【実食レポ】ミートソースのつけ麺!?浅草橋の「東京MEAT酒場」で日本一おいしいミートソースを食べてみた

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老舗人形問屋をはじめ、アクセサリー、革製品、花火などの卸問屋が並ぶ浅草橋。

雷門のある浅草と間違えられやすい場所でもありますが、卸問屋が多いということもあって、プロだけでなく一般の人々もショッピングを目的に多くの人が訪れ、ランチを楽しめるお店や居酒屋も多いんです。


そんな浅草橋にあるイタリアン料理店「東京MEAT酒場」は、本格イタリアンレストランを経営するオーナーさんが「カッコつけずにイタリア料理をハイボールやサワーで楽しんでもらいたい」という想いから生まれた、イタリアン肉酒場。
名物メニューとして「日本一おいしいミートソース」があるということで、看板にも大きく出されているんです。


「日本一おいしい」とはどういうことなのか?その秘密とは?実際に食べて確かめたいと思います!


JR総武線・都営浅草線の浅草橋駅から降りると、「東京MEAT酒場」はすぐに見つかります。


見ただけでは普通の居酒屋さん。ですが、本格イタリアンレストランを経営する(株)イタリアンイノベーションクッチーナがやっているお店。
酒場ということで夜にお酒が楽しめるのはもちろん、お昼はランチタイムで様々な種類のパスタが食べられます。

ランチタイムメニューは、「日本一おいしいミートソース」「無添加タラコパスタ」「和風カルボナーラ」など、産地直送の食材を使い、化学調味料を極力使わないように心掛けているパスタが並びます。

中でも名物はやはり「日本一おいしいミートソース」。
メニューの写真でもわかる通り、一般的にイメージする「ミートソースパスタ」とは違って、なんだかつけ麺みたいですが…?



お店は1階と2階があり、1階は少し狭めで横長なカウンター席、2階はテーブル席となっています。


今回は4人で来たので2階へ!

昼時に来たものの、やはり内観も居酒屋チック。
日本の銘酒が棚に並べられ、イタリアンな雰囲気はあまりしません。



席には「日本一おいしいミートソースのおいしい食べ方」なる指南書?が。
読んでみると…

1.ソースはどんぶりの底にあるので“すぐ混ぜ禁止!”
2.まずは麺だけで食べてみる
3.濃厚なソースとよく和えて。でも“混ぜ過ぎ禁止!”
4.自家製ハラペーニョソースをかけてみる
5.ソースが残ったら替え玉注文
6.最後に“割りトマトスープ”で〆

ふむふむ…要約すると、こんな順番で楽しんで食べれば良さそう。

早速注文してみます。



「東京MEAT酒場」のこだわりはなんといっても、麺にあり。

オーナーシェフが経営するレストランの生パスタは、長年改良を続けた自家製の生麺(生きてる麺・イキメン)を使用しているのだそうで、「日本一おいしいミートソース」の麺もオリジナル極太リングイネ(※)で作られています。
※ロングパスタに分類され、スパゲッティを平たく押しつぶした形のもの。他のロングパスタに比べると弾力があり、モチモチした食感が楽しめる。楕円形の太い麺で、ソースとよく絡むため、クリームソースやジェノベーゼソースで食べられることが多いパスタ。


さて、「おいしい食べ方」の指南書を読んで期待に胸を膨らませていると、おまちかねの「日本一おいしいミートソース」が運ばれてきました。

写真に写っているジョッキが気になりますが、ただの水です。
パスタなのに、麺は白くて太い&平べったいので、見た目は本当につけ麺。
このように白くきれいな麺にするためにも、様々な努力をされているんだそうですよ。
まずは指南書通り麺だけで食べてみたいと思います。

何がパスタっぽくないって、見た目の他に、食べ方もフォークでくるくる巻いて食べるのではなく、箸で食べるということ。
用意されていた割り箸ですすってみます。
麺にはバターとチーズを絡めているとのことで、麺だけでも深い味わいを感じます。小麦の香りがしっかりするし、弾力がありモチモチ。
なのに、ツルっとした喉越しで、さすが生パスタ!という感じ。
白い麺の下を掘ってみると、やっと出ました、「日本一おいしいミートソース」。


“すぐ混ぜ禁止!”なので、少しずつ付けて食べてみます。

麺の下で温められたミートソースは、湯気が出るほどアッツアツ。
ソースはトマトの酸味が効いて、その中に赤ワインやひき肉のコク深さを感じます。

店舗で焼いているというミートソースのひき肉は、ゴロゴロと不揃いな食感がお手製感を感じます。
香ばしく、ホロホロッとお肉が柔らかく崩れていく。

冷めずにアツアツのまま食べられるミートソースなので、麺に絡んだチーズが溶けていい感じに絡みます。

麺もモッチリで食べ応え抜群。

少し食べたところで緑のハラペーニョソースを投入すると、舌にピリッ、すっぱ!
な刺激でまた箸がすすむ…。


食事の〆には、ぜひ割り湯ならぬ「割りスープ(トマトスープ)」でいただきましょう。
店員さんに言えば追加料金で持ってきてもらえますよ。

あっさりした割りスープを入れれば、最後はスープパスタに早変わり。

少し冷めてきても、割りスープの投入で、またまた出来立てみたいにアツアツで食べ直しができます。

これまたパスタとは思えない、レンゲを使って最後の一口までスープを味わえました。


「日本一おいしいミートソース」は、追加のメニューも充実。
替え玉、半玉、ソースだけ半分、割りトマトスープ、なんとひきわり納豆まで。
筆者は今回スタンダードでいきましたが、ひきわり納豆試してみたいです!
興味が出てきた方も試してみるといいかもしれません。


おまけで夜の酒場メニュー。
本格イタリアンと和風を組み合わせたメニューが豊富ですね。

麺だけまずシンプルに、ミートソースを絡めてジューシーに、ハラペーニョソースを加えてピリッとスパイシーに、そしてトマトスープで割ってスープパスタにと、ひと皿で4回おいしくいただける「日本一おいしいミートソース」。


パスタ専門店や本格イタリアンって、なかなか敷居が高くて入れないな……と感じる方も多いと思います。
ですが、日本の居酒屋風な店構えなのに、本格的なパスタが食べれるなんてちょっとびっくり。

お客さんに気軽にイタリアンを楽しんでもらいたいと考えるオーナーシェフの想い、麺や食材にこだわる想い。
日本一を名乗る所以はそこにあるのでしょう。



昔から問屋街として庶民に親しまれた浅草橋。
老舗の店舗も多く立ち並ぶ町ですが、浅草橋で本格イタリアンが食べたくなったらぜひここへ。

「日本一のおいしいミートソース」が4度あなたを驚かせてくれるはず。


東京MEAT酒場
住所:東京都台東区浅草橋1-19-2
時間:11:30~22:00
定休日:無
アクセス:JR・都営地下鉄 浅草橋駅より徒歩1分
公式HP



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ライター紹介

くまりら

インタビュアー、ライター

93年生。縁あって、前職では有名少年漫画作品の編集をいくつか担当。 歴史ロマンのあるもの、美味しい食べ物、韓国アイドル、エンタメが好き。
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