【2022年三社祭情報】1312年に始まったとされる浅草一の祭り!三社祭 in 浅草神社
ヤホー!
皆さんどうもこんにちは、メッシンタです!
唐突ですが皆さん、「お祭り」は好きですかー?
僕は大好きです!
小さい頃、地元のお祭りがある日には、1日中お祭りの会場に居た記憶があります。
特に出店を回るのが大好きで、祖父母にお小遣いをせびっていました。(笑)
お祭りのメインとも言える「御神輿(おみこし)」は、迫力があるので、毎年楽しみにしていました!
さて、本題に入りますが、日本国内でもトップクラスに有名なお祭りが台東区内に存在します。
それは浅草で例年5月中旬に開催される、「三社祭」です。
今回は「三社祭」の歴史と、2022年(令和4年度)の開催に関する情報をお伝えしたいと思います。
なお、本日紹介する情報は5月16日現在のものとなります。
それでは本編へ!
三社祭の成り立ちと歴史
三社祭を主催しているのは浅草神社で、正式名称は「浅草神社例大祭」となります。
浅草神社の歴史は浅草寺とともに始まり、628年3月18日の朝、漁師の檜前浜成(ひのくまのはまなり)・武成(たけなり)の兄弟が浅草浦(現在の隅田川)にて観音像を網で引き上げたことに起因します。
初め檜前兄弟は観音像と分からなかったそうですが、その地域の村主または豪族と言われている土師真中知(はじのまなかち)に見せたところ、観音像と分かり、祀ったことで浅草神社及び浅草寺の歴史が始まります。
そして浅草寺の創建に携わった檜前浜成・武成兄弟、土師真中知の3人を祀っているのが、浅草神社です。
このため古くは三社権現(さんじゃごんげん)、三社明神(さんじゃみょうじん)と称されていました。
そういった経緯もあり、正式名称の「浅草神社例大祭」よりも「三社祭」の呼び名の方が広く浸透しています。
「三社祭」というお祭り自体は1312年(※若しくは1316年とも言われています。)に、神託を得たことで始まったとされています。
古くは3月に行われていましたが、明治時代に神仏分離令が出された後は5月17日、18日に行われるようになりました。
またこの神仏分離令が出る以前は浅草寺の祭りとされていましたが、以後は浅草神社単体の祭りとして発展しています。
現在は5月の第3週の金・土・日曜日にかけて行われています。
祭では氏子(うじこ:その地域の氏神様を祀る人たちのこと。)区域の町内からは100余基の御神輿が、神社のおはらいを受けるために仲見世通りや浅草近辺の町内を練り歩きます。
また浅草神社の御神輿3基も、氏子の町内を渡御(とぎょ:神輿が進むこと。)します。
1年中出店がある浅草寺境内ですが、三社祭期間中はさらに出店の数が増えます。
雷門から馬車道通りにかけて完全に歩行者天国となり、お店がずらりと並ぶそうです。(※新型コロナウイルス拡大以前の話です。)
せっかくなら、出店も並ぶお祭り感を楽しみたいですよね!
2022年の三社祭に関する情報
今年(2022年)の三社祭は5月20日(金)、21日(土)、22日(日)の3日間に渡り開催される予定です。
1日目の5月20日は、本社神輿及び各町子供神輿神霊入れの儀が行われます。
なお、子供神輿に関しては各町の判断に任せる、とのことです。
2日目の21日は例大祭式典を始めに、お囃子などの大行列、神事びんざさら舞、巫女舞などが行われます。
いよいよ本格的にお祭りのスタート、といった感じですね。
3日目の22日にはお祭りのメインとも言える、神輿の渡御が行われます。
昨年はお祭り自体が中止となりましたし、一昨年は本社神輿1基のみの渡御でした。
今年の神輿渡御に関しては、本社神輿のみとなりますが、3基が渡御されます。
大人神輿、町内神輿連合渡御は感染症対策の観点から、今年も残念ながら中止となります。
また神輿渡御の際の担ぎ手について、様々なルールが取り決められています。
実際に担ぐのは各町から事前に登録された氏子執行員により、行われます。
また皆さんが想像するような神輿を担ぐ、というよりかは感染症対策や安全に配慮し、神輿を移動するに近い状態となります(台車に乗せて移動します。)。
神輿を移御させる際は、本社神輿毎(3基)に8名程度で行われる予定です。
新型コロナウイルス拡大以前に比べたら、確かに物足りなく寂しく感じるかもしれませんが、少しずつ前の風景に戻れて来ていますよね。
昨年の中止に比べたら開催されるだけでも嬉しいことですので、今年は今年なりの三社祭を楽しんでください!
まとめ
ここまで見て下さってありがとうございました。
三社祭の本記事について簡単にまとめさせていただくと、
・浅草神社は浅草寺と同様で、檜前浜成・武成兄弟と土師真中知の3名によって始まった。
・浅草神社はその3名を祀っており、三社権現、三社明神と称されたことで「三社祭」の名前が広まった。
・明治時代の神仏分離令以降、浅草神社単体の祭りとして行われ発展し、現在に至る。
・2022年の三社祭は5月20、21、22日の金、土、日曜日に行われる。
・今年の神輿渡御は本社神輿3基のみで、担ぐのではなく台車に乗せて移動する。
といったところでしょうか。
新型コロナウイルス拡大以前の姿に一歩近づけた感じがあって、大変喜ばしいことですよね!
それではここまでホントにありがとうございました。
ジャネバーイ!
浅草神社
住所:東京都台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3844-1575