【終了】世界最大の花ラフレシアが実寸大模型で登場!国立科学博物館で見られるのは9月20日(月)まで
皆さん“植物”と言われると何を思い浮かべますか?
私は植物に関して本当に知識が乏しいです。
知っている花の種類も両手で収まる程度しか知りません。
学生時代、生物の授業で習ったきり私は植物について何も知りません。
しかし、最近植物に興味を持ちました。
いや、持たざるを得なかったと言っても過言ではありません。
その理由は、ある日家の窓にふと目をやると、一輪の黄色い花が咲いていました。
最初はタンポポかなとも思ったのですが、日が経つにつれて、いやタンポポではないなと思ってきて、カーテンを開けるたびに悩まされました。
分かりそうで分からないこのもどかしさ。
ついにそのお花は枯れてしまいました。
今思えば、インターネットで検索すれば良かったのですが、何のお花だろうと考えている時間が楽しくて、検索しては負けだと思ってしまったんです。
まあそのおかげで一生もやもやするはめになったんですけどね……。
せめて写真を撮っておけば良かったなと後悔しています。
しかし、それよりも何よりも植物に対する知識が乏しすぎじゃないか?と反省しました。
今更ながら植物についてもっと知りたいという気持ちが溢れてきている最中、こんな展覧会を発見しました。
それは、国立科学博物館の特別展「植物 地球を支える仲間たち」です!
なんと、この展覧会では、世界最大の花「ラフレシア」の実寸大模型を見ることができるそうです!
実に興味深いですね(⌒∇⌒)
今記事では、この世界最大の花「ラフレシア」についてと特別展「植物 地球を支える仲間たち」について紹介していきたいと思います!
植物に興味がなかった方も元々植物が大好きな方もぜひ最後までご閲覧ください!
世界最大の花「ラフレシア」について
そもそも皆さん、ラフレシアという花をご存知ですか?
ラフレシアとは、直径およそ90cmにも及ぶ世界最大と言われる花です。
赤い色をしているのが特徴で、中央にはぽっかりと穴が開いています。
また、ニオイの強烈さでも世界トップレベルになるそうです。
私は、実際に見たことも嗅いだこともないので、分かりませんが、トイレのニオイがするという噂もあります。
しかし、それにはきちんと理由があって、強烈なニオイでハエやその他の昆虫を引き寄せ、受粉し、繁殖しているのです。
残念ながら、日本で見られたことは1度もなく、主にマレーシアとインドネシアのボルネオ島とスマトラ島、その周辺の島でのみ生息しています。
その見た目から「人食い花」と言われたり、開花期間が5~7日間と短いことから「幻の花」と言われたりしています。
そんなラフレシアの花言葉は「夢現(ゆめうつつ)」です。
夢なのか現実なのかはっきりしない不思議な意味合いを持つ夢現という言葉は、ラフレシアにぴったりですね。
特別展「植物 地球を支える仲間たち」のみどころ
国立科学博物館で開催される特別展「植物 地球を支える仲間たち」のみどころは主に3つあります。
1.ラフレシアやショクダイオオコンニャクの模型で実際の大きさを体験できる!
2.インスタレーション展示「光合成Factory(ファクトリー)」で光合成を学べる!
3.世界で初めて開発に成功した「青いキク」の標本が見られる!
1.ラフレシアやショクダイオオコンニャクの模型で実際の大きさを体験できる!
ラフレシアやショクダイオオコンニャクの実寸大模型は本展の最大のみどころといっても過言ではありません!
どちらの花も巨大で世界的に珍しく、道端では絶対に見ることができません。
ラフレシアに関しては、まず日本で見ることはできませんからね。
ショクダイオオコンニャクは、日本でも植物公園などで、開花に成功していますが、数年に1度2日間しか咲かない花なので、見ることができたらかなりラッキーです。
それが本展では、期間内見放題です!
模型とはいえ、実際の大きさを再現していますから、その迫力は半端じゃないと思います!
さらにどちらの花も悪臭を放つので、もし実際に見られたとしても近づけるかどうか……。
模型ではもちろん、臭いはしないので至近距離で観察することができます!
その存在感に見逃すことはないと思いますが、しっかり目に焼き付けることをおすすめします!
2.インスタレーション展示「光合成Factory(ファクトリー)」で光合成を学べる!
インスタレーション展示では、光合成の仕組みを体験することができます!
“光合成”誰もが聞いたことのある、理科の授業では欠かせない言葉ですね。
もちろん皆さん授業で習っているはずです。
しかし、覚えていない方が多いのではないでしょうか。
私のように……。
そんな知っているようで知らない光合成の仕組みを本展ではしっかりと学ぶことができます!
ちなみに光合成は、植物だけが太陽エネルギーを有機物に変えて、生きるための栄養を必要とする私たちなど他の生物を養うことができるのです。
私たちが生きているのも植物のおかげなので、しっかりと知る必要があると思います。
本展に足を運んだ際には、皆さんもぜひ光合成の仕組みを体験してくださいね!
3.世界で初めて開発に成功した「青いキク」の標本が見られる!
世界で初めて開発に成功した「青いキク」の標本を本展では見ることができます!
皆さん「キク」と言ったら、黄色や白、あるいはピンクを思い浮かべるのではないでしょうか。
ですが、実は青いキクもあるのです。
2017年に研究者が色素を修飾する2種類の遺伝子をキクに導入することで、花弁を青色にすることに成功しました。
花の中でも真っ青な花というのはあまり見かけませんよね。
その珍しい「青いキク」を模型ではなく、標本で見られます!
その美しさに見とれること間違いなしですね!
特別展「植物 地球を支える仲間たち」開催概要
●会期
2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)
●会場
国立科学博物館(東京・上野公園)
〒110-8718東京都台東区上野公園 7-20
●開館時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)
●休館日
7月12日(月)、9月6日(月)
●入場料
一般・大学生:1,900円(税込)、小・中・高校生 :600円(税込)
※ご入場されるすべてのお客様は、オンラインによる日時指定予約が必要です。
まとめ
世界最大の花「ラフレシア」はいかがでしたか?
本記事を読んで、少しでも植物に興味をお持ちいただけたら幸いです。
ちなみに大阪市立自然史博物館でも2022年1月14日(金)~4月3日(日)まで巡回会場として、特別展「植物 地球を支える仲間たち」を開催するそうです。
どちらも期間限定の展覧会になりますので、見逃さないようにお気を付けください!
国立科学博物館
住所:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
開館時間:通常 9:00~17:00(入館は16:30まで)
金・土 9:00~20:00(入館は19:30まで)
※ただし当面の間は全日通常時間
定休日:月曜日
電話番号:03-5777-8600
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