【会期終了】初詣は博物館!?東京国立博物館では正月企画『博物館に初もうで』を開催 2022年1月2日~1月30日まで

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年が明け、2022年になりました!

早いですね~。

年を重ねるにつれ、時の流れが早くなるというのは本当だったのだと身を持って感じています。

今年の干支は寅!????

干支が寅ってなんかかっこいいですよね!

年男・年女の皆さんは12年に1度の自分の年を楽しんでください!

そんな年男・年女の皆さんにおすすめの初詣スポットを紹介します!

それは、上野にある「東京国立博物館(トーハク)」です!

え?神社じゃなくて博物館?と思いますよね。

東京国立博物館では、毎年恒例の正月企画「博物館に初もうで」を開催しています!

この企画では、干支をテーマにした作品の特集やトーハクの新春の目玉である、国宝「松林図屛風」(長谷川等伯筆)など名品の数々を観ることができます!

参拝できるわけではありませんが、干支である寅にちなんだ作品を拝めるので、縁起が良いことは間違いありません!

今記事では、そんな東京国立博物館の『博物館に初もうで』の詳しい内容を紹介していきたいと思います!

ぜひ最後までご閲覧ください!


『博物館に初もうで』内容

「博物館に初もうで」は、東京国立博物館の毎年恒例正月企画として19年を迎えました。

2022年の干支は「寅(とら)」なので、今年は寅をテーマとした作品が数々展示されます!

動物に注目した特集ってあまりみないので、面白そうですよね!

作者によってタッチが違いますし、寅は寅でも様々な形や表情をしていると思うので、比較して楽しむことができます!

また、日本はもちろん、東アジアから南アジアまでの作品を観ることができます!

日本では、寅は悪霊を退ける動物やすぐれた武勇を示すイメージとして、多くの作品に登場してきました。

江戸時代には、博物学的な視点からリアルな写生図も残されるようになりました。

一方で東南アジアや南アジアの虎は、身体の特徴や色遣いなど、日本のものとは一味違ったユニークな表現をしています。

寅の作品を比較する機会などめったにありませんし、この機会を逃したら次は12年後になりますので、気になる方は今年行くことをおすすめします(⌒▽⌒)

主な展示作品

「博物館に初もうで」で展示される作品を少しだけ紹介していきます!

〈特集「博物館に初もうで 今年はトーハク150周年!めでタイガー‼」〉

陣羽織 白呉絽服連地虎模様描絵(じんばおり しろごろふくれんじとらもようかきえ)

引用:東京国立博物館公式サイト

江戸時代・19世紀 アンリー夫人寄贈

武士が鎧の上に着用する上着で、大胆な虎の描絵はサムライ魂を表しています。




●龍虎図屛風(りゅうこずびょうぶ)(左隻)

引用:東京国立博物館公式サイト

曽我直庵筆 安土桃山~江戸時代・17世紀

竹林から現れた虎の姿が描かれており、画面から飛び出てきそうなくらいの迫力を感じられます。




●漆絵画帖(うるしえがじょう)

引用:東京国立博物館公式サイト


柴田是真筆 明治時代・19世紀

名工・是真が漆で描いた絵画で、洒脱な画面に冴えた技量が見られます。




●博物館写生図(はくぶつかんしゃせいず)(虎皮)

引用:東京国立博物館公式サイト

江戸~明治時代・19世紀

写生図には虎皮のサイズがメモされており、鼻先から尾までは 2m50cmほどだそうです。

●白釉鉄絵虎形枕(はくゆうてつえとらがたまくら)

引用:東京国立博物館公式サイト

中国・磁州窯 金元時代・12~13世紀 横河民輔氏寄贈

これは魔よけの願いがこめられた陶製の枕で、虎の体は素地に白化粧を施し、褐釉と鉄絵で表しています。

〈新春 吉祥作品紹介〉

●松林図屛風(しょうりんずびょうぶ)国宝

引用:東京国立博物館公式サイト

展示期間:1月2日(日)~1月16日(日)

長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀

こちらは、トーハクの正月といえばの作品になります。

絶妙な空気感を味わえます。

●古今和歌集(こきんわかしゅう)(元永本)(下帖)国宝

引用:東京国立博物館公式サイト

展示期間:1月2日(日)~1月16日(日)

平安時代・12世紀 三井高大氏寄贈

日本の書ならではの連綿と余白の美を楽しめます。

●唐織淡茶紅緑段霞菊地紙模様(からおりうすちゃべにみどりだんかすみきくじがみもよう)

引用:東京国立博物館公式サイト

展示期間:1月2日(日)~3月6日(日)

奈良・金春家伝来 江戸時代・18世紀

扇形や竹、若松など、吉祥の模様が散りばめられた能装束です。

●富士山草花図扇面散屛風(ふじさんそうかずせんめんちらしびょうぶ)

引用:東京国立博物館公式サイト

展示期間:1月2日(日)~2月6日(日)

酒井鶯蒲筆 江戸時代・19世紀

富士山や花鳥で鮮やかに彩られた扇が、四季を表しながら金地の上に描かれています。

●名所江戸百景・するがてふ(めいしょえどひゃっけいするがちょう)

引用:東京国立博物館公式サイト

展示期間:1月2日(日)~1月30日(日)

歌川広重筆 江戸時代・安政3年(1856)

この作品で描かれている越後屋は、現在の日本橋三越と、三井記念美術館のある三井本館になります。

基本情報

〈日程〉2022年1月2日(日) ~ 2022年1月30日(日)

〈時間〉9:30~17:00 入館は閉館の30分前まで

〈休館日〉月曜日、1月4日(火) 、1月11日(火) ※2022年1月3日(月)、1月10日(月・祝)は開館

〈観覧料〉一般1,000円、 大学生500円

※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものを提示。

※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等を提示。


まとめ

東京国立博物館の「博物館に初もうで」はいかがでしたか?

初もうでといっても参拝するわけではありませんのでご注意ください。

もしも、勘違いして、東京国立博物館に行っても、上野には上野東照宮や五條天神社、花園稲荷神社など参拝スポットがたくさんあるので、心配いりませんね!

ぜひ、寅の作品や新春にふさわしい作品をトーハクでご覧になってみてください!

東京国立博物館
住所:〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
営業時間:9:30~17:00
定休日:月曜日
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
電話番号:050-5541-8600



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ライター紹介

きむら

インタビュアー、ライター、編集

何より美味しいもの、美味しいものしか勝たん。 最近はフィルムカメラにハマり中(・・) 夢はプリキュアになることです。
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