6月30日(金)|「夏越の祓」で茅の輪くぐりをして今年の夏を乗り越えよう!

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こんにちは、とくらです。

気が付けば今年も後半戦に差し掛かろうとしています…

年明けたの、先週くらいじゃない?という気持ちですが、しっかり半年たっていました。

皆さんは、2023年の前半どんなことがありましたか?

私は新しいことを始めたり、子どもたちが進級したり、頻繁に浅草に行ったりと楽しい半年を過ごしました。

今年に入って随分海外からの旅行者も増えてきて、活気が戻った浅草を見るたびに本当に感慨深いものがあります。

さて、今回は、一年の折り返し行事、毎年6月30日に行われる「茅の輪くぐり」についてご紹介します。

茅の輪くぐりは6月30日(金)

茅の輪くぐりは、一年の折り返しとなる6月30日に全国各地の神社で行われる「夏越の祓」で行われます。

夏越の祓は、半年の間に犯した罪や穢れを除き去り、残り半年の無病息災を祈願する行事です。

拾遺和歌集(成立1005年頃)にも歌が残っており、古くから行われてきたことがうかがえます。

かつては、毎日の洗濯や、自由に使える水が少なかった時代もあったため、雑菌が繁殖しやすい暑い夏を前に新しい物に替える事で、残りの半年を疫病を予防し、健康に過ごすという意味があったのではと考えられているそうです。

毎日お風呂に入ったり、服を着替えたり、という習慣が無い場合には、夏のジメジメは大敵ですよね。

また、夏越の祓では、茅の輪くぐりだけでなく、神社から配られた人形代(ひとかたしろ)に息を吹きかけて、体の調子が悪い部分に撫でて川や海に流す、という神事も行われます。

穢れを人形代に移してから流すことで、穢れが消えていくということなんですね。

また、この息を吹きかける、という行為には、人形代を自分の分身にするという意味があるのだそう。

そういえば、創作物の中では陰陽師・安倍晴明が形代に息を「ふっ」と吹きかけているイメージがあります! これは分身を作るためにやっていたんですね…!

鳥越神社の「水上祭形代流し」では、茅の輪くぐりの翌日に、参拝者の名前と年齢が書かれた人形代を御座船に積んで、柳橋から隅田川を海に向かって東京湾へ流します。

全国各地の神社で行われる夏越の祓ですが、台東区内でも例年下記の神社で執り行われています。

・浅草神社
・鳥越神社
・榊神社
・須賀神社
・小野照崎神社
・矢先稲荷神社

ほか

【日時】

2023年6月30日(金)

【住所・アクセス】

浅草神社 台東区浅草2丁目3−1 東武線 浅草駅 徒歩6分

鳥越神社 台東区鳥越2丁目4−1 都営地下鉄浅草線 蔵前駅 徒歩6分

榊神社 台東区蔵前1丁目4−3 都営地下鉄浅草線 蔵前駅 徒歩6分

須賀神社 台東区浅草橋2丁目29−16 JR総武線 浅草橋駅 徒歩4分

小野照崎神社 台東区下谷2丁目13−14 東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩3分

矢先稲荷神社 台東区松が谷2丁目14−1 東京メトロ銀座線 稲荷町駅・田原町駅 徒歩8分

茅の輪くぐりとは

茅の輪くぐりとは「夏越の祓」の際に、多くの神社で行われる行事です。

茅の輪は、茅(ちがや)というイネ科の植物を編んで作られた大きな輪で、参道の鳥居などに注連縄を張った結界内に建てられます。

茅の輪をくぐることで、半年間に溜まった穢れを落とし、残りの半年の無事を祈るのです。

かつては、小さな茅の輪を腰に付けたり、首にかけていたそう。

この行事は蘇民将来の伝説に由来しています。

ある日、武塔神という神様が、裕福な巨旦将来(こたんしょうらい)の家に訪れて泊めてくれるように頼むと断られてしまいました。

次に、武塔神が巨旦将来の弟である蘇民将来の家を訪れると、貧しいながらも手厚くもてなしてくれたため、お礼にそのお礼として、茅の輪を授けました。

蘇民将来は、武塔神の教えで腰に付けた茅の輪のおかげで疫病にかからず子孫繁栄しましたが、兄の巨旦将来は死んでしまったそうです。

(冷遇した弟は殺してしまった、と記述してある場合もあるので、神様すぐキレがちでとても怖い。)

この伝承から、いつしか夏越の祓では茅の輪くぐりを行うようになったそう。 夏の暑い時期に疫病予防をするには、疫病除けの逸話がある茅の輪がぴったりだったんでしょうね。

茅の輪くぐりの作法

茅の輪くぐりは、ただ茅の輪を歩いて通り抜けるだけではなく、手順があるので、訪れる前にはぜひチェックしておきましょう。

正面から茅の輪に入って、8の字を描くように3度茅の輪をくぐります。

①最初に一礼してから茅の輪をくぐり、左回りで正面に戻る

②茅の輪をくぐり、右回りで正面に戻る

③最後に、茅の輪をくぐり左回りで正面に戻る

茅の輪くぐりの行事が終わった後には、伝承通りに茅の輪の素材を持ち帰る風習がある地域もあるそうですが、基本的には人の穢れが移されたものなので持ち帰らない方が良いそう。

また、茅の輪くぐりの作法は神社によって異なることもありますので、参加する際には一度確認することをお勧めします。

まとめ

夏の暑さを乗り越えるために行われる「茅の輪くぐり」は、緑がとても爽やかで、くぐることで「祓われたー」というさっぱり感がありそうです。

近くに茅の輪くぐりを執り行う神社があれば、参加してみてはいかがでしょうか?

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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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