豆かんとは?知る人ぞ知る浅草にある老舗甘味処『梅むら』の和スイーツ
初めまして!下町生まれ、下町育ちのしょうたいむと申します。
幼いころから、家族と一緒に浅草や上野へお出かけしておりました。
台東区で過ごした時間は、気がつけばトータル20年以上経過・・・
地元の人が知る、美味しいグルメ情報を提供できるようにしますので
どうか暖かい目で見守ってください♪
そこで今回は、浅草では知る人ぞ知る、甘味処『梅むら』をご紹介したいと思います。
梅むらってどんなお店?
賑わいを見せる浅草観音の裏にひっそりと構える
1968年創業、50年以上が経つ浅草の老舗甘味処『梅むら』。
赤いのれんに歴史を感じながら、どこかなつかしさを感じる佇まい。
お店の看板メニューである、”豆かん”を発祥した元祖のお店であり、
先代が古くから甘味処専門店として営み、変わらない美味しい豆かんの味を2代目の店主が引き継いでいます。
あの有名マンガ作品「孤独のグルメ」でも紹介されており、老若男女問わず人気があるとのことです。
私は知り合いから情報を聞いておりましたが、そもそも”豆かん”というものが何だか分かりませんでした汗。
落ち着いた雰囲気の店構えに、店内へと足を運ぶとノスタルジックな雰囲気を味わえます。
カウンター席とお座敷のテーブル席となっており、現在は新型コロナウイルスの影響もあり
店内はソーシャルディスタンスのため、パーテーションもしっかりあります♪
着席し、ゆっくりしていると温かいお茶が出てきました。
お水じゃなくて、お茶が出るとちょっとした特別感を感じるのは私だけでしょうか?
豆かんってどんな和スイーツなの?と気になっていたところで!
「ご注文お決まりになりましたら声をかけてください」
と店員さんに言われました。メニューとにらめっこして見てみることに・・・
豆かんメニュー
あんみつ | 600円 |
みつ豆 | 500円 |
豆かんてん(看板メニュー) | 500円 |
あんず あんみつ | 700円 |
あんず みつ豆 | 600円 |
クリームあんみつ | 750円 |
クリームみつ豆 | 650円 |
ところてん | 500円 |
ごぜんしるこ(こしあん・餅入り) | 750円 |
いなかしるこ(つぶあん・餅入り) | 750円 |
ぜんざい(こしあん・餅入り) | 800円 |
メロンソーダ | 400円 |
クリームソーダ | 550円 |
かき氷メニュー
氷しるこ | 650円 |
氷あずき | 650円 |
氷宇治 | 650円 |
氷宇治金時 | 750円 |
氷あんず | 650円 |
氷ミルク | 650円 |
氷いちごミルク | 650円 |
氷いちご | 550円 |
氷メロン | 550円 |
氷スイ(白みつ) | 550円 |
氷豆かんてん | 650円 |
持ち帰り用メニュー
あんみつ | 600円 |
みつ豆 | 500円 |
豆かんてん | 500円 |
ところてん | 500円 |
メニューの多さに迷ってしまいました(笑)
ですが!今回は”豆かん”が気になってお店に来たので、注文したのはもちろん「豆かん 500円」です。
店主が豆かんを用意している間、再度ノスタルジックな雰囲気に魅了されつつ、
店内を見渡してみると気になるものを目にしました。
なんだか面白い名前の作品で、気になってきた私は手持ちのスマホで調べてみました。
どうやらテレビ東京にて深夜に放送された、尾上松也さん主演のドラマのようです。
私は家に帰った後にNet flixで見ましたが、面白い作品でした。(笑)
豆かんとは?
ところで、”豆かん”ってなに?どんなメニューなの?と声が聞こえてきそうなので…
豆かんは、赤えんどう豆と寒天に、あんみつをかけていただく和スイーツでございます!
とてもシンプルですが、暑い夏にもあう和スイーツ、『梅むら』の豆かんを知らないと勿体ないかもしれません…
それでは、いただきます!
まるで黒真珠のような輝きを見せる、ツヤツヤした赤えんどう豆が、寒天を覆いつくしている…
豆から食べてみましたが、ほんのりある塩の味と、甘味が絶妙でとても美味しい!
そして、豆と一緒に寒天をほおばると、すごくさっぱりしてて食べやすいんです。
寒天の清涼感と、豆のほんのりした味わいに、黒あんみつが全てバランスよくマッチしてて美味しい!
とても幸せな気分で食べていたら、あっという間に食べ終わっちゃいました。(笑)
『梅むら』の店主のこだわりで、あんみつの”豆”が硬い!という概念を覆した一品だそうです。
赤えんどう豆なのに豆が黒く、そして柔らかい。訪れたお客さんをたくさん魅了したそう。
(私もその1人)
ヘルシーで健康的、カロリーが気になる方も安心して食べれるので、もう良いことづくしのスイーツではありませんか。
食べたくなった方は、百貨店やデパートなどでも、豆かんが販売されているので買うと思いますが、
ここ『梅むら』の豆かんは、直接お店に行かないと味わうことが出来ないのです!
それもあってか、地元の人をはじめ、日本各地から”豆かん”を求めに『梅むら』へ訪れるのです。
テイクアウト用のメニューもあるので、ご家庭で味わいたい方はぜひ足を運んでテイクアウトしてみてくださいね♪
※注意点
テイクアウトの方は、2時間以内に召し上がることを強く推奨しているとのことです。
どうやら、豆かんはとても繊細とのことで時間が経つと味も変化してしまうんだとか…
まとめ
いかがでしたでしょうか?
昔ながらのお店と雰囲気が色濃く残る町、浅草。
東京でも、心が落ち着く場所を求めているかたは、
ぜひ老舗甘味処の和スイーツに癒されてみてはどうでしょうか!
今回は、「豆かん」を中心にご紹介しましたが、
他のメニューもぜひ味わいに足を運んでみてくださいね。
「浅草寺」の裏側にあるので、観光がてらに行くのもオススメです♪
老舗甘味処『梅むら』
【住所】〒111-0032 東京都台東区浅草3丁目22−12
【営業時間】月曜日から土曜日
12:30~18:30(L.O)19:00閉店
【電話番号】03-3873-6992
【定休日】日曜日
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