蔵前でシックなひと時を。大人モダンな隠れ家的カフェ「喫茶半月」の季節のシューをいただく

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蔵前でシックなひと時を過ごせる喫茶店、「喫茶半月」は、2019年のオープン以来、連日お客さんの絶えない大人気店です。


テイクアウト専門の焼き菓子屋さん「菓子屋シノノメ」の2階に、喫茶スペースとしてオープンした「喫茶半月」は、空間が広く、開放的な雰囲気。

アンティーク調でまとめられたインテリアも素敵な喫茶店です。


今回は、そんな「喫茶半月」へお邪魔してきました。

下町の職人処の雰囲気が残る、静かな国際通りに面したところにある「喫茶半月」。

店の前には、1階にある「菓子屋シノノメ」と、「喫茶半月」の待機列スペースがそれぞれ設置されています。間違えないように並びましょう。



1階は、クッキーやスコーンなどの焼き菓子を買いに来た方でたくさん。

「喫茶半月」のお店の由来は、「菓子屋シノノメ」の2階、細い内階段の先にあって店舗が半分隠れているから、なのだとか。



入り口の壁には貼られているのは、ポストカードやフライヤー。

地球儀やアンティーク家具が並ぶと、ヨーロッパの家の書斎のような雰囲気。


右手奥にある階段を上り、2階にあるのが「喫茶半月」です。

少し薄暗いけれど、それがとても落ち着く空間。

窓から自然光が差し込むので、ついつい窓と緑の観葉植物を眺めたくなってしまいます。

「シックで、大人っぽくシンプルに」というコンセプトのもと、大人が集う隠れ家をイメージした「喫茶半月」は、2階に上がるとすぐに、バーを連想させる長いカウンターが目の前に広がります。

席を取る前に、まずはカウンターで注文を済ませましょう。

店員さんが丁寧に、メニューの説明をして下さいます。

スイーツは、バニラビーンズが効いたロールケーキや、レアチーズケーキ、パンナコッタといった定番の3メニューと、看板メニューであり季節ごとに替わる「季節のシュークリーム」が人気。

カフェメニューは豊富で、コーヒー数種類にソーダ系のソフトドリンク、そして夜にぴったりなカクテルも。


初めて来たらやっぱり食べてみたいのが「季節のシュークリーム」。
2月に提供していたのは、苺を濃厚なチョコクリームで挟んだ、バレンタイン仕様なシュークリームでした。

注文してすぐに作られていくので、待たずに提供されました。

「季節のシュークリーム」を一口。

軽~いシュー生地にたっぷり濃厚なチョコクリーム、そして甘酸っぱい苺のコントラストが楽しい。

下の方には、香ばしい黒ゴマのヌガーが入っていて、チョコクリームの甘さに良いアクセントになっていました。

一緒に頼んだチャイティーラテを口にすれば、ピリッと効いたチャイによって、また違ったハーモニーが重なります。


店内のお客さんは大学生~中高年のご夫婦まで。

若い女性も多いですが、男性同士で来た大学生たちも、この空間を楽しんでいたように感じました。

バーカウンターだけでなく、老舗の純喫茶の流れを汲む、モダンな赤やグリーンの長椅子になどがあり、一人でも落ち着いて過ごせる空間となっています。

雨の日の雨宿り、読書に耽ったりもしたい。


均一に並べられ、白に金色が入った食器たち、壁に飾られた草木、温かみのあるバーカウンター、店内を眺めるだけでうっとりとし、時が過ぎていくのを楽しんでしまいました。

筆者が訪れたのはお昼の12時過ぎでしたが、午後3時に再び通りかかった時は、少し行列が増えて4,5組は並んでいたような感じです。

季節のシュークリームは売り切れもあるようなので、戴きたいときは早めに来るのがいいかもしれませんね。

また、気をつけたいのが、静かにお過ごし下さいとのお店の注意書きがあるので、来店するときは大人数や子供連れで行くことは遠慮しましょう。

近隣の家に配慮しているからこそ、「喫茶半月」の落ち着いた雰囲気が来客の癒しになっています。


モダンなひと時を楽しんだら、1階の「菓子屋シノノメ」で焼き菓子のお土産を買ってもいいかも。


昼下がりのティータイムを楽しんだら、次は夜も訪れてみたくなる。

歩くだけで楽しい新旧の街・蔵前で一休みしたい時は、隠れ家的喫茶店「喫茶半月」で、昼下がりのティータイムや大人なバータイムを楽しんでみては。


喫茶 半月
住所:東京都台東区蔵前4-31-11
時間:12:00〜19:00(L.O18:30)
定休日:月、火、水
アクセス:大江戸線・都営浅草線 蔵前駅より徒歩6分
公式HP


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ライター紹介

くまりら

インタビュアー、ライター

93年生。縁あって、前職では有名少年漫画作品の編集をいくつか担当。 歴史ロマンのあるもの、美味しい食べ物、韓国アイドル、エンタメが好き。
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