歴史とロマンあふれる人気のスポット「浅草と言えば雷門」歴史×台東区を漫画で学ぶ!Vol.03
【浅草と言えば雷門⁉】
浅草の代名詞ともいえる雷門。
巨大なちょうちんは浅草のシンボルとして親しまれています。賑わう雷門周辺から足を伸ばして、人気の名所から穴場まで、見どころを押さえて一巡りしてくれる人力車も人気です。
徳川慶喜公は多趣味な人で、油絵を描いたり、写真撮影やハンティングなどを楽しんでいたようです。
とりわけ自転車(ダルマ式)にはかなりハマったらしく、自転車にまたがる姿は肖像画としても現在に残っています。
(マンガ&文:前野コトブキ)
●雷門(風雷神門)
風神・雷神が守護する浅草寺の総門
住所:〒111-0032 東京都台東区浅草2丁目3−1
建坪:69.3m2(21坪)・間口 11.4m・高さ 11.7m
浅草寺への入り口「雷門」と書かれた赤い大提灯。
浅草のシンボル・雷門の前は、連日、国内外の旅行者や人々で記念撮影が行われています。
ドラマをはじめテレビ番組でもよくロケ地として撮影され、SNSの撮影スポットとしても有名です。
雷門の正式名称は「風雷神門」といいます。
雷門は創建以来、幾度も焼失と再建を繰り返し、寛永12年(1635)に建立された門が同19年(1642)に焼失したのち、徳川三代将軍家光の発願により慶安2年(1649)に再建、その後も幾度も焼失と再建を繰り返している歴史ある浅草のシンボルです。
現在の門は、昭和35年(1960)に松下電器産業(現パナソニック)社長・松下幸之助氏の寄進により、再建されています。