軽井沢の有名カフェが浅草に。エロイーズカフェ。アメリカの朝の顔と言われるエッグベネディクトは、ぜひ食べてみたい

軽井沢の有名カフェが浅草に。エロイーズカフェ。アメリカの朝の顔と言われるエッグベネディクトは、ぜひ食べてみたい
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朝食の間、頭の中で、

イーグルスの

ホテルカリフォルニアが

ずっと流れていた。


軽井沢の有名カフェ、エロイーズカフェが裏浅草にオープンした。

エロイーズカフェでは、アメリカの朝食の定番と言われる「エッグベネディクト」が人気メニューとして有名である。
早速、僕は、大学時代のバンドサークルの女性の友達と休日の朝、寄ってみた。
地下鉄の浅草駅から言問通りに出て左折し、浅草寺病院の近くに、エロイーズカフェはあった。

軽井沢の有名カフェが浅草に。エロイーズカフェ

入口の大きなガラスドアから、店内にまばゆい光が差し込み、穏やかな気が店中に流れていた。

ひとつひとつのテーブル、そしてカウンターには、着物の帯のようなアクセントが彩られていて、色合いも鮮やかだった。

和洋が織りなす独特のインテリアと雰囲気が、都市の近未来カフェのような異空間を創りあげていた。

エロイーズカフェ:店内

「やはりエロイーズカフェに来たら、朝食はエッグベネディクトだね。」
と僕と彼女は目で会話をした。
白のシンプルな服装に身を包んだお店の人が微笑みながら、僕たちの席にそっと歩いてきた。

僕と彼女は、アサイースムージーとエッグベネディクト、アイスコーヒーのセットをオーダーした。

「今でも、イーグルスやボズ・スキャッグズ、聴いている?」
と、僕は久しぶりに会った彼女に話しかけた。

大学のバンドサークル時代、僕たちは、好んで1970~1980年代の、アメリカの西海岸サウンドと言われた曲を演奏した。イーグルス、ドゥビー・ブラザーズ、ボズ・スキャッグズ…。

「もちろん聴いているわ。
10代、20代に聴いた音楽は、一生聴き続けると、誰かが言っていたけど、本当ね。
一生、青春だわ。
私、当時、バンドサークル仲間の本田君とイーグルスのライブに行ったことがあるの。
㊙で付きあっていたのね。
本田君は、ギターがめちゃくちゃうまかったし、絶対にプロのギタリストになると思っていた。
本田君のバンドサークル時代のホテルカリフォルニアのギターソロは今でも忘れられない。」

エッグベネディクト/アサイースムージー

音楽の話しで盛り上がっていると、お店の人がアサイースムージーをシンプルな足取りで運んできた。
ビタミン類、食物繊維が豊富で、スーパーフルーツと呼ばれているアサイーのスムージーである。
一口、飲むと、どこまでも爽やかな味がお口いっぱいに広がる。
スーッとしたのど越し。

アサイーのフルーツの味覚がお口の中でカラフルに踊る。
朝の心地よい空気に、自然に馴染む風味が魅力的だ。
二人で笑顔になっていると、お店の人がグリーンサラダとエッグベネディクトが一緒に盛られた大皿を二つテーブルの真ん中にスーッと置いた。

僕たちは静かに、ナイフとフォークを使って、グリーサラダとエッグベネディクトを細かくカットして器用にお口に運んだ。
柔らかいマフィン、ポーチドエッグと、とろーりとした濃厚なソースの味がお口の中で揺れた。
マフィンに新鮮なポーチドエッグ、その上にまろやかな自家製オランデーズソースがかけられて。卵黄とソースの、そのシンプルな味わいはこころをゆっくりと落着かせ、始まりの朝にまさしくふさわしかった。
今度は、大学時代のバンドサークルのみんなで来たいと思った。

最後のアイスコーヒーを味わう頃、僕の頭の中では、イーグルスのジョー・ウォルシュのギターが、ホテルカリフォルニアを弾きながら、泣いていた。

ELOISE’s Cafe 浅草店
エロイーズカフェ


東京都台東区浅草2-27-10

東京メトロ銀座線浅草駅徒歩12分
都営浅草線浅草駅徒歩12分
東武スカイツリーライン浅草駅徒歩10分
つくばエクスプレス浅草駅徒歩4分

営業時間
7:00-23:00(LO22:30)
※コロナの影響により当面は7:00-15:00(14:30LO)

新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。
ご来店時は事前に店舗にご確認ください。

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