草木染めが可愛い。蔵前に位置する「Maito Design Works(マイトデザインワークス)」でお洒落な大人に近づこう。

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気になるお店「Maito Design Works」

蔵前駅付近をふらふらと散歩していたら、何やらオシャレな雰囲気のお店を発見しました。

看板には「Maito Design Works」と書かれています
まいと?
一体何のことなのでしょうか。
外観だけで判断したら、普通のアパレルショップに見えます

看板には、「草木染と天然素材とメイドインジャパン」とありました。

草木染?

ますます謎が深まりました。
もう、これは入ってみるしかありません!
平日の昼下がりということもあって、お客さんはいませんでした。
ドアを開けて中に入ると、ちりんちりんとベルが鳴り、奥から女性の店員らしき人が出てきました。
店内には色とりどりの洋服や雑貨が置いてありました。

そんなに広いお店ではありませんが、品数は多いように思えました。
洋服屋さんは同じものが何着も用意されているイメージがありますが、ここのお店では一点物ばかりです。
店内をぐるぐる回っていると、「Maito」の謎が解けました。

「Maito」とは「真糸」のことだったんですね!
謎が解けてすっきりしました!
写真では読みにくいのですが、こんなことが書かれています。


自然にもヒトにも優しい、昔ながらのものづくり。
日本の伝統や職人さんの技術、そして様々な恵みを与えてくれる自然を大切にしたものづくりをしたいと日々制作しています。
天然素材は毛玉ができたり、時によれたりもします。取り扱い難しいと感じる方もいるでしょう。
ですが天然素材は化学的なものとは違った風合いや暖かさがあり、それがとても心地がいい。
―自然にもヒトにも優しくありたいー
―使い手と共に歳を重ねていけるようなものを作りたい
―ものづくりに関わるすべての人たちが幸せであってほしい
そんな思いを込めて、私たちは日々ものづくりをしています。


Maito Design Worksの洋服や雑貨はすべて真糸からできているんですね!
私は、いつも安いお店で買うので、天然素材の洋服を着たことがありません。
天然素材は毛玉ができたり、よれたりもすると書かれていますが、そのあとの「使い手と共に歳を重ねていけるようなものを作りたい」という文が心にグッときました。
草木染めの色は、褪せたり変化したりするらしいので、使えば使うほど自分に馴染んでくるのではないでしょうか。だとしたら、とても素敵ですね!
似たような商品はあれど、全く同じものはない、世界に一つだけの「自分の洋服」になります。
当然、愛着もわくことでしょう。
店内で私が一番気になったのは、「ストール」です!

写真の棚の上段にあるふわふわとしたものと上にくるくると巻かれたものが「ストール」です!
見た目だけでも繊細なのが伝わりますが、触ってみるとより繊細さを感じられます。
何と言っても色がとても綺麗です。
はっきとした色ではなく、どんな洋服にもスーッと馴染んでくれそうで、味があります。
これが「草木染め」のいいところなのでしょう!

端の方には青色で統一されている商品が多々ありました。

私は、洋服だと黒とか白とか無難な色しか着ないので、カラフルな洋服を着こなすことに憧れを抱いています。
ここのお店の青は、どんな方にも合いそうな淡い感じがあるので、挑戦しやすいと思います。
他にも、草木染めされた「レギンス」「靴下」「レース」「ナットボタン」「カットソー」「タオル」などがあります。
また、「Botanical Leather(ボタニカル レザー)」という草木染めの技法をレザー染色に応用した100%植物由来の草木染めレザーというのもあります。
使い込むほどに変化する質感と色合いが特徴な商品です。
「Maito Design Works」気になる商品がたくさんありますね!
また、100%天然染料で手染めしたオリジナルの草木染め糸も置いてあって、自分でものづくりする時に使えます。

草木染めならではの優しい色合いが、ものづくりに役立つこと間違いありません!

草木染めに使う染料

・桜 sakura
染井吉野や山桜の枝先。2か月かけ桜色を染める。

・屋久杉 yakusugi
屋久杉の端材や埋木。赤茶色や茶鼠色を染める。

・藍 tadeai
日本で栽培されるタデ科の藍。発酵させて染める。

・茜 akane
茜草の根。古代より用いられる。日の丸の赤。

・紫抗shikou
ラック貝殻虫の巣と樹液。奈良時代に伝来。

・桑 kuwa
桑の木の芯材や葉。黄色や、鶯色を染める。

・矢車 yasya
矢車附子の堅果。古くから黒染めに使われる。

・五倍子 gobaishi
ヌルデの虫こぶ。紫鼠色や紫黒色を染める。

・柘榴 zakuro
柘榴の果実の皮。老緑色を染める。

・栗 kuri
栗の毬や渋皮。薄茶色や灰色を染める。

・紫根 shikon
紫草の根。本紫や京柴、江戸紫を染める。

・ログウッド logwood
中米原産のログウッドの芯材。濃紺色を染める。

取り扱いについて

・ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かし入れ、手洗いする。
・日光や蛍光灯の光などのあたらない場所での保管をする。
・汗やレモン汁などが付着した場合は速やかにお手入れを行う。
・それぞれのアイテムにより手入れ方法が異なるので、詳しくは商品付属のタグやラベルを必ず確認する。

まとめ

蔵前でお洒落なお店を発見できてラッキーでした!
価格は少々高めではありますが、それだけ素敵な品なので、払う価値があると思いました!
普段着ている洋服に、何か一つでも草木染めで作られたアイテムがあるとお洒落でいいかもしれません!
私も給料日をもう一度出向きたいと思います。
プレゼントとして大切な人に贈るのもありですね!
皆さんもぜひ、散歩がてらに立ち寄ってみてください!

Maito Design Works(マイトデザインワークス)
住所:〒111-0051東京都台東区蔵前4-20-12
営業時間:11:30~18:30
定休日:月曜日
電話番号:03-3863-1128

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ライター紹介

りまちゃろ

インタビュアー、ライター、編集

美味しいものとイケメンが栄養剤。 20代のうちに高級マンションに住むのが目標です。
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