藤原歌劇団が贈る愛憎オペラ2本立て!プッチーニ「妖精ヴィッリ」とマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」

2026年1月末、東京文化会館にて藤原歌劇団が特別公演を開催することをご存じでしょうか?
本記事では、プッチーニの幻想悲劇「妖精ヴィッリ」と、マスカーニの愛憎劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」という、人間の本性に迫る2つの物語を一度に楽しめる贅沢なオペラ公演についてご紹介します。
オペラをまだ体験したことがない方も、この機会にぜひ本記事を参考にしてみてください!

「踊るか、叫ぶか」あなたはどっち派?

近年、生の舞台や音楽に触れる機会が少なくなっている方もいらっしゃるかもしれません。「オペラは少し敷居が高い」と感じる方もいるかもしれませんが、実は人間の愛や嫉妬が渦巻く、非常にドラマティックな物語の宝庫となっています。

そんなオペラの魅力を2作品も一度に味わえる、大変貴重な公演が開催されます。公益財団法人日本オペラ振興会が、2026年1月31日(土)と2月1日(日) に、東京文化会館 大ホールにて藤原歌劇団公演 「妖精ヴィッリ」「カヴァレリア・ルスティカーナ」 を上演するとのことです。

藤原歌劇団公演のオペラ「妖精ヴィッリ」と「カヴァレリア・ルスティカーナ」のポスター。出演者、公演日程、場所などが記載されている。

この2作品は、同じイタリアの作曲家によるものですが、一方は幻想的な悲劇、もう一方は生々しい現実の愛憎劇と、全く異なるテイストが魅力です。まさに「踊るか、叫ぶか」。あなたはどちらの物語に心を揺さぶられるでしょうか。

幻想悲劇か、現実の愛憎劇か

今回の公演は、イタリア近代オペラを代表する二人の作曲家、プッチーニとマスカーニの作品を一度に楽しめる「ダブルビル」という形式です。それぞれのあらすじと見どころを、詳しく見ていきましょう。

G.プッチーニ作曲 「妖精ヴィッリ」

こちらは、若きプッチーニの出世作ともいわれる作品です。物語の舞台は中世ドイツの黒い森となっています。

【あらすじ】
婚約者のロベルトを深く愛する娘アンナ。しかし、遺産相続のために旅立ったロベルトは、都会の誘惑に負けてアンナを裏切ってしまいます。この裏切りに悲しみのあまり、アンナは命を落とし、結婚前に裏切られた乙女の霊「ヴィッリ」となってしまいます。何も知らずに村へ戻ってきたロベルトは、ヴィッリとなったアンナと妖精たちに捕らえられ、死ぬまで踊り続けることになる…という、美しくも恐ろしい復讐劇です。

【聴きどころ】
アンナが歌う「もしも私がお前たちのように小さな花であったのなら」は、彼女の純真さが伝わる美しい一曲です。特に「私のことを忘れないでね」というフレーズは、後の悲劇を思うと胸に迫るものがあります。そして、後半に妖精たちが舞う「魔女の饗宴」の激しいリズムとの対比が、このオペラのドラマを一層引き立てるのも魅力です。

P.マスカーニ作曲 「カヴァレリア・ルスティカーナ」

一方こちらは、シチリアの村で起こる愛と嫉妬の物語です。非常に現実的で、人間の生々しい感情がぶつかり合うのが特徴です。

【あらすじ】
兵役から戻った青年トゥリッドゥ。かつての恋人だったローラは、彼がいない間に別の男性と結婚していました。腹いせに村の娘サントゥッツァと関係を持つトゥリッドゥですが、ローラへの想いを断ち切ることができず、二人は密会を重ねてしまいます。嫉妬に狂ったサントゥッツァは、その事実をローラの夫アルフィオに告げてしまい…。シチリアの熱い血が、悲劇的な結末へと向かわせる物語です。

【聴きどころ】
このオペラで最も有名なのが、静かで美しい「間奏曲」です。テレビやCMなどで耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。激しい人間ドラマの合間に流れるこの旋律が、かえって物語の切なさを際立たせるのも魅力です。ちなみに、決闘の申し込みの合図が「相手の耳たぶを噛む」というのも、シチリア独特の風習だそうで、興味深いポイントとなっています。

チケット情報と嬉しい割引も

公演の詳細は以下のとおりです。特に25歳以下の方に向けた割引チケットは、学生さんなどには嬉しいポイントではないでしょうか。

  • 日時: 2026年1月31日(土)・2月1日(日) 14:00開演 (13:00開場)
  • 場所: 東京文化会館 大ホール
  • 上演時間: 約3時間(休憩含む)

【チケット料金(税込)】
* S席: 20,000円
* A席: 17,000円
* B席: 14,000円
* C席: 11,000円
* D席: 7,000円
* E席: 3,000円

【お得な割引チケット】
* 青春割引: B席~E席を 2,000円 (25歳以下/枚数限定)
* ヤング・フレッシュマンチケット: S席・A席を 半額 (25歳以下/枚数限定)
* 障がい者割引: S席~C席を 20%割引 (要お問い合わせ/枚数限定)

チケットは現在好評発売中とのことです。幻想と現実、二つの強烈な愛の物語を、ぜひ劇場で体験してみてはいかがでしょうか。

●お問い合わせ・予約
日本オペラ振興会チケットセンター
044-819-5550 (平日10:00~18:00)

●公式サイト・チケット購入
座席選択可能なオンライン予約はこちら
公益財団法人日本オペラ振興会 公式サイト

まとめ

本記事では、藤原歌劇団が東京文化会館で開催するオペラ2本立て公演「妖精ヴィッリ」と「カヴァレリア・ルスティカーナ」についてご紹介しました。

対照的ながらも人間の深い感情を描く2つの物語は、オペラ初心者の方から愛好家の方まで、多くの方に楽しんでいただけることでしょう。お得な割引チケットも用意されていますので、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

生の舞台で繰り広げられる情熱的な歌声とドラマは、きっと忘れられない体験となることでしょう。素敵な芸術との出会いの場になるかもしれません。

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