【鶯谷】芸能人も行きつけ!これまでの概念を変える老舗洋食屋「グリルビクトリヤ」の名物豚ひれしょうが焼き

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台東区にはレトロな雰囲気が漂う洋食の名店が勢ぞろい。

洋食屋と言えば上野にたくさんあるイメージですが、実はそのお隣の駅、鶯谷駅の周辺にも、数々のメディアで取り上げられた洋食屋さんがあるんです。
しかもそこの名物はしょうが焼き!今まで食べてきたしょうが焼きとは一味も二味も違う、絶品しょうが焼きを紹介します。




多くの芸能人も絶賛のしょうが焼きとは?

とある日曜のお昼前。鶯谷駅周辺をてくてくと散歩していると、とあるお店が目に留まりました。

その名も「グリルビクトリヤ」。「純洋食」と看板に書かれているように、THE・昔ながらの洋食屋さんという外観です。

表通りに面しておらず、住宅街の中に不意に現れるお店です。私もふらふら歩き回っていなければ絶対に見つけられなかったと思います笑。

お店の外にメニュー表が置かれていたので、見てみました。

ハンバーグやエビフライ、カツなど、店構えだけでなくメニューも昔ながらの洋食!これは絶対に美味しい!と確信してお店の中へ。

私が訪れたのは11時20分ごろでしたが、ほぼ満席状態でした。こんなに分かりづらい場所にあるのにお客さんが沢山いるとは驚きです。期待も高まります!

私はカウンター席に座らせていただきました。カウンター席からの眺めはこんな感じです。

テーブル席はこんな感じ。

4人掛けのテーブル席が4つ、2人掛けのテーブルが1つ、カウンター席が4つでした。

店内には、沢山の写真が飾られていました。今までに多くのメディアで取り上げられ、多数の有名人が来店されたそうです。みのもんたさんや林家正蔵さん、寺門ジモンさんといった方々もこちらの生姜焼きを絶賛していたそう。何と、『嵐にしやがれ』でも紹介されたそうです!

お店の中はジャズが流れ、満席状態にもかかわらず落ち着いた雰囲気です。

メニューは沢山あって、迷ってしまいます。
ハンバーグにも惹かれましたが、私が一番気になったのが「名物 豚ひれのしょうが焼き」。

メニューを見たときから、「あれ、しょうが焼きって洋食だっけ?」と気になっていたんです。
しかも私のイメージでは、しょうが焼きは豚の薄切り肉を使うものだったので、「ヒレ肉のしょうが焼き?」と興味が湧きました。

洋食屋さんの作るしょうが焼きはどんなものなのか確かめてみたい!ということで「名物 豚ひれのしょうが焼き」を注文しました。

ちなみに私が訪れたときは、お客さんの約半数がこのしょうが焼きを注文していました。
土日祝日は、プラス200円でドリンクをつけることが出来ますが、平日だと無料でコーヒーまたは紅茶がついてきます。

カウンター席だと目の前が厨房なので、料理を作っている様子を眺めながら待つことが出来ます。

使い込まれたキッチン道具が無造作にひっかけられている厨房は、どこか懐かしい。フライパンからのジュージューと言う音、ご主人がテキパキと料理を作っていく様子を見ているとどんどんお腹が空いてきました…作り置きはせず、注文が入ってから作ってくれますよ。

そして、運ばれてきた生姜焼きがこちら。

皆さんが「しょうが焼き」と聞いてイメージするようなしょうが焼きとは、ずいぶんビジュアルが異なりますよね!どちらかというとステーキみたい。

洋食屋さんが作ると、しょうが焼きもおしゃれに!

結構分厚かったので、「嚙み切れるかな?」と思ったのですが、そんな心配は無用でした。

とっても柔らかくてしっとりしています。厚みがあるのに、中は全くパサついていません。

そして、たっぷりとかかっているこのたれがとても美味しい!一般的な生姜焼きは、甘辛いたれがお肉に絡んでいると思いますが、こちらのたれは一味も二味も違います。

こちらのたれは、甘くないんです。たっぷり入っているすりおろし生姜のぴりっとした辛さが効いた醤油ベースのとろっとしたたれが、お肉にまとわりついています。ちょっと大人の生姜焼きです。

添えられたたっぷりのキャベツにもたれが染みて絶品。脇役のポテトサラダも、イモのホクホク感が残っており、ちょっと酸味の効いた味付けが美味しかったです。

味が濃すぎないので、外食のときによくある「なんかすごく喉が渇く…!」という状態にならない。

ちなみにデザートを頼んでいる方も多かったです。私が訪れた日のデザートはガトーショコラでした。

お客さんはカップルで訪れている方や友人同士で訪れている方、お孫さんと訪れているおばあちゃんや私のようなおひとり様まで。

性別や年代に関係なく愛されているお店だと感じました。

ちなみに私が訪れた日は、11時の開店前にお客さんが3人ほど並んでいたそうです。

お店の方に伺うと、週末はやはり混みあうことが多いとのことでした。席数もそこまで多くはないので、タイミングによっては待つこともあるかもしれません。

ディナータイムにはピザなども楽しむことができるそう。ランチタイムとはまたメニューが異なるそうなので、ぜひ夜にも訪れてみたいです!

洋食屋名物のしょうが焼きを堪能

今まで食べてきたしょうが焼きは何だったのか…とびっくりするほど、とても美味しいしょうが焼きを味わうことができました。多くの有名人に絶賛されているのも納得です。

「しょうが焼きなんてどこのお店でも似たようなもの」と思っている方も、驚くこと間違いなし。

ぜひ「グリルビクトリヤ」で、皆さんの固定観念を覆すしょうが焼きを味わってみてください。

グリルビクトリヤ
住所:東京都台東区根岸3-12-18 博俊ビル 1F
電話:03-3873-4841
営業時間:
11:00~14:00ラストオーダー13:45
17:00~21:00ラストオーダー20:00
定休日:水曜日


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ライター紹介

かくに

フリーライター

出身は北海道。 初めてのひとり旅はクロアチア(初海外)。 方向音痴。 食べることが大好き。 一人ご飯も大好き。 好物はスープカレーと豚の角煮と抹茶。
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