上野|芸能人も多数来店したお店の主役は「れんこん」!絶品れんこん料理がメインのお食事処「れんこん」

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いつも大勢の人でにぎわう「アメ横」のすぐ近くに、年代を感じさせる趣あるレストランがあります。
そのお店の名前はなんと「れんこん」!
料理では脇役となりがちなれんこんを堂々のメインにしているお店なんです。

れんこん料理はもちろん、それ以外のメニューも豊富です。

煮物やきんぴらのイメージが強いれんこんがどんな料理に変身しているのでしょうか。

実際にれんこん料理を味わってきたので、早速ご紹介します。

豊富なメニューが魅力の「れんこん」

「れんこん」に到着しました!すぐ近くにアメ横があるとは思えない、趣のある店構えです。

引き戸をガラガラと開けてお店に入ると、予約していた私たちは3階に通されました。

こんな階段を上っていきます。階段わきの壁には、有名人のサインがずらりと!

私たちの席から見た3階店内はこのような感じです。

総席数164席という大きな店内は、個室や半個室など様々なタイプの席があります。

私たちは3人で予約していたのですが、6人掛けのテーブルを用意してくださったのでゆったりとくつろぐことができました。
店内はほぼ満席で、人気ぶりがうかがえます。
家族連れから友人同士まで様々な方が来店していました。土日祝日は、席が2時間制になります。

紙のメニュー表も用意されていますが、基本的に注文はスマートフォンで卓上のQRコードを読み込んで行う形になっています。
立ち上がるまでになかなか時間を要するので、席に着いたらすぐにQRコードを読み込むことをおすすめします。

ドリンクのメニューはこんな感じです。

私と母はあまりお酒が飲めないので、家族揃って「れんこん茶」をオーダーしました。

れんこんを乾燥させ焙煎したお茶だそうです。初めて聞きました!ディナーの時間帯なので、ノンカフェインなのもうれしい。
「れんこん茶のモスコミュール風」や「れんこん焼酎」など、れんこんが使われているドリンクも!レンコンとお酒の組み合わせ、興味をそそりますね。

そしてさらに気になるお食事メニューはこちらです。

れんこん料理ってこんなにバリエーションがあるんだ!と驚きのラインナップ。

れんこん料理以外も豊富です。

こちらは本日のおすすめ料理です。色々なお店が「本日のおすすめ」といった料理を用意していると思いますが、こんなに「本日のおすすめ」の種類が豊富なお店は初めてかもしれません。

食べてみたいものが多すぎて迷いましたが、色々と注文してみました!どんなお料理が運ばれてくるのか、わくわくです。

サラダにメインにデザートまで!絶品れんこん料理を実食        

注文からほどなくして、まずはれんこん茶と、先付けとしてごま豆腐が運ばれてきました。

「ごま豆腐は味付けがされているので、そのままどうぞ」とのこと。
市販のごま豆腐は甘めの味付けのものが多いと思うのですが、こちらのごま豆腐はごまの風味がダイレクトに感じられます。

もっちり食感のごま豆腐にかかっている塩味のたれがまた、美味しさを引き立てています。

れんこん茶は香りがとても良い!飲んでみると香ばしい風味ですが、れんこん感はそこまで強くありません。

次に運ばれてきたのはこちらです。

「体のためのデトックスサラダ」。レタス、トマト、大根、写真では見えづらいですが薄切りのマッシュルームやブロッコリースプラウトも入っています。

そしてトップには薄切りのれんこんと、グラノーラ!サラダにグラノーラは珍しい組み合わせですが、カリカリ食感がアクセントになって美味でした。特製のれんこんドレッシングでいただきます。

ちなみにれんこんドレッシングやれんこん茶は店内で購入することもできるそうなので、気になる方はぜひ!

次に運ばれてきたのはこちら。

「れんこんと帆立の蒸ししんじょ」。蓋を開けてみると…

中はこんな感じです!細切りのシュウマイの皮がひらひらしていて可愛らしい。

中のタネはあっさりしており、れんこんのシャキシャキ感がアクセントになったほっこりする味わい。上に乗ったとびっこのプチプチ感も楽しい。せいろで蒸したてが運ばれてくるのもうれしいですね。

次に到着したのはこちら。

こちらは、なんと「れんこん麺」です!野菜を練りこんだ麺はたくさんありますが、れんこん麵はなかなかお目にかかる機会がないですよね。

麺はコシがあってもちもち。れんこんの味はそこまで強くないです。つるつるっと食べられるのでこれからの季節にぴったりですね。

お次は私が気になっていたこちら。

「れんこんと明太餅の揚げだし」。ネーミングがもう美味しそうですよね。

れんこんのシャキシャキ感に、おもちのモチモチ&トロっと感、明太子の塩気がベストマッチ!お出汁との相性も抜群です。

揚げたての衣がサクサクのときに食べるのも、だしにしっかり衣を浸してから食べるのも美味しい

次に運ばれてきたのは、「本日のおすすめ」の一品。

「谷中生姜の霧島豚巻焼き」です。肉で巻かれている野菜は一見ねぎのようにも見えますが、こちらは静岡県産の谷中生姜なんだそう。私たちが普段目にする生姜と全く違いますよね。

この生姜はどこまで食べられるんだろう?と気になり店員さんに聞いてみると、「食べられるのは肉で巻いている部分くらいまでですね。それより下は、食べられないわけではないんですけど固いので食べられないと思います」とのこと。

たしかに、肉で巻いている部分より下の部位は噛みきれなかったです…生姜のさわやかな辛みとジューシーな豚肉の脂がベストマッチでした。

添えられている味噌をつけるとまた違った味わいが楽しめます。

そして私がれんこん料理以外に気になっていたものがあるんです。それがこちら!

これが何かお分かりでしょうか。ただのから揚げではありません。

なんと、すっぽんの竜田揚げなんです!このお店はメニュー表に「すっぽん」というカテゴリーがあるほど、すっぽんを使ったメニューも豊富。

すっぽんは普段食べる代物ではないので、どんなものなのか気になりチョイスしてみました。すっぽんのお刺身は売り切れだったので竜田揚げを注文することに。

サックサクの衣から現れたのはぷりぷりの皮と身。

クセがなく比較的淡泊な味わいなのでしっかり味付けされたサックサク衣と相性抜群でした。

レモンをかけるとよりさっぱりと食べられます。中に手羽先の骨のような小さな骨があるので食べるときはちょっと注意してください(骨を入れるためのお皿も渡してもらえます)。

さらに「本日のおすすめ」からもう一品。

「蛍いか 辛し酢味噌和え」です。酢味噌はピリッと辛さがあって美味しい。小さい器ですが下にたっぷりホタルイカが入っています。

そして、やっぱりデザートも食べたいよね!ということで甘味も注文。「蓮根餅の冷やしぜんざい」を選びました。

上に載っているレンコンチップスが可愛い!デザートにまでれんこんが使われているとは思ってもみませんでした。そして塩昆布もセットになっています。

たくさんのれんこん料理を満喫でき、大満足でした!

建物がなんと築170年という立派な店構えのお店なので、皆静かに食事をしているのかな…?と思いきや、わいわいと和やかに談笑している人が多かったので、家族と、友人と、恋人と、どんなシチュエーションでも利用できるお店です。

メニュー表を見るだけでも話がはずみます。もちろん料理はどれも絶品。皆さんも上野でディナーの予定があるときは、ぜひ「れんこん」を訪れてみては。

れんこん
住所:東京都台東区上野4-9-1
電話:050-5484-7887
営業時間
月~木:17:00~23:00
金:17:00~23:30
土:16:00~23:30
日・祝日:16:00~23:00

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ライター紹介

かくに

フリーライター

出身は北海道。 初めてのひとり旅はクロアチア(初海外)。 方向音痴。 食べることが大好き。 一人ご飯も大好き。 好物はスープカレーと豚の角煮と抹茶。
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