【7月6日(木)~8日(土)】4年ぶりに『朝顔市』が開催!|入谷朝顔まつり

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こんにちは、とくらです。

夏もいよいよ本番といった雰囲気で、我が家では朝顔の種を植えて、その成長を家族で見守っています。

子どもたちが学校で育てている朝顔には既に開花している鉢もあるようですが、我が家の朝顔はまだ芽が出たばかり…

つるが伸びてくるのはいつになるのでしょうか…

さて、夏の花と言えばやっぱり朝顔!

そんなかつて小学生だった大人もワクワクしてしまう、朝顔市が入谷鬼子母神で開催されますよ!

入谷朝顔まつり

入谷朝顔祭り、通称「朝顔市」は、夏の熱気と美しさを一度に楽しめる、朝顔が一挙に集まるイベントです。

入谷鬼子母神を中心に、言問通りに120軒の朝顔業者と100軒の露店(縁日)が並び、毎年40万人もの人々で賑わいます。

3年間もの間新型コロナウイルスの影響で開催が見送られていましたが、ついに4年ぶりの復活を遂げました!

開催日程:2023年年7月6日(木)~7月8日(土) 午前5時~午後11時頃

開催場所:入谷鬼子母神(真源寺)およびその周辺 アクセス: 東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩1分 JR鶯谷駅 徒歩3分

※周辺に駐輪場が無いため、自転車では行けませんのでご注意ください!

朝顔まつりの歴史

入谷の朝顔が有名になったのは、江戸末期の文化・文政時代です。最初は御徒町の下級武士たちの間で栽培されていましたが、御徒町の発展と江戸幕府の崩壊に伴い、入谷にいた数件の植木屋が朝顔の栽培に取り組むようになりました。その品質の高さから、明治中期には入谷の朝顔を有料で鑑賞させたりするほど有名に。

入谷の朝顔がこのように盛り上がった理由は、入谷田圃の土壌が朝顔の栽培に適していたことに加えて、当時流行していたのが「変わり咲き」と呼ばれる品種でした。一般的な朝顔は円錐形でラッパのような形をしていますが、この変わり咲きは、朝顔の花が桔梗のように咲いたり、牡丹のように咲いたり、二重咲きになったりするのです。

さまざまな花を交配することで、当時一千種類もの朝顔が存在し、観客を楽しませました。

もちろん、現在のような丸い朝顔も江戸末期には広く栽培されていましたが、変わり咲き朝顔の不思議な美しさは江戸の人々を魅了しま

した。

当時の風景を描いた「下谷繁盛記」(大正3年、明治教育社発行)には、「入谷の朝顔が全盛期を迎えたのは、明治24〜25年ごろで、その頃は数件の植木屋が朝顔を栽培し、入谷の通りは毎朝通行止めとなるほど賑わった。特に周囲の蓮田を回ると、涼しい朝風に吹かれながら、朝顔と蓮の花を同時に楽しむことができ、多くの観客で大いに盛り上がった。」と記されています。

また、明治20年7月5日の「朝野新聞」には、「朝顔の名所といえば、誰もが入谷を思い浮かべるほど有名。今年は、品種数も数百に及び、非常に見事な出来栄えとなっている。観光客は必見で、朝寝坊の人も早起きしてこの美しい花を見るべきである」とまで書かれており、入谷の朝顔はますます名声を高めました。

しかし、この入谷の朝顔も、大正2年を境に徐々に衰退し、最後の植木屋である植松が閉業してしまったことで入谷から姿を消してしまいました。それと同時に、変わり咲き朝顔も人々の記憶から忘れ去られ、現在のような円形の朝顔が主流となっていきました。

その後、35年の歳月が経った昭和23年、戦後の暗い時代に少しでも明るさをもたらそうと、地元の有志や下谷観光連盟の協力を得て、江戸の情緒豊かな風物詩である入谷の朝顔市が復活したのです。

朝顔ってどんな花?

朝顔は、ヒルガオ科の一年草で、左巻きのツルが特徴的です。 その原産地は、熱帯アジアや西南中国からヒマラヤにかけての暖かい山麓地帯だと言われています。

朝顔は千百年以上前の奈良時代に、中国から遣唐使を通じて日本に伝わったと言われています。当時、朝顔の種子は非常に貴重で、漢方薬として珍重され、下剤として使用されていたようです。その後、江戸時代に入ると、薬として持ち込まれた朝顔が鑑賞用として栽培されるようになりました。(種は絶対食べては駄目ですよ!)

この朝顔の種は中国名で「牽牛子(ケンゴシ)」と呼ばれ、和名では「阿佐加保」と書かれ、朝に咲く花であることから「朝顔」と呼ばれるようになりました。

「牽牛子」の花であるため、別名では「牽牛花(けんぎゅうか)」とも呼ばれています。この名前は、七夕の伝説に由来し、牽牛と織女の物語にちなんでいます。

七夕の物語によれば、天の川を挟んで牽牛と織女は年に一度だけ出会うことが許されます。その時、鳥たちが天の川を渡るために架け橋を作ってくれるのですが、実は鳥たちが飛び跳ねるように見える朝顔の蔓だったという伝説があります。このため、朝顔は七夕のシンボルの一つとされ、朝顔市は七夕の前後の三日間に開催されるようになりました。

入谷の朝顔祭りでは、牽牛花である朝顔が、七夕のロマンチックな物語と共に、人々の心を楽しませてくれます。朝顔市の会場に足を運べば、まるで天の川を渡る牽牛と織女の姿を朝顔の花が描いているかのように思えるかもしれませんね。

まとめ

夏といえば、これ!という感じのお祭りで楽しい気持ちになりますね!

朝顔柄の浴衣を着て行くもよし、朝顔の絵柄の団扇を扇ぎながら歩くもよし。

4年ぶりの朝顔市、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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