ここまでの材料はすべてダイソーで揃いましたよ。
あとは食材を調達!
まずはこちらから。
なぜか東京のコンビニ(ローソン)で売っていた、東北限定のハッピーターン牛たん風味。牛たん(風味の食べ物)を食べながら人形焼きをいただけるなんて、最高じゃないですか。
次に選んだのは
ローソンで売っていた、冷凍食品「北海道産じゃがいも使用フライドポテト」です。
こちらを冷凍のまま焼いていきます。
人形焼きの甘みと、フライドポテトのしょっぱさがジャストフィットすると予想!
これは絶対、おいしいはずです。
こちらもローソンの冷凍食品「国産豚の焼餃子」。
正直、お腹すいたのでつい買ってしまったネタですが……果たして、人形焼きと合うのでしょうか?
こちらも解凍なしで、このまま焼いていきますよ。
キャンプスイーツの定番といえば、マシュマロ。
普通のマシュマロはおいしいことがわかっているので、チョコの甘さと、あんこの甘さが、どういう化学反応を起こすか試してみたくなり「マシュマロチョコ」をセレクト。
でも何か忘れている気がしてならないのですよ。
そう、バーベキューといえば、肉です。
しかし本物の生肉はコンビニに売っていないので、ソーセージをチョイスしてみました。
ちょっとお高い感じが、おいしそうです。
そして本日の主役はこちら!
紀文堂総本店の人形焼きです。
ずっしりとあんこが入っていて、食べ応えがあります。2~3個食べたら、お腹いっぱいになっちゃうんですけど、つい手が伸びてしまうんですよね。
こちらをバーベキューのように、串にさして焼いていきますよ!
こんな感じで、ずんずん刺していきます。
いろいろな人形焼きの顔が、微妙にあっちこっち向いていて、ちょっと怖い……。
冷凍食品はすべて解凍せずにそのまま刺していったのですが、フライドポテトは割れやすいので少し解凍したほうがいいかもしれません。
餃子は余裕で刺せましたよ。
ということで、屋上で焼きまくりますよ!
なんだかホラーっぽくなってしまいましたが、気を取り直して、ハッピーバーベキュー!
あいかわらず自由な人形焼きさんたちは、串刺しにされながら、あっちこっちに顔を向かせますが、気にせずに焼いていきます。
焚き火シートが思ったよりも小さかったですが、火はちゃんと隅々まで届いてくれ、焼けていますよ。
でも右から二番目のフライドポテトの割れ具合が、どんどん広がっているような。
あ、落ちた……。
やっぱりちょっと解凍しないと難しいようですね。どことなく下の人形焼きが困っているようなふてくされているような顔つきが気になります。
食べた感想は?
それぞれのおすすめ度を、ランキング形式で紹介します。
5位/人形焼き×北海道産じゃがいも使用フライドポテト
フライドポテトは割れてしまったのが残念すぎて、この順位。人形焼きも、どこかうつろな表情(?)。
甘塩っぱさを期待していたのですが、それほどの塩味を感じず。
それぞれ単独で食べたほうが良いかなと感じました。
4位/人形焼き×2種のソーセージ
思ったよりもすぐに火が通って、早く食べられました。
食感の違う食材ですが、悪くない組み合わせです。主食になるおいしさでしたよ!
3位/人形焼き×マシュマロチョコ
マシュマロチョコと人形焼きを焼いて一緒に食べると、ティラミスっぽい洋風スイーツに味が変化。
ちょっと大興奮しちゃいました。
そんなに甘くなくて、かなりイケます。
一緒に焼いた仲間の中には、この食べ方が一番おいしいと言っている人もいましたよ。
2位/人形焼き×ハッピーターン 牛たん風味
これは素直に、おいしかったです! パクパクいけます。
もっと塩気があってもおいしいと思うので、ふつうのハッピーターンでもイケると思います。
ただハッピーターンが焼けやすいので、焼き加減が難しいかもしれません。
一番のおすすめは?
満場一致で激うまだったのが、「人形焼き×餃子」!
これ絶対、おすすめです。
本当においしくて、餃子と人形焼きなら、人形焼き10個くらいペロッと食べられそうな勢いで、ガツガツ食べられました。
餃子の持つ、肉や野菜、皮といった変化のある味わいと、人形焼きの落ち着いた味のバランスがちょうどいいんです。
冷凍餃子のため、ちょっと念入りに焼いたこともあり、人形焼きがサクッとしていて、食べやすくなっていたのも大きかったかもしれません。
何より餃子の持つ、絶対王者的なおかず感を打ち消すことなく、まるで人形焼きが「ごはんがわり」になり得る存在感をだしていたのには、驚きました。
一緒に焼いた仲間たちは、このあと、まだ串に刺さっていない餃子と人形焼きを取り合いしていましたよ・・・・・・。
そしてそのスキに、アレンジしだすメンバーも。
2本の串を使って、人形焼きにマシュマロチョコを溶かしつつ、くっつけています。
マシュマロチョコが人形焼きに合体したのを見計らって、裏返しにして焼いて食べていました。
こうすると普通に串刺しで焼くよりも、人形焼きの洋風度が増すらしいですよ。
人形焼きは、十分キャンプ飯になる!
大量にあった人形焼きは、1時間もたたないうちに無くなってしまったこの夜。
筆者は確信しました。
人形焼きは、キャンプ飯の定番になる! と。
何しろ人形焼きは
●串に刺しやすい
●持ち歩きやすい
●疲れたときに栄養補給にもなる
●焼くと食感が変わって楽しい
●カタチがいろいろあって、ゲームとかもできそう
●メインになる存在感
などなど、みんなでワイワイ楽しむキャンプ飯のお楽しみになり得る要素満載なんですよ。
まさかの餃子と合うのも、大きなおすすめポイント。
みなさんにも「人形焼き✖︎餃子」をはじめとする、さまざまな具材の焼きまくり大会を試してみて欲しいです。
人形焼きへのイメージがガラリと変わると思いますよ!
おすすめ記事はこちら
▼【ロケ地巡礼】浅草「喫茶ジョイ」で神木龍之介、浜辺美波、中村倫也、横浜流星らが食べたナポリタンを実食!松坂桃李、仲野太賀も
▼癒しの古民家「谷中ビアホール」は和モダンな空間deおひとり様ランチにも最適なお店♪
▼【素敵】おうちカフェにぴったり!可愛くてインスタ映えのする食器を合羽橋道具街へ探しに行こう