【一乗寺】超濃厚スープが癖になる。京都を代表するラーメン屋「麺屋 極鶏」

京都を代表するラーメンの聖地といえば、左京区の「一乗寺」エリア。通りを歩けば右も左もラーメン店という関西屈指の激戦区です。
今回は、そんな一乗寺からほど近いエリアに住む筆者が、「京都に来たら絶対に外せない」と胸を張っておすすめしたい名店「麺屋 極鶏(ごっけい) 一乗寺本店」をご紹介します!

麺屋 極鶏について

「麺屋 極鶏」は、「食べログ百名店」に9年連続選出、「ラーメンWalkerグランプリ」殿堂入りなど、京都のみならず全国区の知名度を誇る超人気店です。その人気は凄まじく、大手コンビニのファミリーマートからコラボレーションしたカップ麺が発売されたほど。

店内に入ると食券制になっており、レギュラーメニューは極鶏の代名詞とも言える超濃厚な鶏白湯をベースにした以下の5種類から選べます。

• 鶏だく: 鶏の旨みを極限まで引き出した、純粋無垢な基本のノーマルタイプ(1,000円)。
• 赤だく: 一面に唐辛子がまぶされた、辛味がピリッと効いた一杯(1,050円)。
• 黒だく: 香ばしい特製マー油(焦がしニンニク油)が食欲をそそる一杯(1,050円)。
• 魚だく: 豊かな魚粉の風味が溶け込み、鶏との旨味が絶妙に交わる魚介テイスト(1,050円)。
• 海老だく: 風味豊かな海老パウダーが丼を覆い尽くす香り高い一杯(1,150円)。
さらに、これらのラーメンはすべて「卵かけご飯」とのセットも可能。超濃厚なスープと、まろやかな卵かけご飯の組み合わせは、まさに悪魔的な魅力があります。

看板メニュー「鶏だく」を実食!レンゲが立つ超濃厚スープ

今回筆者がまず注文したのは、極鶏の基本にして至高の看板メニュー「鶏だく」です。
運ばれてきた丼を目の前にすると、その圧倒的なビジュアルに目を奪われます。これは果たしてスープと呼んでいいのか……まるで鶏のポタージュか、なめらかなペーストのようなドロドロとした質感。
あまりの超濃厚っぷりに好奇心が抑えきれず、スープにレンゲを真っ直ぐ突き立ててみるという、ラーメンファンの間で語り継がれる「レンゲ立ち」を試してみることに。(こっそり撮影してすぐにやめましたが、見事にピシッと自立しました!)

一口スープを口に運ぶと、「食べるスープ」とはまさに言い得て妙。強烈な鶏の旨み、甘み、そして深いコクが、波のように口いっぱいに押し寄せてきます。
箸で麺を持ち上げると、スープというより「旨みの衣」がこれでもかと麺に絡みついてきます。それを口にした時の感覚は、麺とスープを一緒に「すする」と「噛む」の中間に位置するような、これまでにない新食感です。噛みしめるたびに、麺の風味と鶏の甘みが一体となって弾けます。
また、トッピングの具材たちも秀逸です。ぶ厚めに切られたチャーシューに超濃厚スープがソースのように絡みつき、それ単体で極上の肉料理と言えるほどの見事な食べ応えに。さらに、存在感抜群の極太メンマのザクザクとした歯ごたえが、なめらかな一杯の中で素晴らしい食感のアクセントになっています。
これだけドロドロでボリューミーだと「途中で胃もたれしそう……」と心配になる方もいるかもしれませんが、驚くべきことに後味は非常にさっぱり。鶏の旨みが丁寧に抽出されているため、しつこさや嫌な臭みが全くなく、最後の一口まで夢中で食べ進められてしまいます。

海老パウダー香る!「海老だく」も実食

今回は欲張って、もう一つの人気メニュー「海老だく」も注文しました。
こちらは、先ほどの濃厚な鶏白湯スープの上に、鮮やかなオレンジ色の海老パウダーがトッピングされた一杯。まずは海老パウダー単体を少し舐めてみると、海老の香ばしさと旨みがギュッと凝縮されているのがわかります。
これを濃厚な鶏スープにゆっくりと溶かし込み、麺と一緒にいただくと……鶏の動物系のドッシリとしたコクと、海老の魚介系の華やかな香りが口の中で見事に調和します。鶏の甘みと海老の風味が喧嘩することなく、お互いの良さを引き立て合う新たなハーモニー。鶏だくとはまた違う、一見ならぬ“一食”の価値がある素晴らしい完成度です。

ラーメン醤油ダレでの味変と、丁寧な接客が生む満足感

食事の後半、店員さんに親切に教えていただいたおすすめの食べ方を試してみました。卓上に置かれている「ラーメン醤油ダレ」を使った味変です。
ドロドロのスープに醤油を少し回しかけてみると、鶏の甘みが際立つマイルドな味わいの中に、ガツンと輪郭のある塩味が加わり、味が引き締まります。この味変がまた絶妙で、もうお腹がいっぱいのはずなのに、再び食欲が刺激されて箸が止まらなくなってしまいました。
最後の一滴までスープを楽しみ、大満足で「ごちそうさま」を伝えました。極鶏はこれほどの超人気店であり、連日忙しく営業されているにもかかわらず、店員さんの接客は非常に丁寧で温かいのが印象的です。美味しいラーメンでお腹が満たされるだけでなく、「絶対にまた来たい」と心から思わせてくれる魅力が、このお店には溢れています。

まとめ

今回は、京都が誇る超濃厚ラーメンの名店「麺屋 極鶏 一乗寺本店」をご紹介しました。鶏の旨みを極限まで濃縮した「食べるスープ」は、一度食べたら忘れられない強烈なインパクトと美味しさを誇ります。
お店へのアクセスは、叡山電鉄本線「一乗寺駅」から徒歩5分ほど。旅行で訪れる方は、京阪電車の終点である「出町柳駅」で叡山電鉄に乗り換えるのが定番ルートです。1〜2両編成の可愛らしい車両に揺られながら、のどかな京都の街並みを走り抜ける時間は、それ自体が旅行の非日常感を高めてくれる素敵なスパイスになります。
京都観光の思い出作りにも、究極の濃厚ラーメン探求にも。一乗寺を訪れた際は、ぜひ「麺屋 極鶏 一乗寺本店」で唯一無二の一杯を味わってみてください。

麺屋 極鶏 一乗寺本店
住所:京都府京都市左京区一乗寺西閉川原町29-7
営業時間:11:30 – 22:00
定休日:月曜日
座席数:19席(カウンター5、テーブル1、座敷2)
アクセス:
叡山電鉄本線「一乗寺」駅 徒歩5分

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的川未来

ライター・インタビュアー

大学時代を過ごした京都へ数年前に戻り、カメラを片手に街を巡るトラベルライター。かつての記憶と現在の姿を比較しながら、京都の魅力をお届けします。新旧が入り混じる京都ならではの魅力を、在住者ならではの視点から切り取ります。
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