【浅草】「顔濃い」カレーって?店名のインパクトに負けない美味しさのカレー「kaokoi curry」

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観光地として大人気のスポット、浅草。

浅草寺などがあるエリアはいつもにぎわっていますが、実はそこからちょっと離れた西浅草にも飲食店が所狭しと並んでいるんです。
そんな西浅草でびっくりするような名前のカレー屋さんを発見しました!

その名も「kaokoi curry」。
一体どんなカレーを出しているんでしょうか?




謎のカレー屋さんに潜入!

今回紹介するカレー屋さん「kaokoi curry」は、西浅草のほかに渋谷でも間借り営業しているカレー屋さん。

以前たまたま通りかかったときに気になっていたんです。「kaokoi…かおこい…え、どういうこと?顔濃いってこと?」

これは行くしかない!と思い、先日ついに訪問することができました!

お店は建物の2階にあります。

もしかしてすごく癖の強い店主かもしれない…と恐る恐る2階に上ると…

「いらっしゃいませ!」と明るい声で若い男性が迎えてくださいました。この方が「kaokoi curry」の店主です。癖が強いどころかとても優しい方でした笑

外からは見えないので入りづらいと思われるかもしれませんが、カウンター席があるのでおひとり様でも入りやすいです。
カウンター席が4つと、4人掛けのソファー席が2つあります。

私はカウンター席に座らせていただきました。

私が座ったカウンター席からの眺めです。

何と亀がいます!笑

私が座った席の目の前にはルービックキューブやけん玉などのおもちゃが。

色々なものが置いてあって、店内を見てるだけで楽しい。

ソファー席はこんな感じ。

このお店、店主の方が一人で営業しています。

調理から接客まで全ておひとりでこなしているので、お昼時はとても忙しいそう。

それでも、「自分は欲張りだから調理も接客もしたいし、お客様の反応を直に感じられるのが良い」とおっしゃっていました。

このお店の特徴は、毎週カレーの種類が変わること。1皿で2種類のカレーが楽しめるんです。

何と今まで出してきたカレーは60種類を超えるんだとか!
「毎週メニューを変えるって大変じゃないですか?」と尋ねると「すごく大変です」と笑 

「でもそのおかげで毎週来てくださるお客様もいる」とのことでした。
今週はどんなメニューかな?とわくわくできる、一期一会の楽しみがありますね。

私が訪れた週のメニューはこちら。

サイズはS、M、Lとあるのでどなたでも満足できますね。

今まで同じカレーを出したことがなかったのか尋ねると、好評だったメニューを出したことはあるけれど、調理法や工程を少し変えたものを出している、とのこと。

全く同じものにしないという創意工夫の意欲がすごい…!
ちなみに私が訪れたときのマトンとピーマンのカレーは2回目だそう。

今まででお客さんに人気だったメニューを聞くと、バターチキンカレーやニルギリチキンキーマ(ミントやパクチーを使用している)、インドチーズを使ったカレーなどだと教えてくださいました。

インドはベジタリアンの人が多いため、チーズを使ったカレーも珍しくないんだそう。気になります!こちらのお店のカレーのベースになっているのはインドカレー、特に北インドのカレーだそう。

そして気になる店名ですが…

店主の友人が付けてくださったそう。しかし店主の方に言わせると、そのご友人のほうが顔が濃いんだそうで笑

今でも店名に対する恥ずかしさが抜けないとおっしゃっていました。私の前にお会計を済ませた方も「この店名って…?」とお尋ねしていました笑

実食レポ

さて、そうこうしているうちにカレーが到着しました!

私が訪れた週のメニューは「マトン・ピーマンのカレー(右側)」「里芋、グリンピース、インゲンのカレー(左側)」。美味しそう!早速頂きたいと思います!

まずは「マトン・ピーマンのカレー」から。辛口とのことで、ちょっとドキドキ。


確かに辛口だけど、たっぷり入っている玉ねぎの甘さのおかげで、ただ辛いだけではない、奥深い味わいです。
そしてごろっと入ったマトンは噛むほどに旨味が出てきて美味しい。臭みは全くありません。

そしてもう一つの「里芋、グリンピース、インゲンのカレー」はマイルドでまろやかな味わい。

そういえば里芋が入っているカレーって初めてだったのですが、意外や意外カレーと相性抜群です。

そしてどちらのカレーも全く脂っこくない。
インドカレーは脂っこいというイメージでしたが、こちらのカレーはコクがあるのに胃もたれしません。

ライスのパクチーの爽やかさがまた良いアクセントになっています。ちなみに、パクチーをライスの上に載せても大丈夫か事前に聞いてくださったので、パクチーが苦手な方も安心ですね。

カレーを彩る副菜もとっても美味しい!シャキッとしたキャベツのアチャール、コリコリ食感のゴボウのサブジ、さっぱり爽やかなキャロットクミンラペ。

副菜の食感と味がアクセントになって、どんどんカレーが進みます。

店主の方との会話を楽しみながら、綺麗に完食しました。ごちそうさまでした!




浅草でいつもと違うインドカレーを!

カレーの美味しさはもちろんのこと、お茶目で気さくな店主の人柄も人気の理由なんだろうなぁと感じました。

私が訪れたのは13時半ごろですが、お昼時のピークも過ぎて落ち着いていたのでゆったりと過ごすことができました。

浅草といえば天丼などの和食や食べ歩きスイーツが有名ですが、たまには気分を変えて美味しいカレーを味わってみてはいかがでしょうか。

kaokoi curry
浅草 gypsies caféにて間借り営業
土曜 11:30〜15:00 (ラストオ-ダ-)
日曜 11:30〜17:00 (ラストオ-ダ-)
場所: 東京都台東区西浅草2-23-10 第2島谷ビル2階.


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ライター紹介

かくに

フリーライター

出身は北海道。 初めてのひとり旅はクロアチア(初海外)。 方向音痴。 食べることが大好き。 一人ご飯も大好き。 好物はスープカレーと豚の角煮と抹茶。
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