歴史とロマンあふれる人気のスポット「そういえば台東区って?」歴史×台東区を漫画で学ぶ!Vol.06
台東区って・・・!?
台東という区名の由来は、「台」が上野の高台、「東」は上野台の東に位置する浅草や下谷といった下町をイメージさせる区の地勢から名付けられたもの。
ちなみに区の木は「桜」。
昔から上野・谷中・隅田川など桜の名所がたくさんある台東区。
また、区の花は「朝顔」だそうです。
庶民の花といわれる朝顔は、江戸の昔から御徒町、入谷あたりで多く栽培されてきました。
風情がありますね~
(マンガ&文:前野コトブキ)
●入谷朝顔まつり
台東区の花であり、入谷朝顔まつりをはじめ多くの人に親しまれている「あさがお」。
入谷朝顔まつりは、毎年、七夕の季節に東京都台東区下谷の入谷鬼子母神とその界隈で開催される朝顔祭りです。
60軒の朝顔業者と90軒の露店が並び、毎年3日間で約40万人の人出で賑わいます。
開催場所:入谷鬼子母神内
※JR鶯谷駅南口徒歩3分
※地下鉄入谷駅徒歩1分
開催日程:毎年7月の6日、7日、8日の3日間
令和2年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、開催中止となりましたが、今年は無事に開催されるといいですね。
公式サイト「入谷朝顔まつり(朝顔市)」
●うえの桜まつり
上野公園一帯にはソメイヨシノなどが約800本植えられ、約300mの桜並木が絶景です。開花時には花見客で賑わいます。
約400年前に、寛永寺を創建した天海僧正が吉野山から桜を移植させ、以来、江戸一番の桜の名所と言われてきました。
「花の雲鐘は上野か浅草か」の松尾芭蕉の句に詠われるほどお花見スポットとして有名です。
開催場所:上野恩賜公園
※JR線 上野駅 徒歩3分
※京成線 京成上野駅 徒歩3分
※東京メトロ線 上野駅 徒歩5分
開催日程:令和3年3月19日(金曜日)から4月11日(日曜日)
※桜の開花状況により変更となる可能性があります。