大阪・高槻|安満遺跡公園の「土器づくり体験」を親子でレポート!日本文化の学びにおすすめ
「土器」と聞くと、小学校で習った縄文土器や弥生土器の記憶がふと蘇ります。
日常では触れる機会がないものだからこそ、「実際に作ってみたらどんな感じなんだろう?」と興味を持った筆者。
今回は、大阪府高槻市の安満遺跡公園で開催されている「土器づくり体験」に参加してきました。
想像以上に奥深く、大人も子どもも楽しめる内容だったので、詳しくレポートしていきます。
安満遺跡公園について
「土器づくり体験」ができるのは、大阪府高槻市にある「安満(あま)遺跡公園」です。

弥生時代の遺跡が眠る公園で、21.8ha (甲子園球場5個分)もある広大な敷地と、緑豊かな空間が魅力的な場所です。

園内は、西エリア・東エリア・歴史拠点と分かれています。
西エリア
有料遊び場として人気が高い「ボーネルンドプレイヴィル」があります。また、カフェや人工芝・広場などもあり、公園の中心的なエリアです。
他にも、農業用水を利用したせせらぎがあり、水遊びや生きものと触れ合うことができて、自然あそびにも最適です!

週末には、多くのキッチンカーが並んで、マルシェなどのイベントが行われています。毎月さまざまなイベントが開催されるので、何度も訪れたくなるエリアです。
この日は、「ロハツミーツ高槻」という巨大マルシェが開催されていて、たくさんの人が集まっていました。
東エリア
40m×25mの大屋根がある広場は、暑い日でも日陰でゆったりと過ごせます。
イベントも開催されており、最近では、赤外線銃で敵を倒しながら陣地を奪う「フラッグハント」という新しいスポーツの体験会が毎月行われています。
大勢の子どもたちでいつも賑わっている「ふわふわドーム」は、大きい膜状トランポリン!
未就学児エリアと小学生エリアに分かれているため、安心して見守ることができます。
また、ペットショップ「GRASS DOG&CAT」では、トリミングサロンと屋根付きのドックランがあります。さらに、犬の幼稚園が併設されており、しつけやトレーニングだけでなく、お悩み相談もできるペットサービス総合施設です。
歴史拠点
モダンで大きな建物が印象的な「本館」と、貴重な出土品などの展示がされている「展示館」があります。
このエリアには大きな水田があり、古代米を植えて秋に収穫をしています。
田植え前には、泥んこあそびが開催されており、人気イベントのひとつです!
そして、歴史拠点の「体験館」で行われていたのが、今回ご紹介する「土器づくり体験」です。
「土器づくり体験」とは?

こちらの体験館は、歴史体験や工作などができる「歴史体験室」と、イベントやレクリエーションなどができる「多目的スペース」があります。
白を基調とした内装はとても清潔感があり、シンプルな造りは、創造意欲を高めてくれそうでした。

「土器づくり体験」は公園のホームページから予約しました!
枠に空きがあれば、当日飛び入り参加もできるそうです。
土器づくりという珍しい体験と、焼き上がりまでを含めて、参加費500円という手軽さも魅力的です。
今回の参加者は、大人が7割ほどを占めていて、子供は小学生が多かったです。外国人の方々もいました。

体験室の中は、長机と丸椅子が並び、学校の理科実験室のようで、どこか懐かしさを感じる空間でした。
また、前方のホワイトボードには留意点が書かれており、作品例も並べられていたので、とても参考になりました。
最初に、土器に関する知識や、作り方の説明を30分ほど聞いてから、作業開始です!
体験の様子
今回は、土粘土で造形した作品を、約700度の釜で「素焼き」にして完成させる体験でした。
造形の主なポイント!
・粘土の継ぎ目やヒビは指で丁寧につぶす
・パーツを付ける時は、パーツと土台の両方に少し水をつけて押し付ける
・目や口を貫通させるなどして、空気を閉じ込めない
などがありました。

子供たちは、指で穴を開けたり、丸めたり、感触を楽しんでいました!

土粘土は油粘土と違い、少し硬めな手触りですが、水を少し付けながら作業することで扱いやすくなります。
また少し置いておくだけで、すぐに乾いて固まり始めていました。さらに、乾いたら1割ほど大きさが縮むそうです。
子供たちがゆっくり粘土あそびを楽しんでいると、固まり始めてしまうので、大人が声かけしながら、やや早足で造形しました。

息子から「ネコのはにわを作りたい!」との要望があったので、まずは土粘土をネコ型にしました。

次に、目や口を作ることで、空気の逃げ道を作ります。
手のパーツは後から付けたので、継ぎ目は水を少し使いつつ、取り付けました。

穴を開けたり模様を描いたりする時は、串やヘラなどを使うのですが、全て貸してくれるのでとても助かりました。
また他にも、作業台、シート、新聞紙なども全て貸してくれるので、手ぶらで参加できるのが魅力的でした。
完成品と焼き上がり

1時間半の作業時間をフル活用して、はにわを2体完成することができました。
また、作品は何個作ってもいいので、余った土粘土で小物入れや箸置きなどを作り、土粘土を全て使い切りました。
今回造形した土器の受け取りは、2週間後となるため、着払での郵送を希望する場合は、その場で伝票を書いてスタッフに渡します。
筆者は現地で直接受け取る方法にしたので、2週間後、はにわたちを受け取りに、安満遺跡公園へ再訪しました。

こちらが完成した土器です。
空洞が上手く作れていなかったり、後付けのパーツをしっかり押し付けていなかったりすると、釜で焼く間に壊れる可能性があるようです。
我が家のはにわは、無事に完成したのでホッとしました。
中は空洞なので、ライトを入れてランタンにしても可愛らしくなります。
まとめ
今回ご紹介した「土器づくり体験」はいかがでしたか?
粘土あそびの感覚で参加したのですが、初めての土器づくりは想像以上に奥深く、土器づくりの難しさを実感しました。
しかし、スタッフの方々が常に近くにいて、その都度、コツを教えてくださるので、初心者でもスムーズに作ることができました!
また、土器を通して日本の文化に触れることで、昔の人々が器をひとつ作るために多くの手間と時間をかけていたことを実感しました。
さらに、昔の人々の工夫や知恵が積み重なり、今の文化へとつながっていると思うと、とても感慨深かったです。
高槻市方面にお越しの際はぜひ、体験してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
安満遺跡公園
住所:大阪府高槻市八丁畷町12番3号
駐車場:西駐車場152台/東駐車場264台
100円/30分(1日最大料金800円)

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