東京都内で将棋を指せる道場「御徒町将棋センター」で対局しよう!ルールや駒の種類も簡単に紹介

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藤井聡太二冠、彼は史上最年少で四段昇段を果たしたスーパー棋士です。
2021年5月現在は18歳になります。
まだ未成年なのが驚きですね。

年下の彼が活躍している姿を見ると、私も頑張らなくてはという気持ちになります。

そんな藤井聡太二冠のおかげで、将棋界は年々盛り上がりを見せています。
将棋を全く知らなかった方でも、藤井聡太二冠がきっかけで始めたよという方がいるのではないでしょうか。

私もその中の1人です。
おじいちゃんがとても将棋好きで、そのおじいちゃんが「藤井聡太は天才だ」と言っていたので、将棋のルールが分からない私でも本当にすごい人なんだなと認識していました。

さらに、名探偵コナンのキャラクター「羽田秀吉(チュウ吉)」が2021年の劇場版名探偵コナンで活躍を見せていて、とても素敵だなと憧れてしまいました。

これを機に私、2021年は趣味で将棋を始めようと思います!

ルールは小さい頃おじいちゃんになんとなく教えてもらったので、分かりますが、問題は対局です。

私の友達に将棋を指す人はいませんし、おじいちゃんと一緒に暮らしているわけではないので、気軽に対局できません。

スマートフォンのアプリでプレイするのもありですが、やはり臨場感あるほうがいいので、面と向かって対局したいです。

東京都内でなんか良い場所ないかな。

さっそく調べてみると、台東区御徒町駅すぐ近くに「御徒町将棋センター」という所がありました!

今記事では将棋の基本的なルールと「御徒町将棋センター」について紹介していきたいと思います!


将棋のルールと駒の種類

将棋とは、ボードゲームの一種で、2人で行い勝敗を競います。

ルールは、9×9の升目が書かれた「盤」の上で順番に「駒」を動かし、相手の「玉将(ぎょくしょう)」という駒を先に捕獲したほうが勝ちです。

駒は双方20枚ずつ、全部で40枚使います。

王将(玉将)、飛車、角行、金将、銀将、桂馬、香車、歩兵の8種類があり、それぞれ役割が異なります。

引用:将棋情報局

・王将(玉将)
王将は上記画像の通り、最下段の中央に置かれる駒です。
基本的に「王」の駒は上手(うわて)、または目上の人が持ち、「玉」は下手(したて)、または目下のものが持つことになっています。
遊び程度ならあまり気にしなくても大丈夫です。
「王」というだけあって、他の駒に守られている配置なことが分かります。
また、王将は一手につき上下左右斜めの全方位に1マス動かすことができます。
強いと言えば強いですが、取られてしまっては負けですからね。

・金将
金将は王の両隣に2枚並んでいる駒で、王の守りに重要な駒です。
言うなれば、騎士のような。
また、敵の王を詰める時にも重要になる駒なので、金をどう使うかが勝負のカギになってきます。
動きは、上下左右斜め前に1マスです。斜め後ろには動かせません。

・銀将(成銀)
銀将は金将のさらに外側に2枚並んだ駒で、攻めと守りに重要な駒です。
銀将の裏には崩した文字で「金」と書かれていて、相手の陣地に入って出世した時に使います。
裏返した銀将は「成銀」といって、金と同じ動きが可能になります。

・桂馬(成桂)
桂馬は銀のさらに隣にある駒で、攻めの時に利用します。
動き方が特殊で、左右隣の列の2個前に動くことができます。
駒を飛び越せる唯一の駒です。
桂馬も銀将と同様で、敵陣に入ると裏返して、金の役割になります。(成桂)

・香車(成香)
香車は下段の両端にある駒で、ひたすら、前に突撃する時に利用します。
前になら、一手でどこまでも進ませることができるので、使いようによっちゃ、便利な駒です。
また、こちらも敵陣に入ると裏返して金の役割を果たします。(成香)

・歩兵
歩兵は3段目に並ぶ9枚の駒で、真っ先に取ったり、取られたりする駒です。
前に1つしか進めないので、最も弱い駒になりますが、裏返すと「と」という文字が書かれていて、やはり金の役割を果たします。
相手の歩を何枚か取った時に使える技もあるので、上手く利用すると強くなります。

・飛車
飛車は中段の右側、桂馬の上にある駒で、攻めの要となる最も強い駒です。
動き方は、上下左右いくらでも進めます。また、敵陣に入ると「龍王」になり、さらに斜めの動きも1マスですが、可能になります。
初心者は、飛車を使った攻めを覚えることが、上達への近道になります。

・角行
角行は中断の左側、桂馬の上にある駒で、あらゆる戦術の柱となります。
動き方は、斜めにならいくらでも進めます、また、敵陣に入ると「龍馬」になり、さらに上下左右の動きも1マスですが、可能になります。
飛車と似ているので、こちらもかなり強い駒と言えます。

御徒町将棋センターとは

そもそも将棋センターとは、席料といって最初に1日の利用料を支払い、そこに来ている人同士を将棋センターの責任者または、手合い係が手合い(対戦)を付けてくれる場所です。
勝敗は手合いカードに付けるので、自分の戦歴が分かります。
将棋道場と同じですね!

【御徒町将棋センター流れ】
①受付
入場時に席料を支払い、自分の名前と棋力(段級)を伝えます。
すると、受付の手合い係が「対局カード」に申告された事柄を記入してくれます。

②手合い
対戦相手を組み合わせることを「手合い」といい、手合いが組まれるまで待機します。
相手が決まったら名前が呼ばれるので、対局カードを持って対戦相手の所に向かいます。

③対局
対戦相手が段級上位者であれば、先手で指せます。
同じ段級の場合は振り駒になります。
振り駒とは、盤上の歩兵を5枚取って振り混ぜて放ち、「歩」と書かれた駒が多い場合は、振った側が先手で「と」と書かれた駒が多い場合は、振った側が後手になります。

また、対局を始める際には当たり前ですが「よろしくお願いします」と挨拶しましょう!

③対局終了
買った場合:自分と相手の対局カードを持って、受付へ行きます。受付の手合い係が〇×のハンコを押してくれます。
負けた場合:次の手合いが組まれるまで待機します。

もちろん対局終了後も「ありがとうございます」ときちんと挨拶しましょう。

⑤対局カ終了後の動き
・対局を続ける→何も言わないと、そのまま自動的に対局の継続になります
・休憩する→受付の手合い係に「休憩します」と言います。休憩中は外に出ることも可能です。対局を再開する場合は受付の手合い係に「対局を再開します」と言えば大丈夫です。
・終了する→受付の手合い係に「終了します」と伝えます。最終局までに勝ちが続いている場合は「勝ちつぎ券」をもらえます。

【席料】
平日 1,100円
土日祝 1,200円
18時より 900円
19時より 800円
20時より 700円

大学生割引 700円
女性・小中高生 500円
回数券(5枚) 4,500円

【開席時間】
平日 11:00~22:00
土日祝 10:00~22:00


まとめ

皆さんも将棋に興味が湧きましたか?
オセロなどのボードゲームと違って、ルールが単純ではないので手を出しづらいと思います。
しかし、逆に言えば奥深いので、やればやるほど将棋の良さに気づいてハマってしまうのだと思います。

すでに将棋を嗜んでいる方はぜひ、御徒町将棋センターへ行ってみてください!
初心者は「御徒町将棋センター研修室」という教室もあるのでそちらから利用することをおすすめします!


御徒町将棋センター
住所:〒110-0005 東京都台東区上野3丁目21-10 宝島ビル
営業時間:[月~金曜日] 11:00~22:00
[土日・祝日] 10:00~22:00
※新型コロナウイルス感染拡大により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。
電話番号:03-3835-4987



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ライター紹介

きむら

インタビュアー、ライター、編集

何より美味しいもの、美味しいものしか勝たん。 最近はフィルムカメラにハマり中(・・) 夢はプリキュアになることです。
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