【7月6日(木)~10日(月)】遂に再開!浅草の下町七夕まつりに行ってみよう

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こんにちは、とくらです。

7月のイベントといえば、やっぱり七夕ですよね。

実家では毎年小さな笹に家族みんなの短冊を結んでいました。

昨年は、出かけた先で見つけた短冊に子どもと一緒にお願いごとを書きましたが、わが子のお願いは「チーズナンが食べたい」でした。

笹に結わえられた思い思いのお願いごとに、願いを言葉にすることって素敵だなと毎年少し気持ちがあたたかくなる行事です。

さて、今回は7月6日(木)~10日(月)にかっぱ橋で行われる「下町七夕まつり」をご紹介します!

下町七夕まつり

引用:第36回 下町七夕まつり公式サイト

新型コロナウイルス感染症の影響により3年間中止となっていた「下町七夕まつり」ですが、今年は遂に開催することが決定しました!

下町七夕まつりは、浅草六区の西から道具街を横切り、上野にかけて1.2kmも続く「かっぱ橋本通り」で毎年催されるおまつりです。 季節を感じる七夕飾り、地元商店の出店、そして音楽や踊りなど様々なパフォーマーが集まります!

下町七夕まつりは1988年から30年以上続く七夕祭りです。

例年、日曜日の夕方まで「阿波踊り」や「佐渡おけさ」の流し踊りが行われ、かっぱ橋本通りではたくさんの踊り手を見ることができます。

また、地元商店会員による模擬店が通りに並び、お祭り気分を盛り上げます!

土日は通りが歩行者専用となるため、安心してお祭りを楽しむことができますよ。

そしてやっぱり、七夕といえば短冊!

商店街各所に笹竹が用意されており、短冊に願い事を記入し自由に結わえることができます。

天の川に願いを届けましょう!

また、このお祭りの目玉である、手作り七夕コンクールでは、商店街会員による手作りの七夕飾りが展示されています。

どれも力作ぞろい!個性豊かな七夕飾りを楽しめます。

第32回 下町七夕まつり 開催日

七夕飾り:2023年年 7月6日(木)~10日(月) メインイベント:2023年7月8日(土)~9日(日)午前10時~午後7時

場所

かっぱ橋本通り(昭和通りから国際通りまでを結ぶ通り) 浅草六区の西、国際通り沿いに、かっぱ橋本通りの浅草側入り口があります。 つくばエクスプレス浅草駅の地上出口のすぐそば

アクセス

JR線 上野駅 徒歩5分

東京メトロ日比谷線 入谷駅 徒歩5分

東京メトロ銀座線 田原町駅・稲荷町駅 徒歩5分

つくばエクスプレス 浅草駅 徒歩3分

七夕とは?

皆さんご存じの通り、七夕は毎年7月7日。 この日は織姫と彦星が1年にたった1度だけ、天の川で会える日だと言われています。

こんなに遠距離恋愛になってしまったのは、もともと働き者であった機織りの織姫と、牛使いの彦星が、結婚したとたんにまるで働かなくなってしまったため、天帝が二人を引き離したからだそう。

どちらも相手しか見えなくなってしまうタイプだったんでしょうね。

引き離された二人は、今度は悲しみのあまり働かなくなってしまい、きちんと働くことを条件にして、年に一度だけ会うことを許されたということです。

それにしても、年に1度だけというのはさすがに厳しすぎるようにも思えますが、その距離感が仲良くし続けるのにはむしろちょうどいいのかもしれません。

※仙台や北海道など、8月7日に七夕を行うところもあります。

そんな七夕の夜、なぜ短冊に願いをしたため、笹に飾るようになったのでしょうか?

これは乞巧奠(きこうでん)という行事に由来しています。

元々は中国の宮中行事で、女性たちが織姫になぞらえて機織りや裁縫の上達を願う行事でした。 今でも機織りだけでなく、書道や芸事の上達を願うそう。 奈良時代に乞巧奠が日本に伝わると、宮中行事の一つとして定着していきました。 伝来当時は貴族たちが庭に祭壇を作り、機織りや裁縫の上達を願ったり、和歌を書いたりとなかなかに雅な行事だったようです。

また、さといもの葉に溜まった夜露を混ぜた墨で願いを書くと叶うとされていました。

この風習が、現在の短冊に願い事を書くという形に変わっていったんですね。

夜露ですった墨を使うというのはなんだか素敵…!

その後、江戸時代には手習い事の願掛けとして一般庶民にも広がりました。

江戸時代の七夕飾りは、現代のように軒下に飾るのではなく、色紙短冊等を付けた葉竹を屋上にたてていたそうです。

実は、この笹に短冊を飾る風習は、夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に因んで江戸時代から始まったもので、日本以外では見られません。

短冊の色にも意味がある!

ところで「たなばたさま」の歌詞にある「五色の短冊、私が書いた~♪」の部分、さらっと聞き流してしまいそうですが、この「五色」にももちろん意味があるのです。

この五色とは、五行説にあてはめた五色で、緑・紅・黄・白・黒。

それぞれの色に「仁・礼・信・義・智」があてはまります。

青・緑が表すものは「仁」、人としての成長を目指すような願い事を書くと良いでしょう。

赤(紅)が表すのは「礼」、祖先や目上の人を敬い、感謝を表すような願い事を書きましょう。

黄色が表すのは「信」、人間関係についてのお願いごとは黄色の短冊が良さそうです。

白は「義」、約束を果たす(寝坊しない、禁煙したいなど)ことについてのお願いには白が良いですね。

黒(紫)は「智」、学業や知識に関するお願いごとを書くと良さそうですね。

今では、厳密に5色の短冊を用意している人は少ないかもしれませんが、なんとなく色にも意味があるということを知っていると、自分のお願いにぴったりの色が選べそうです!

まとめ

昨年まで、東京都では7月7日の天気は5年連続で曇りか雨でした。

今年の7月7日は天の川が綺麗にみられると良いですね。

あなたは七夕の夜何をお願いしますか?

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ライター紹介

とくらじゅん

イラストレーター・ライター

1991年生まれ。下町暮らしのフリーライター・イラストレーター。 妖怪イラスト、育児漫画、ADHDエッセイなどを書いています。
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